公開日: 2026年6月7日 更新日: 2026年6月9日

32mmカールアイロンおすすめ|ゆる巻き・韓国風を1本でこなすコテの選び方

32mmカールアイロンおすすめ|ゆる巻き・韓国風を1本でこなすコテの選び方

32mmのコテは「迷ったらこれ」と言われるほど定番ですが、いざ選ぼうとすると疑問が出てきます。本当にどんなスタイルにも使えるのか、自分の髪の長さに合うのか、ゆる巻きも韓国風くびれもこの1本でできるのか。32mmが万能とされる理由は、カールの大きさと髪への巻きつけやすさのバランスにあります。ミディアムからロングまで幅広く対応し、内巻きワンカールから波巻きまでスタイルの守備範囲が広いのがその根拠です。ただし、ショートで細かいカールを出したい場面や、ロングでより大きくゆったりした巻きを求める場面では、26mmや38mmに軍配が上がることもあります。32mmの守備範囲を正しくつかんだうえで、自分の髪の長さとなりたいスタイルに合うかどうかを見ていくと、後悔のない一台にたどり着けます。

このページで分かること

  • 32mmが「定番・万能」と言われる根拠と注意すべき境界線
  • 32mmが向く人・立ち止まったほうがいい人の見分け方
  • スタイル別の巻き方マトリックス(難易度・向く長さ・仕上がり印象)
  • パイプ素材・設定温度・カールキープのコツ
  • 価格帯別の早見と、32mmカール機9モデルの比較
おすすめ比較 カールアイロン全径の選び方ガイド カールアイロン(コテ)の選び方を、パイプ径・素材・設定温度・カールの持ちの軸でやさしくまとめました。なりたいスタイル×太さ×髪の長さの3軸マトリックスと、価格帯別の人気10モデル比較まで。仕上がりの感じ方には個人差があります。

32mmコテが「定番・万能」と言われる理由

カールアイロンの径は19mmから40mm超まで幅がありますが、32mmは「最初の1本」として名前が挙がりやすい径です。理由はシンプルで、カールの大きさがちょうどよく、巻ける髪の長さの幅も広いからです。細すぎると巻きがきつくなりすぎ、太すぎると短い髪では形がつかない——そのあいだに位置するのが32mmで、ふんわりとしたゆる巻きからしっかりめのカールまで、巻く時間と設定温度のさじ加減で表情を変えられます。

ミディアムからロングまで対応する汎用性

32mmのパイプに髪を巻きつけたとき、ミディアム(鎖骨あたり)では毛先がくるんと弾むナチュラルなカールになり、ロング(胸下まで)では大きめのゆるウェーブがつくれます。1本の径で「かわいい寄り」と「大人っぽい寄り」の両方に対応できるのは、この守備範囲の広さがあるからです。ボブの毛先ワンカールも、パイプの丸みに毛先を沿わせるだけでつくれるため、短めのミディアムでも使い道がなくなりません。胸下のロングでゆったりとした韓国風ウェーブを出すには、巻く回転数を少なくして設定温度をやや低めにとるだけで対応でき、38mmを持っていなくても雰囲気を出せます。

自然なゆる巻きが出しやすい

32mmのカールは、26mmほどしっかりせず、38mmほどゆるすぎない、ちょうど「巻いた感はあるけれどきつくない」仕上がりになります。カフェやオフィスでも浮かない自然なゆる巻きが出せるので、「巻き髪初心者だけど不自然にはなりたくない」という人に支持されています。パイプが太いぶん一度に巻き込める毛束の幅が広く、ブロッキングの回数を減らせるのも朝の時短になります。細い径で全頭を巻くと30分かかるところが、32mmなら15〜20分でまとまることも珍しくありません。

「迷ったら32mm」の根拠と注意点

美容師がカールアイロンをすすめるとき、髪の長さやなりたいスタイルを聞いたうえで「迷うなら32mmから始めてみては」と言うことが多いのは、上の汎用性があるからです。ただし、万能には境界があります。ショートヘアで根元近くからくっきりした巻きを出したいなら26mm以下のほうがパイプに巻きつけやすく、逆にロングで「ほとんどストレートに見えるくらいの大きなうねり」をつくりたいなら38mmのほうが自然です。32mmは「ミディアム〜ロングで、ゆる巻きからしっかりめカールまでの幅を1本でまかないたい人」にとっての万能であり、すべての髪の長さ・すべてのスタイルに最適という意味ではありません。

32mmが向く人・一歩立ち止まる人

32mmを選んで満足する人と、買ったあとに「違う径にすればよかった」と感じる人の分かれ目は、髪の長さとなりたいスタイルの組み合わせにあります。向き不向きを先につかんでおくと、径選びで後悔しにくくなります。

32mmが向く人

髪の長さがミディアム(鎖骨前後)からロング(胸下あたり)で、ふんわりとしたゆる巻きやナチュラルなウェーブを日常のスタイルにしたい人は、32mmがもっとも守備範囲に合います。柔らかい髪質で細い径だとカールがきつくなりすぎる人にも、32mmの大きめのカールはちょうどいいゆるさになりやすいです。内巻きワンカールを基本にしつつ、たまにミックス巻きや韓国風にアレンジしたい人にも、1本で幅広くこなせる32mmが使い勝手のよい選択になります。「巻き髪は好きだけど、派手になりすぎたくない」人には特に合います。

一歩立ち止まったほうがいい人

ショートヘアやあごラインのボブで、根元近くからくっきりしたカールを出したい人は、32mmではパイプが太くて髪を巻きつける回転数が足りず、形がつきにくいことがあります。こうした場合は26mm以下のほうが向きます。逆に、胸下のロングで「ほとんど巻いていないように見えるゆったりした大きなうねり」がほしい人は、38mmのほうがカールの弧が大きく自然に仕上がります。32mmと26mm・38mmの境界は髪の長さで変わるため、カールアイロン全径の選び方ガイドで太さごとの仕上がり差を見比べると、自分に合う径が見えやすくなります。

26mm・38mmとの境界線

26mmと32mmの分かれ目は「しっかりめの内巻きかゆるめのウェーブか」です。毛先のくるんとした内巻きボブや、顔まわりに強めのカールをつけたいなら26mm、毛先のふんわりカールや全体のゆるウェーブが主役なら32mm。32mmと38mmの分かれ目は「ゆるウェーブか、ほぼストレートに近い大きなうねりか」です。38mmはロングの人が「巻きすぎたくないけれど動きはほしい」ときに活きます。肩につくかつかないかのミディアムなら26mm寄り、鎖骨より下なら32mm、胸下で大きめ巻き中心なら38mmという分け方が、ざっくりした目安になります。

32mmでつくるスタイル別巻き方マトリックス

32mmは汎用性が高いぶん「具体的にどんなスタイルがつくれるのか」が見えにくくなりがちです。巻き方のバリエーションと難易度を並べると、1本の32mmコテでどこまでできるかが具体的に分かります。

スタイル難易度向く髪の長さ仕上がりの印象
内巻きワンカールミディアム〜ロング清楚・きちんと
外ハネボブ〜ミディアムカジュアル・今っぽい
ミックス巻き★★ミディアム〜ロング華やか・立体的
波巻き(ウェーブ)★★★ロングこなれ・ラフ
韓国風くびれ(ヨシンモリ)★★★ロング色っぽ・韓国っぽ
ゆるふわ全体巻き★★ミディアム〜ロング大人ナチュラル

内巻きワンカール|難易度★

毛先だけをパイプに沿わせて内側にくるんと巻く、もっとも基本のスタイルです。巻く回転は半回転から1回転だけなので失敗しにくく、コテを初めて使う人の練習台にもなります。ミディアムの毛先に入れると清楚なまとまり感が出て、ロングに入れると上品な内巻きカールになります。巻く時間は設定温度150〜170℃で5〜7秒が目安。外した直後に手のひらで毛先を受けて冷ますと、カールが落ちにくくなります。オフィスや学校でも浮かない控えめな巻きなので、「巻き髪はしたいけれど目立ちすぎたくない」日に重宝します。

外ハネ|難易度★

毛先を外側にはねさせるスタイルで、肩につく長さのミディアムやボブと相性がよい仕上がりです。パイプの外側に毛先を沿わせて軽くはさみ、外にカールをつけるだけなので手順は内巻きと同じくらいシンプルです。首元でぱっと外にはねる動きがカジュアルで今っぽい印象をつくり、内巻きよりも軽さが出ます。32mmは外ハネの弧が大きめに出るので、さりげない抜け感を足したいときに向きます。毛先だけでなく、耳横あたりから外に流すと、ミディアムでも小顔見えする動きがつくれます。

ミックス巻き|難易度★★

内巻きと外巻きを交互に組み合わせるスタイルで、立体的で華やかな印象になります。顔まわりは外巻き、その後ろは内巻き、さらにその後ろは外巻き——と交互にすると、毛束同士が重なり合って自然なボリュームと動きが生まれます。32mmのカールはゆるめに出るので、交互にしても派手になりすぎず、「頑張って巻きました感」が出にくいのが利点です。コツは、巻く方向を毛束ごとに変えること自体は単純ですが、左右対称に仕上げるには少し慣れが要ります。まずは毛先のワンカールをミックスにするところから始め、慣れたら巻きはじめの位置を上げていくと、段階的にレベルを上げられます。

波巻き(ウェーブ)|難易度★★★

パイプをはさんで内に半回転→外に半回転を繰り返し、S字のウェーブをつくるスタイルです。ロングヘアの全体にかけるとこなれた雰囲気のラフなウェーブが生まれ、ストレートでもコテでもない独特の質感になります。32mmは波の幅がほどよく大きく出るため、細いコテのような「パーマ風のくりくり」にはならず、あくまでゆるい波状のうねりに仕上がります。難しいのは、はさむ位置と回転のリズムを均一に保つことで、途中でリズムが崩れるとS字の幅がまちまちになります。動画で手の動かし方を見てから練習すると、コツがつかみやすくなります。

韓国風くびれ(ヨシンモリ)|難易度★★★

顔まわりにS字のくびれをつくり、毛先は大きく外にはねさせる韓国発のスタイルです。32mmで顔横の髪を外巻き→内巻きの順に巻くと、頬骨あたりにくびれ、あご下にふくらみが出て、色っぽい曲線ができます。ロングのほうがS字の弧が映えるため、胸下くらいの長さがあるとバランスがとりやすくなります。設定温度は160〜180℃で、巻いたあとに手ぐしでほぐしすぎないのが仕上がりの分かれ目です。ほぐしすぎるとくびれの輪郭がぼやけるので、軽く指を通す程度にとどめ、仕上げにオイルを毛先になじませると束感とツヤが出ます。38mmのほうが弧は大きくなりますが、32mmでも巻く回転を控えめにすれば十分に韓国風のシルエットが出せます。

ゆるふわ全体巻き|難易度★★

全体をざっくりと大きめに巻き、手ぐしでほぐして空気感を出すスタイルです。ミックス巻きの応用に近いですが、巻く位置をやや高め(耳あたり)からとり、巻きの方向はランダムに崩すのが特徴です。きっちりした巻きではなく「なんとなくふんわりしている」印象をめざすので、仕上げにワックスやバームを手のひらにうすく伸ばし、毛束をくしゃっとにぎるようにほぐします。32mmの大きめカールは、ほぐしたあとも弧が残りやすく、「巻いたのに自然」という大人ナチュラルな質感がつくれます。朝の支度に余裕がない日は、表面だけざっくり巻いて内側はそのままにする「表面巻き」で時短にもなります。

ℹ️

カールの出方や持ちは、髪質・毛量・ダメージ状態によって個人差があります。同じ32mmでも、細くやわらかい髪はカールがつきやすいぶん取れやすく、太く硬い髪は形がつくまでに時間がかかるぶん持ちはよい傾向です。設定温度と巻き時間を髪質に合わせて調整することで、仕上がりのコントロールがしやすくなります。

パイプ・バレル素材で選ぶ

32mmのコテを比べるとき、径が同じなら次に差が出るのがパイプ(バレル)の素材です。素材によって、髪のすべり、ツヤの出方、熱の伝わり方が変わり、巻き心地と仕上がりに直結します。各メーカーが独自素材をうたっているため横並びの比較はしにくいですが、代表的な素材の傾向をつかんでおくと、カタログの表記が読みやすくなります。

シルクプレート(KINUJO)

KINUJOが採用する独自素材で、なめらかなすべりと髪あたりのやさしさをうたっています。水蒸気爆発を抑える設計とされ、濡れた髪にうっかり当てたときのダメージリスクを軽減すると公式が説明しています。絹女カールアイロン32mm(KC32N)とKINUJO Pro Curl 32mm(KP032)の両方に採用されており、すべりのよいパイプで髪を引っかけにくく、なめらかに巻き取れる使用感が口コミでも挙がっています。髪あたりへの配慮を重視する人に選ばれやすい素材です。

カーボンレイヤープレート(ReFa)

ReFaのカールアイロン プロ / プロ+に採用されている独自素材で、三層構造により髪にやさしくツヤを与えるとうたっています。水・熱・圧のダメージ要因に配慮した設計とされ、巻いたあとのツヤ感に定評があります。パイプのすべりもよく、髪が引っかかりにくいため、巻き慣れていない人でもスムーズに扱えると口コミで評価されています。デザイン性の高さも人気の理由のひとつで、見た目と巻き心地の両方にこだわる人に支持されています。

クレイツイオン加工(クレイツ)

美容師にも知られるクレイツが採用するイオン加工で、うるおいとツヤのバランスをうたっています。エレメアカール32mm(SC-G73310W)に採用されており、サロン品質を家庭用の価格帯で味わえるのが持ち味です。パイプ全体にイオン加工が施されているため、巻いたあとの手触りがなめらかになるとされています。プロ向けブランドの信頼感と手の届きやすい価格の両立で、コスパ重視の人に選ばれています。

セラミック・チタン(汎用素材)

セラミックコーティングとチタンコーティングは、多くのメーカーが採用する汎用的な素材です。セラミックは熱を均一に伝えやすく、すべりのよさが持ち味です。チタンは耐久性が高く、長く使っても表面が劣化しにくいとされています。SALONIAやAretiなどの実用機に多く、独自素材の上位機と比べると素材面でのアピールは控えめですが、日常のゆる巻きには十分な性能を持っています。価格帯が手頃になりやすいぶん、最初の一台やサブ機として選びやすい選択肢です。

設定温度・立ち上がり・機能

パイプの素材と並んで巻き心地を左右するのが、設定温度の幅・立ち上がり時間・付加機能です。32mmに限らず、カールアイロン選びで見落としやすいスペックでもあるので、購入前に押さえておきたいところです。

設定温度の目安|初心者は150〜170℃から

カールアイロンの温度調節は、機種によって100〜220℃の範囲を10℃刻みで選べるものから、3段階切り替えのシンプルなものまでさまざまです。初めてコテを使う人や、髪のダメージが気になる人は、150〜170℃の中温帯から始めると扱いやすい範囲とされています。高温(180〜200℃)は太い髪やカールが取れやすい髪質で、短時間でしっかり形をつけたいときに向きますが、同じ場所に長く当てると負担になりやすいため注意が必要です。低温(100〜140℃)は形がつきにくいぶん、ダメージを抑えたい細い髪や前髪のニュアンスづけに使えます。温度調節の幅が広い機種ほど、髪質やスタイルに合わせた微調整がしやすくなります。

立ち上がり時間

電源を入れてから使える設定温度に達するまでの時間は、機種によって20秒台から数分まで差があります。朝の支度が忙しい人にとっては、立ち上がりの速さは地味ながら毎日の快適さに直結します。KINUJOのシルクプレート採用機は立ち上がりの速さをうたっており、テスコムやSALONIAも比較的早い傾向です。30秒以内に設定温度に達する機種なら、着替えながら待つだけで準備が整います。ただし、メーカーが公称する立ち上がり時間は「100℃到達」の場合もあれば「設定温度到達」の場合もあるため、スペック表の注釈を確認するのが確実です。

はさみ圧・クリップの強さ

カールアイロンのクリップ(髪をはさむ部分)の圧力は、巻きやすさに影響します。クリップが強すぎると髪に跡がつきやすく、弱すぎると巻いている途中で髪が滑り落ちます。上位機のなかにはクリップの圧を調整できる機種もあり、ReFaは「水・熱・圧」の3要因に配慮した設計をうたっています。実際の感触はスペック表だけでは分かりにくいため、口コミで「跡がつかない」「すべりやすい」といった声を参考にすると、自分の髪に合うかどうかのイメージが持ちやすくなります。

自動OFF・海外対応

消し忘れ防止の自動OFFは、ほとんどのカールアイロンに搭載されています。30分〜60分で自動的に電源が切れる設計が一般的で、小さな子どもやペットがいる家庭では安心材料になります。海外対応(100〜240V対応)は、旅行や出張でコテを持っていきたい人に便利な機能です。国内専用機を海外で使うと故障や事故のリスクがあるため、渡航予定がある人は購入前に電圧対応を確認しておくのが安全です。KINUJOやSALONIAの一部機種は海外対応をうたっています。

カールを長持ちさせるコツ

32mmのゆるカールは、しっかりした巻きに比べて時間が経つと落ちやすいのが弱点です。カールの持ちは巻き方だけでなく、巻く前の下準備と巻いたあとの仕上げで大きく変わります。

下準備|ブラッシングとブロッキング

巻く前に髪をしっかり乾かし、ブラッシングで絡まりをほどいておくのが基本です。生乾きのまま高温を当てると、水分が急激に蒸発して髪への負担が増すうえ、カールの持ちも悪くなります。ブロッキング(髪を数ブロックに分けてクリップで留めること)をすると、巻き残しが減り、一束ずつ均一に熱が入るため、仕上がりのムラが出にくくなります。全頭を上下2段、左右で4ブロックに分けるのが最もシンプルな方法です。

冷ます工程が持ちを決める

巻いた直後のカールは熱で柔らかくなっており、ここで触ったりほぐしたりすると形が伸びてしまいます。パイプから外した毛束を手のひらで受け、冷めるまで2〜3秒そのまま保持する——この「冷まし」がカールの定着にもっとも響きます。熱で曲げた髪は冷える瞬間に形が固まるため、冷める前に手ぐしを通すと弧が広がって持ちが落ちます。全体を巻き終えてから一気にほぐすほうが、カールの形が残りやすくなります。

スタイリング剤の使い方

巻く前にヒートプロテクトスプレーを軽く吹きかけておくと、熱による負担を和らげつつカールのベースをつくれます。巻いたあとの仕上げには、キープ力のあるスプレーを30cmほど離して全体にふわっとかけると、カールの形を維持しやすくなります。オイルやバームは、つけすぎるとカールの重みで落ちやすくなるため、毛先を中心にうすく伸ばすのがコツです。32mmのゆるカールは重さに弱いので、軽いテクスチャーのスタイリング剤を選ぶと、ふんわり感を保ったまま一日過ごせます。

32mm特有の「ゆるカールが落ちやすい」対策

32mmはカールの弧が大きいぶん、26mmに比べるとカールが落ちやすい面があります。対策として有効なのは、巻くときに気持ち1回転多く巻いて「少しきつめ」に仕上げておくことです。ほぐしたあとにちょうどいいゆるさになるように逆算して巻くと、夕方まで形が残ります。細くやわらかい髪の人は、毛束を薄めに取って巻き時間を長めにとる(8〜10秒)のも効果的です。「巻いた直後はちょっときつすぎるかな」くらいが、半日後にちょうどいいゆるカールになります。

価格帯別の早見

32mmのカールアイロンは、5,000円以下のエントリー機から30,000円超のハイエンド機まで幅があります。価格が上がるにつれて独自素材の採用、温度調節の細かさ、立ち上がりの速さ、付加機能が充実していく傾向です。

〜5,000円|まず巻いてみたい入門帯

SALONIAのスタンダードシリーズやAreti(アレティ)が代表的な価格帯です。セラミックやチタンの汎用コーティングが中心で、独自素材の上位機に比べるとすべりや仕上がりのツヤで譲る面がありますが、ふんわりウェーブや毛先のワンカールには十分対応します。「コテを使ったことがないから、まず試してみたい」「学生で予算を抑えたい」という人の最初の一台に向きます。

5,000〜15,000円|実用性と価格のバランス帯

クレイツのエレメアカール32mm(実勢6,000〜10,000円前後)やSALONIAスムースシャインカール(実勢13,000円前後)がこの帯に入ります。イオン加工やスムースコーティングなど、素材面でワンランク上の巻き心地が得られ、温度調節の幅も広がります。毎日使うメイン機として長く付き合える実用性と、無理のない価格のバランスがとれた帯です。

15,000〜30,000円|素材と仕上がりにこだわる中〜高価格帯

絹女カールアイロン32mm(実勢18,000円前後)、KINUJO Pro Curl 32mm(実勢28,000円前後)、ReFaカールアイロン プロ+(実勢22,500円前後)、ReFaカールアイロン プロ(実勢25,000円前後)、ヤーマン スムースアイロン フォトイオン カール(実勢22,000円前後)がこの帯です。シルクプレートやカーボンレイヤープレートといった独自素材が採用され、すべり・ツヤ・髪あたりのやさしさに差が出ます。「巻き心地の質感にこだわりたい」「髪への負担をできるだけ抑えたい」人に向きます。

30,000円〜|ハイエンド帯

ヘアビューロン 7D Plus カール 34mm(実勢71,500円)が代表的な機種です。独自のバイオプログラミング技術をうたい、低めの設定温度でも形がつくとされています。価格は突出していますが、「髪をいたわることを最優先にしたい」「高級コテの使い心地を味わいたい」という人に選ばれています。なお、34mmは32mmより2mm太いだけなので、仕上がりの差はわずかです。

32mmカール機 主要モデル比較

在庫から32mmカール機を中心に、径が近い人気モデルをあわせて9機種選びました。各機の持ち味と、向く人の傾向を見ていきます。

絹女カールアイロン 32mm (KC32N)
KINUJO
参考価格 ¥18,700
シルクプレートを定番価格で使いたい人へ
32mmシルクプレートKINUJO

絹女(KINUJO)のカールアイロン32mm(KC32N)で、独自のシルクプレートによるすべりのよさをうたう定番モデルです。旧モデルKC032からボタン操作に変更し、本体約290gへ軽量化された後継機です。プロ仕様のKP032より手の届きやすい価格帯で、シルクプレートの巻き心地を味わいたい人に向きます。設定温度は100〜200℃(10℃刻み・11段階)で髪質に合わせた温度調節がしやすく、AC100〜240V対応で海外でも使えます。約150℃まで約55秒の立ち上がり、自動OFF約60分の安心設計です。

向いている点

  • シルクプレートのなめらかなすべり
  • 約290gの軽さ(旧KC032から軽量化)
  • AC100〜240V海外対応

注意したい点

  • プロ仕様の機能は一部省略
  • 高温時のダメージは髪質次第
PR 楽天/Amazon等のアフィリエイトリンクを含みます
KINUJO Pro Curl 32mm
KINUJO
参考価格 ¥28,000
プロ仕様のすべりと速さで選びたい人へ
32mmシルクプレートプロ仕様

KINUJO Pro Curl 32mm(KP032)で、シルクプレートのプロ仕様版です。サロンユースを前提とした設計で、すべりのよさとグリップを両立するラバーライニングフリッパーが特徴です。設定温度は100〜200℃(10℃刻み・11段階)で、低温での前髪ニュアンスから高温でのしっかりカールまで一台でこなせます。本体約350gと軽量で、約3mのロングコードもサロン品質ならではの仕様です。価格は28,000円とKINUJOシリーズの上位ですが、プロの巻き心地を家庭で求める人にはその差が使い心地に表れます。

向いている点

  • プロ仕様のシルクプレート
  • ラバーライニングフリッパーで毛束を逃しにくい
  • 約350gの軽さとロングコード

注意したい点

  • AC100V国内専用(海外非対応)
  • 価格帯がやや高め
PR 楽天/Amazon等のアフィリエイトリンクを含みます
エレメアカール 32mm
クレイツ
参考価格 ¥6,670
サロン品質をコスパで選びたい人へ
32mmクレイツイオンコスパ

クレイツのエレメアカール32mm(SC-G73310W)で、プレミアムクレイツイオン加工とシリコンラバー加工パイプを採用したモデルです。美容師にも名前が挙がりやすいブランドの巻き心地を、手の届きやすい価格帯で味わえます。設定温度は40〜220℃(20℃刻み・10段階)と比較機種中もっとも幅が広く、低温のニュアンスづけから高温のしっかりカールまで一台でこなせます。本体約285g(コード除く)の軽さとAC100〜240V海外対応も、毎日使うメイン機として便利です。

向いている点

  • 40〜220℃の幅広い温度調節
  • 約285gの軽さ
  • 手頃な価格でサロン品質

注意したい点

  • 独自素材の上位機には譲る面も
  • 20℃刻みで細かい微調整はしにくい
PR 楽天/Amazon等のアフィリエイトリンクを含みます
リファカールアイロン プロ+
ReFa
参考価格 ¥22,500
ツヤ巻きと髪への配慮で選びたい人へ
径が選べるカーボンレイヤーツヤ

ReFaカールアイロン プロ+で、カーボンレイヤープレートを採用した新モデル(2025年10月発売)です。設定温度は80〜180℃の6段階で、プロ(120〜180℃・4段階)より低温域が広がりました。水・熱・圧による髪への負担に配慮した設計で、巻いたあとのツヤ感に定評があります。デュアルヒーターとセンサーによるリアルタイム制御で、均一な熱分布をうたっています。AC100〜240V対応で海外でも使えます。

向いている点

  • 80〜180℃の6段階で低温域が充実
  • ツヤのある仕上がり
  • 複数径から選べる

注意したい点

  • 実勢22,500円前後の高価格帯
  • 約400gとやや重め
PR 楽天/Amazon等のアフィリエイトリンクを含みます
リファカールアイロン プロ
ReFa
参考価格 ¥25,000
ReFaの定番ツヤ巻きで選びたい人へ
径が選べるカーボンレイヤー人気

ReFaカールアイロン プロで、3層構造のカーボンレイヤープレートにより髪にやさしくツヤを与えるとうたう定番の人気モデルです。設定温度は120〜180℃の4段階で、約30秒(120℃到達)の立ち上がり、約375g(コード込み)と扱いやすい重量です。すべりのよいパイプで巻き慣れていない人でも扱いやすく、デザイン性と実用性を兼ね備えたモデルとして口コミでも評価が高い一台です。AC100〜240V海外対応。

向いている点

  • すべりのよいカーボンレイヤープレート
  • 約30秒の立ち上がり
  • 約375gの扱いやすい重量

注意したい点

  • 25,000円の中〜高価格帯
  • 4段階で設定温度の刻みが粗い
PR 楽天/Amazon等のアフィリエイトリンクを含みます
イオンケアでツヤも求める人へ
32mmフォトイオンケア

ヤーマンのスムースアイロン フォトイオン カール(YJHB1N)で、トルマリンプレートとデュアルMCHヒーターを搭載し、保水技術とフォトイオンによるケアをうたうモデルです。設定温度は120〜180℃の4段階で、約18秒(100℃到達)の立ち上がりは比較機種中もっとも速い部類です。本体約310g(コード除く)の軽さとAC100〜240V海外対応で、旅行にも持ち出しやすい設計です。ツヤのある仕上がりを求めつつ、毎日の巻き髪を快適にしたい人に選ばれています。

向いている点

  • 約18秒の高速立ち上がり
  • 保水技術とフォトイオンのケア
  • 約310gの軽さ・海外対応

注意したい点

  • 22,000円のやや高い価格帯
  • 4段階で設定温度の刻みが粗い
PR 楽天/Amazon等のアフィリエイトリンクを含みます
実用性とコスパのバランスで選びたい人へ
32mmスムースシャイン定番

SALONIAのスムースシャインカールヘアアイロン(SAL23106BK)で、SILKYTECHプレートとデュアルイオン(マイナス+プラスイオン)を搭載した実用機です。設定温度は80〜210℃と低温域から高温域まで幅広く、約30秒の立ち上がりで朝の支度にも間に合います。本体369g、AC100〜240V海外対応、自動OFF約30分。毎日の巻き髪にコストを抑えて使いたい人に向き、はじめての一台としても買い替えの定番としても選びやすいモデルです。

向いている点

  • 80〜210℃の幅広い温度調節
  • SILKYTECHプレート+デュアルイオン
  • AC100〜240V海外対応

注意したい点

  • 独自素材の上位機には譲る
  • こだわり派は物足りなさも
PR 楽天/Amazon等のアフィリエイトリンクを含みます
ヘアビューロン
参考価格 ¥71,500
髪を最優先でいたわりたい人へ
34mmバイオプログラミングハイエンド

ヘアビューロン 7D Plus カール34mmで、独自のバイオプログラミング設計により、髪あたりのやさしさをうたうハイエンドモデルです。設定温度40〜180℃と低温域が広く、低めの設定温度でも形をつくりやすいとうたわれています。34mmは32mmより2mm太いだけで仕上がりの差はわずかですが、よりゆるい弧の大きなカールが出ます。価格は突出していますが、髪をいたわることを最優先に考える人に選ばれている一台です。

向いている点

  • 独自設計のハイエンド仕様
  • 低温域が広く髪あたりに配慮
  • 34mmでゆるい大きなカール

注意したい点

  • 価格が突出して高い
  • 約496gとやや重め
カールアイロン 32mm
Areti
参考価格 ¥7,976
いちばん手頃に始めたい人へ
32mm手頃入門

Areti(アレティ)のカールアイロン32mm(i85B)で、高密度セラミックコーティングを採用した入門寄りのモデルです。設定温度は80〜200℃(5℃刻み・24段階)と細かい温度調節ができ、本体約260gは比較機種中もっとも軽量です。マイナスイオン放出機能を備え、AC100〜240V海外対応、自動OFF約15分と安全面にも配慮されています。「まず32mmの巻き心地を体験してみたい」という入り口として無理のない一台です。

向いている点

  • 約260gの最軽量クラス
  • 5℃刻み24段階の温度調節
  • 手頃な価格で始めやすい

注意したい点

  • セラミック汎用素材で上位機には譲る
  • すべり・耐久は価格なり
PR 楽天/Amazon等のアフィリエイトリンクを含みます

9機を見比べてみると、価格が上がるほどシルクプレートやカーボンレイヤープレートなどの独自素材が採用され、すべり・ツヤ・髪あたりの質感に差が出てきます。ただし、毎日のゆる巻きやワンカールが中心なら、中価格帯の実用機でも十分な仕上がりが得られます。巻き心地の質感やツヤに投資したい人は上位機、コスパを重視する人は中〜低価格帯というシンプルな軸で見ると、候補がしぼりやすくなります。気になるモデルがあれば、商品ページで口コミにも目を通すと、自分の髪質やスタイルに近い使用感が見つかるかもしれません。

よくある疑問

32mmのコテ選びで気になりやすい疑問を、編集部の視点でまとめました。カールの出方や持ちの感じ方には個人差があります。

Q32mmで韓国風くびれ(ヨシンモリ)はつくれる?
A

つくれます。顔まわりの髪を外巻き→内巻きの順に巻いてS字のくびれを出し、毛先を外にはねさせるのが基本の手順です。38mmのほうが弧は大きくなりますが、32mmでも巻きの回転を控えめにすれば十分に韓国風のシルエットが出せます。胸下くらいの長さがあるとバランスがとりやすくなります。

Qショートヘアでも32mmは使える?
A

使えますが、根元近くからしっかり巻きたい場合は26mm以下のほうが向きます。32mmはパイプが太いぶん、短い髪だと巻きつける回転数が足りず、毛先にゆるいニュアンスをつける程度にとどまることがあります。ショートの毛先に軽い動きを足す使い方なら32mmでも対応できますが、くっきりしたカールを出したいなら細い径を選ぶのが確実です。

Q32mmと38mmで迷っている。どっちがいい?
A

ゆるウェーブやミックス巻きを楽しみたいなら32mm、ほぼストレートに見えるくらいの大きなうねりやロングの抜け感を出したいなら38mmが向きます。ミディアムの人は32mmのほうが形がつきやすく、胸下以上のロングで「巻きすぎたくないけれど動きはほしい」人は38mmが自然です。迷ったときは、なりたい仕上がりの写真を見て「カールがしっかり見える」なら32mm、「ほとんどストレートに見える大きなうねり」なら38mmと判断すると分かりやすくなります。

Qカールがすぐ取れるのはなぜ?
A

巻いた直後に触りすぎている、設定温度が低すぎる、巻く時間が短い、髪が生乾きのままだった——のいずれかが多い原因です。パイプから外した毛束を手のひらで受けて冷めるまで保持し、全体を巻き終えてからほぐすと、カールの定着が変わります。細くやわらかい髪の人は毛束を薄めに取り、巻き時間を8〜10秒に延ばすと持ちがよくなりやすいです。

Q不器用でもきれいに巻ける?
A

32mmは巻きつけやすく、カールの出方がゆるめなので、多少巻きムラがあっても仕上がりが自然に見えやすい径です。まずは毛先のワンカール(内巻き)から練習し、慣れたら外ハネ→ミックス巻きと段階的にレベルを上げるのがおすすめです。ブロッキングを丁寧にして、一束ずつゆっくり巻けば、不器用さを技術でカバーしやすくなります。

まとめ|32mmコテの選び方

32mmのカールアイロンは、ミディアムからロングの幅広い長さに対応し、内巻きワンカールからミックス巻き、韓国風くびれまで1本でこなせる万能な径です。ただしその万能さは「ミディアム〜ロングで、ゆる巻き〜しっかりめカールの幅をまかないたい人」にとっての万能であり、ショートでくっきりカールを出したい人には26mm以下、ロングでほぼストレートな大きいうねりがほしい人には38mmが向きます。

スタイル別の巻き方マトリックスで見ると、内巻きワンカールと外ハネは難易度★で誰でも始めやすく、ミックス巻きとゆるふわ全体巻きは★★で少し慣れが要り、波巻きと韓国風くびれは★★★でコツをつかむまで練習が必要です。自分がつくりたいスタイルの難易度を先につかんでおくと、「買ったのに使いこなせない」という後悔を防げます。

機種選びは、素材(シルクプレート・カーボンレイヤー・クレイツイオン・セラミック等)と価格帯のバランスで決まります。すべりとツヤにこだわるなら上位機、コスパ重視なら中価格帯の実用機という軸がシンプルです。迷ったときは、なりたいスタイルと自分の髪の長さの交点から径を確認し、使いたい価格帯で候補をしぼると、後悔のない一台にたどり着けます。

おすすめ比較 ヘアアイロン全タイプの比較・選び方へ ヘアアイロンをストレート・カール・2WAYのタイプ別に比較。髪の長さ×仕上がり×ダメージの選び方3軸と価格帯別の傾向、人気10モデルの比較を編集部がまとめました。仕上がりには髪質による個人差があります。

この記事で取り上げた商品