リフトドライヤー HC20
ヤーマンのリフトドライヤー HC20は、髪を乾かすドライヤーに、頭皮や顔まわりへ当てるケア用のヘッドを足した一台です。乾かす時間そのものを、頭皮や肌に手をかける時間にも使いたい、という発想の製品で、同じリフトドライヤーのなかでは、コンパクトな『スマート』に対する据え置きの本格モデルにあたります。
向いているのは、毎日のドライのついでに頭皮や顔まわりへ少し手をかけたい人。反対に、とにかく速く乾けばいい、軽さと持ち運びやすさを最優先したい、という人には噛み合いにくい一台です。
本体は約414gで、ドライヤーとしては軽いほうではありません。電源は国内専用、価格も4万円弱と、気軽に試せる買い物ではない点も先に書いておきます。
このページでは、HC20のリフトヘッドで何ができるのか、軽量な『スマート』とどちらを選べばいいのか、そして価格に納得できるのはどんな人かを順に書いていきます。
どんな商品か
持ち味は二つあります。ひとつは低温で乾かす設計で、高い熱に頼りきらずに乾かすため、髪や頭皮にかかる熱の負担を抑えるとされています(感じ方には個人差があります)。風量は2.2㎥/分で、低温でも乾かす力を確保しようという作りです。
もうひとつが、付属のリフトヘッドです。音波振動に赤色LEDと遠赤外線を組み合わせたアタッチメントで、髪を乾かしたあとに頭皮や顔まわりへ当てる時間を持てます。当てたときの心地よさや手応えの感じ方は人によって差があり、ここに価値を見いだせるかどうかが、この一台の評価の分かれ目になります。
- 型番
- HC-20
- 機能
- 低温速乾+リフトヘッド(音波振動・赤色LED・遠赤外線)
- 風量
- 2.2㎥/分
- 消費電力
- 1200W
- 重量
- 約414g(電源コード含まず)
- 電源
- AC100V 50/60Hz(国内専用)
- コード長
- 約1.8m
- カラー
- ゴールド/ホワイト/グレー
コンパクトな『スマート』とどちらを選ぶか
同じリフトドライヤーで迷いやすいのが、この本格モデルのHC20と、軽量な『スマート』のどちらにするかです。両者は狙いがはっきり違います。
HC20は、リフトヘッドのケアをひと通り使いたい人向けの据え置きモデル。そのぶん本体は約414gと重めで、電源は国内専用です。対するスマートは約395gと軽く海外電圧にも対応するので、旅行や出張に持ち出したい人、ケアより手軽さを取りたい人はそちらが噛み合います。
言い換えると、自宅でじっくりケアの時間まで取りたいならHC20、軽さと持ち運びやすさを優先するならスマート、という住み分けです。何を一番に求めるかを先に決めておくと迷いません。
口コミで評価が分かれやすいところ
この種の一台で意見が割れるのは、リフトヘッドのケア時間に価値を感じられるかという一点に尽きます。
乾かしながら頭皮や顔まわりへ手をかけられる点を気に入る人もいれば、純粋に速く乾かしたいだけの人にとっては、約414gの重さと4万円弱の価格が引っかかる、という受け止めも出やすいところです。低温で乾かせる髪当たりのやさしさを好む人と、大風量で一気に乾かしたい人とでは、合う合わないがはっきり分かれます。
つまり、ドライとケアを一台で兼ねたい人なら肯定側に乗りやすく、速乾だけ・軽さだけを求める人ほど割高に感じやすい。自分がどちらに近いかで、満足度はかなり変わります。
買って後悔しにくい人・見送っていい人
結論から言うと、HC20は「毎日のドライのついでに、頭皮や顔まわりへ手をかける時間も持ちたい人」向けの一台です。逆に、速く乾けばいい・軽さと持ち運びを最優先したい、という人は、ここで決めずに大風量タイプや軽量モデルを見たほうが後悔しません。
魅力は、乾かす工程とリフトヘッドのケアを一台でまとめられること。低温で乾かせるので、髪当たりのやさしさを重視する人にも合いやすい作りです。据え置きで使う前提なら、重さも置いて使う範囲では気になりにくいはずです。
注意したいのは、約414gという重さと国内専用という制約、そして4万円弱の価格です。リフトヘッドを使わずドライヤーとしてだけ使うなら、この価格と重さは持ち味を活かしきれません。海外で使いたい人にも国内専用は引っかかります。
こんな人は買って後悔しにくい
- 毎日のドライにあわせて、頭皮や顔まわりのケアの時間も持ちたい人
- 高温に頼りきらない、低温寄りの髪当たりを好む人
- 自宅で据え置きで使う前提の人
- 美容機器メーカーらしい発想の一台に魅力を感じる人
こんな人は見送っていい
- とにかく速く乾けばいい人 → 大風量に振った速乾モデルのほうが噛み合います
- 軽さと持ち運びやすさを最優先したい人 → 軽量な『スマート』や他の軽量機を検討してください
- 海外でも使いたい人 → HC20は国内専用です
- リフトヘッドを使う予定がない人 → ドライヤー機能だけなら価格に見合いにくいです
まとめ
判断軸はシンプルで、リフトヘッドのケア時間に4万円弱を払う価値を感じられるかどうかです。乾かす工程をケアの時間にも使いたい人なら納得しやすく、速乾と軽さだけを求める人には割高に映る一台です。
使ったことがある方へ
すでにヤーマン リフトドライヤー HC20を使っている方の感想は、これから検討する人にとって何より参考になります。乾かす速さや風の重さ、リフトヘッドの当て心地、続けてみての感じ方など、一行からでもレビュー欄に残していただけるとうれしいです。