パナソニック「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA9F」は、本体の電圧切替スイッチで日本と海外の電圧に合わせる、海外対応のナノケアです。温冷リズムやスカルプなど5つのモードを、国内でも海外でも同じ操作で使えます。
EH-NA9Fは海外対応ですが、国内専用のEH-NA9Mと比べると、公称風量が小さく、本体も重くなります。選ぶかどうかは、ナノケアを海外へ持って行く期間があるかどうかで決まります。
結論
- 海外赴任や長期の滞在で、国内でも海外でもナノケアで髪を乾かしたい人は、EH-NA9Fが第一候補。変圧器なしで使え、ヨーロッパなどで使うC-2プラグアダプターも付属します。
- EH-NA9Fの電圧切替は国内だけで使う人には出番がないので、海外へ持って行かない人は、国内専用のEH-NA9Mがおすすめです。同じ価格帯で、風量が大きく、本体も軽くなります。
- 携帯性を最優先する人には、EH-NA9Fより本体の小さい海外対応機が合います。EH-NA9Fは約620gで、本体は高さ22.7cm・幅22.2cmあり、荷物の中でも場所を取ります。
EH-NA9Fの海外での使い方|電圧切替は日本で使う前にも必要
EH-NA9Fは、使う地域の電圧に合わせて、本体の電圧切替スイッチを自分で回す方式です。変圧器は要りません。
気をつけたいのは、出荷時のスイッチが200-240Vに合わせてあることです。買ってすぐ日本で使うときも、先に100-120Vの位置へ切り替えます。
切り替えるときは、電源スイッチをOFFにしてから、鍵の頭などでスイッチを止まるところまで回します。帰国して日本で使う前にも、同じ手順で100-120Vへ戻します。
日本で使っていて温風がぬるく、風も弱いと感じたら、故障を疑う前にスイッチの位置を確かめます。200-240Vのまま使っているときに出る症状です。
プラグは、差し込む国や地域のコンセントの形で準備が変わります。
ホテルの洗面台にあるシェーバー用コンセントでは使えないため、別のコンセントに差し込みます。国内で使うときと同じく、消費電力が1000W以上なので、定格15A以上のコンセントを単独で使います。
AC120VやAC240Vの地域では、風量と温風温度の値が日本で使うときより上がります。AC200Vの地域の値は、日本で使うときと同じです。
渡航先の電圧やプラグの調べ方は、海外対応ドライヤーの選び方の記事で詳しく扱っています。
国内専用のEH-NA9Mとの違いは、電源と風量・重さ
同じナノケアで参考価格が近いEH-NA9Mは、電源がAC100Vだけのモデルです。EH-NA9Fの製品ページでも、パナソニックがこの2機を並べて比べています。
モードの名前で違うのは、室温に合わせて温風の熱さを抑えるインテリジェント温風モードだけです。EH-NA9Mも、風温を自動で制御するスマートセンシングで、暑い時期の温風の熱さを抑えます。
風量と重さの差が出るのは、国内で毎日髪を乾かす時間です。電圧切替スイッチとC-2プラグアダプターは、海外へ持ち出して初めて役に立つ装備です。
旅行用では、他社のマルチボルテージ機より携帯性で不利
参考価格の近い海外対応ドライヤーに、KINUJOのHair Dryer Voyage HW001と、ヤーマンのリフトドライヤー スマートがあります。どちらも100Vから240Vまでを受けるマルチボルテージ機です。
公称風量はEH-NA9Fが1.1㎥/分、KINUJO Voyageが2.1㎥/分、リフトドライヤー スマートが2.2㎥/分です。ただし、メーカーごとに測定条件が異なるため、この数値だけで乾燥速度を比較することはできません。
質量も、ノズルや電源コードを含むかどうかが各社でそろっていないため、表の数値だけで重さを比べることはできません。短期旅行で携帯性を最優先する場合は、本体寸法が約155×50×180mmと小さいKINUJO Voyageも候補になります。
それでもEH-NA9Fを選ぶ理由は、日本で使ってきたナノケアのモードと手順を、そのまま海外の滞在先へ持ち込めることにあります。C-2の地域なら、プラグアダプターを買い足さずに使い始められます。
EH-NA9Fを使った人の口コミ
髪が乾くまでの速さを評価する感想があります。本体の重さや、思ったより大きくかさばる点を気にする声もあります。
スペック(公式値)
まとめ
EH-NA9Fは、ナノケアのモードで髪を乾かす毎日を、日本と海外の両方で続けるためのドライヤーです。変圧器は要らず、C-2の地域なら付属のアダプターで使えます。
使うたびに確かめるのは、地域に合わせた電圧切替スイッチの位置です。日本に戻ったあとも、日本向けの位置へ戻してから使います。
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