一眼レフやミラーレス、ムービーカメラなど、カメラにはさまざまな種類があり、それぞれに異なった特徴があります。
このように多種多様なカメラがある中で近年注目を浴びているのはアクションカメラという種類です。
このカメラは一般的なカメラとは異なり、ハンズフリータイプで使用することができるという特徴があるため、あらゆるシーンにおける使い勝手がとても良いというメリットがあります。
それでは、アクションカメラの特徴や、おすすめアクションカメラ10選をご紹介していきましょう。
購入の前に。アクションカメラについて知っておこう
アクションカメラは一般的なカメラとは仕様も性能も異なりますので、購入前には特徴や性能について大まかに頭に入れておきましょう。
アクションカメラとは
アクションカメラとは、簡単にいうと身体や自転車、バイクなどに取り付けて撮影できる小型のムービーカメラいいます。つまり、ツーリングなどのリアルで迫力のある映像を、乗り物を運転しながら撮影できるとカメラだということです。
アクションカメラの特徴
製品にもよりますが、ほとんどのアクションカメラには以下のような特徴があります。
軽量・コンパクトサイズ
アクションカメラはハンディ撮影も可能ですが、身体や乗り物に取り付けることを全体として製造されているため、全般的に軽量でコンパクトサイズです。
耐水性あり
生活防水だけでなく、製品によっては完全防水で水中の撮影が可能なタイプもあります。生活防水は普段の生活の中でもあったほうが良い機能ですが、撮影中の不意の雨などを考慮するのなら、なるべく完全防水タイプを選んでおくと良いでしょう。
広角レンズでの撮影が可能
カメラに写る範囲を画角といい、撮影するレンズを広角レンズといいます。広角レンズにはこれといった定義がありませんが、ほとんどのアクションカメラには広角レンズが採用されています。
アクションカメラの選び方
アクションカメラを選ぶ際には、最低限以下の点についてチェックしておきましょう。
バッテリーの持続時間
製品によってバッテリーの持続時間が異なります。特に長時間の撮影が多い方は、なるべくバッテリーの持続時間が長い製品を選びましょう。
広角レンズの画角範囲
画角が広いほど広範囲の撮影が可能になりますが、画角が広いと映像ブレが起こりやすくなりますので、より鮮明な映像を撮影したいのならやや狭い画角のレンズを選んでおくと良いでしょう。
機能
アクションカメラの中には4K対応や外部マイク接続可能といった機能付きのタイプがありますが、このようなアクションカメラは高性能カメラに分類されるため、全般的に販売価格が高価です。
製品を選ぶ際には、撮影目的からどの機能が必要なのかをよく考えて、必要な機能が搭載されている製品を選びましょう。
おすすめアクションカメラ10選をご紹介!
それでは、おすすめアクションカメラ10選をご紹介します。
GoPro HERO7 Silver
4K対応で鮮明な映像を撮影できるアクションカメラです。
また、水深10mまで対応できる防水機能付きですので、急な悪天候の中での撮影はもちろんのこと、水中撮影や水しぶきがかかりやすい場所での撮影も安心して行えます。
高性能な割にはお手軽価格、しかも取り扱いやすいというメリットがありますので、初心者の方にもおすすめです。
ニコン(Nikon) アクションカメラ KeyMission 170 BK
超広角170℃レンズ搭載、4Kにも対応した高性能アクションカメラです。
水深10mでは60分の撮影が可能ですので、海中撮影などに適したカメラだといえるでしょう。
コンパクトタイプですが、耐衝撃・耐寒・防塵機能に優れていますので、おすすめ度が高い製品だといえるでしょう。
DJI OSMO Action アクションカメラ
手ブレ補正機能付きアクションカメラで、激しい動きでも鮮明な映像を撮影できます。
明部と暗部をHDR動画で撮影することができるほか、精度が高いくっきりとした静止画の撮影も可能です。
その他、11mの水深に対応、8倍スローモーション撮影機能などの機能付きであるため価格は少々高めです。
しかし、アクションカメラは長く使えるものであるため、購入しておいて損を下と感じることはまずないでしょう。
リコー(RICOH) 360度カメラ THETA SC
360℃の撮影が可能な高性能アクションカメラです。
電源ONからわずか1.5秒ほどで撮影が可能になり、しかも精度が高い映像の撮影が可能というメリットがあります。
薄型・軽量タイプで持ち運びに便利、動画1回の撮影時間は最大5分、バッテリーはLで約63分、Mでは171分、もちろん静止画の撮影も可能です。
APEMANアクションカメラA80
かなり安価な価格で入手できる割には、4Kに対応、40mの水深に対応、170℃広角レンズ搭載というハイレベルな機能付きでおすすめできるアクションカメラです。
こちらの製品は中国性ですので、この点が気になるという方にはあまりおすすめできません。
しかし、安価でハイレベルな機能付きですので、とりあえずアクションカメラが欲しいという方にはイチオシできる製品です。
それでも気になる方は、実際に使用している方の口コミなども確認してから購入を検討してみることをおすすめします。
PanasonicウェアラブルカメラHX-A1H-D
別売の遠赤外線ライトで暗闇での撮影も可能なアクションカメラです。
広角レンズは150℃に対応、最短撮影距離は30㎝となっているため、小動物や生物などの至近距離撮影も可能です。
こちらの製品はすでに生産終了となっていますが、アマゾンなどのショッピングサイトでは取り扱いがありますので、気になる方はチェックしてみると良いでしょう。
ソニーウェアラブルカメラアクションカムHDR-X3000R
ソニーの「ハンディカム」は一性風靡したムービーカメラですが、それに搭載されている空間光学手ブレ補正」機構を新規に開発、搭載したアクションカメラです。
4K撮影やハイスピード撮影も可能、スピードにも強いという特徴があります。
とにかく手ブレしないアクションカメラが欲しいという方にはおすすめしたい製品ですが、価格がやや高額な設定になっていますので、購入をお考えの場合には慎重に検討すべきでしょう。
RICOH防水アクションカメラWG-M2
204℃の超広角レンズ搭載、4Kの解像度を誇る高性能アクションカメラです。
スピードが速いスポーツシーンや、素早く動き回るヘットなどの早い動きにも対応、精度が高い滑らかな撮影を行えます。
20mの水深に対応、耐衝撃は2mというハイスペック仕様な割にはお手軽価格で購入できますので、おすすめ度が高い製品だといえるでしょう。
AKASO V50 Pro アクションカメラ
中国製のアクションカメラです。
2インチタッチスクリーン、4K対応、170℃広角レンズ、30m防水機能など、安価な割には多機能で使いやすいため、とりあえずアクションカメラが欲しいという方には特におすすめできるでしょう。
MUSON(ムソン)アクションカメラ
中国製のアクションカメラです。
中国製というと敬遠する方は多いかもしれませんが、4K高画質、手ブレ補正機能付き、30mの水深に対応、170℃の広角レンズ搭載という機能を確認した限りでは、お買い得な製品として捉えることができるでしょう。
かなり安価なため心配になるかもしれませんが、実際に気ちこみを確認してみると評判は上々、買い損が少ないアクションカメラだということがわかりますよ。
まとめ
カメラは年々進化を遂げ、現在ではあらゆるシーンで活躍するアクションカメラが大人気となっています。
アクションカメラというと高額なイメージを持つ方が多いのですが、今回ご紹介してきたように、アクションカメラはどれもこれも高価ということはなく、安価でも高性能な製品がたくさん出回っています。
これからアクションカメラを購入する方は、今回ご紹介してきた製品も視野に入れて、じっくりと製品選びを行ってみてくださいね。