公開日: 2026年7月27日

ドライヤーの電気代は1回いくら?10分で約6.2円・月186円と節約のコツ

ドライヤーの電気代は、1,200Wの温風で10分使って約6.2円。毎日1回10分なら1か月(30日)で約186円、1年で約2,263円です(1kWhあたり31円で計算)。1回あたり数円という金額なので、家電のなかでは高い部類には入りません。

ただし、一般的な試算で使われる「1,200W」は、機種や運転モードによって変わります。そこで本記事では、当サイトのデータベースに登録されているドライヤー56機のメーカー公表値を集計し、225〜1,500Wの範囲で計算したうえで、人数・髪の長さ別の月額、下げる方法、買い替えで元が取れるかまでを掲載します。

【広告/PR】本記事にはアフィリエイト広告を含みます。記事内の商品リンクから購入が発生した場合、当サイトに紹介料が支払われることがあります。紹介料の有無だけを理由に、掲載商品や掲載順を決定することはありません。電気料金の単価、計算の前提、集計ルール、価格、情報参照元は記事末尾の注釈にまとめています。

ドライヤーの電気代は1,200W・10分で約6.2円

電気代は次の式で計算できます。

電気代(円)= 消費電力(kW)× 使用時間(h)× 電力量料金単価(円/kWh)

消費電力がW表示なら1,000で割ってkWにします。本記事では、家電製品の電気代表示に使われる目安単価31円/kWh(税込)で計算しています。実際の料金は、契約プラン、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金などによって変わります。

下の表は、強温風1,200W・弱温風600W・冷風35Wを公表する機種を例にした試算です。モード別の消費電力は製品によって異なります。

※表は横にスクロールできます。

モード別消費電力の一例1分5分10分20分30分1時間
温風・強(1,200W)約0.6円約3.1円約6.2円約12.4円約18.6円約37.2円
温風・弱(600W)約0.3円約1.6円約3.1円約6.2円約9.3円約18.6円
冷風(35W)約0.02円約0.1円約0.2円約0.4円約0.5円約1.1円

※弱温風600W・冷風35Wは、それらを公表する特定機種の値を使った計算例です。すべてのドライヤーに当てはまる数値ではありません。ご使用中の機種の値は取扱説明書で確認してください。

強風で1回20分使っても12円台。1回あたりで見れば、缶コーヒー1本より安い水準に収まります。

契約している単価で計算し直す

31円/kWhは家電製品の電気代表示に使われる目安単価で、請求書に載る単価そのものではありません。検針票やマイページに記載された電力量料金単価に置き換えると、ご家庭の実額に近づきます。1,200Wを10分使った場合の目安は次のとおりです。

電力量料金単価1,200Wを10分30日間(毎日10分)1年間
31円/kWh(目安単価)約6.2円約186円約2,263円
35円/kWh約7.0円約210円約2,555円
40円/kWh約8.0円約240円約2,920円

1か月・1年でいくら?髪の長さと人数別の早見表

1回あたりが数円でも、毎日・家族全員となると金額はまとまります。1,200Wの温風で毎日使った場合が下の表です。

1日の使用時間1か月(30日)1年(365日)
5分約93円約1,132円
10分約186円約2,263円
15分約279円約3,395円
20分約372円約4,526円

髪の長さと家族の人数を掛け合わせた1か月の金額は次のとおりです。1人あたりの1回の使用時間から、自分の家庭に近い欄を探してみてください。

1人あたりの使用時間1人2人3人4人
5分(ショート)約93円約186円約279円約372円
10分(ミディアム)約186円約372円約558円約744円
15分(ロング)約279円約558円約837円約1,116円
20分(ロング・毛量多め)約372円約744円約1,116円約1,488円

4人家族でロングヘアが多い家庭なら、1か月で1,000円を超えます。ここまで来ると、1人の使用時間が2分縮むだけで月に数百円変わる計算になります。金額を動かすのは消費電力そのものより、使用時間のほうだと分かります。

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他の家電と比べて高い?1日単位で並べてみる

ドライヤーは「消費電力が大きい家電」に分類されます。ただし電気代を決めるのは消費電力と使用時間の掛け算なので、1時間あたりで並べると実態からずれます。同じ単価で、それぞれの家電を実際に使う時間で計算したものが下の表です。

家電消費電力の想定1日の使用時間の想定1日1か月(30日)
ドライヤー1,200W10分約6.2円約186円
電子レンジ1,000W5分約2.6円約78円
電気ケトル1,250W5分約3.2円約97円
テレビ(液晶)150W4時間約18.6円約558円
冷蔵庫年間300kWh24時間約25.5円約765円
エアコン(冷房)500W8時間約124円約3,720円

※消費電力と使用時間は、比較のために置いた想定値です。機種や使い方によって変わります。

瞬間の消費電力ではドライヤーがエアコンを上回りますが、1日の金額ではエアコンの20分の1です。電気代を下げたい家庭が最初に見るべきはエアコンと冷蔵庫で、ドライヤーは優先度の高い項目ではありません。

ドライヤーは何W?公表仕様56機を集計すると225〜1,500W

ここまでは1,200Wを前提に計算してきました。では実際に売られているドライヤーは何Wなのか。メーカーの公表値をデータベースで集計した結果が下の表です。

集計の条件

  • 対象は2026年7月27日時点で、当サイトのデータベースに登録されたドライヤー121機のうち、メーカーが消費電力を公表している56機です。カラーバリエーションは1機種として数えています。
  • 区分には最大値(温風・強運転時など)を用い、225〜600Wのように幅で示される機種は上限値で分類しました。
  • 海外対応機は国内100V使用時の値で分類しています(テスコムTD565A=800W)。
消費電力機種数該当する機種の例
600W以下3機Areti 純セラミックプレート(225〜600W)/Areti くるくるドライヤー d1710(225〜600W)/シービージャパン POPPO(500W)
601〜1,000W8機クレイツ エレメア ブロードライS(650W)/ルーヴルドー 復元ドライヤー Pro8(650W)/cado baton(約800W)/cado BD-E2(1,000W)
1,001〜1,199W1機ReFa ビューテック ドライヤー SE(1,100W)
1,200W33機テスコム TD105B/パナソニック ナノケア EH-NA0K/ダイソン Supersonic r ほか
1,250〜1,300W6機絹女 KINUJO KH302(1,250W)/コイズミ モンスター KHD-W825(1,300W)
1,400W以上5機クレイツ エレメア ドライS(1,400W)/ヤーマン リフトドライヤー スマート(1,200〜1,500W)

過半数の33機が1,200Wなので、冒頭の計算は多くの家庭に当てはまります。ただし残り23機は1,200Wではなく、最小225W・最大1,500Wと約6.7倍の開きがあります。

1,000W以下の機種は11機ある

「ドライヤーは1,200W」と決めてしまうと見落とすのが、この11機です。1,000Wの機種を10分使った場合は約5.2円、650Wなら約3.4円、500Wなら約2.6円。1,200Wと比べて1回2〜4円下がります。

機種消費電力10分あたり1年(毎日10分)税込参考価格
Areti 純セラミックプレートドライヤー225〜600W約1.2〜3.1円約424〜1,132円¥8,490
シービージャパン POPPO CB-MD01500W約2.6円約943円¥10,413
クレイツ エレメア ブロードライS650W約3.4円約1,226円¥10,780
ルーヴルドー 復元ドライヤー Pro8650W約3.4円約1,226円¥39,600
cado baton スティックドライヤー約800W約4.1円約1,509円¥29,920
cado BD-E2 ヘアドライヤー1,000W約5.2円約1,886円¥29,700

※価格は2026年7月27日時点の税込参考価格です。販売店、カラー、在庫状況により変動します。

ここで注意したいのが、W数が小さい=電気代が安い、とは限らないという点です。600Wの機種で乾かすのに20分かかれば、1,200Wで10分と電力量は同じになります。小さいW数の機種を選ぶなら、乾かし終わるまでの時間が延びないかを一緒に考える必要があります。

高い機種ほど電気を使う、わけではない

もうひとつ、価格と消費電力は連動しません。データベースで最も参考価格が低い1,890円のテスコム TD105Bも、59,000円のダイソン Supersonic rも、167,200円のリュミエリーナ レプロナイザー 107D Plusも、公表消費電力はどれも同じ1,200Wです。

機種税込参考価格消費電力
テスコム TD105B¥1,8901,200W
パナソニック ナノケア EH-NA0K¥34,9671,200W
ダイソン Supersonic Nural Shine¥44,5301,200W
ReFa ビューテック ドライヤー BX¥58,3001,200W
パナソニック ナノケア アルティメイト EH-NC50¥59,9441,200W
リュミエリーナ レプロナイザー 107D Plus¥167,2001,200W

「高級ドライヤーは電気代がかさむのでは」という心配は、公表値で見るかぎり当てはまりません。いずれも公表消費電力は1,200Wなので、同じモードで同じ時間使用する条件では、計算上の電気代は同じになります。

同じ1,200Wでも電気代が変わる|効くのは乾かす時間

消費電力が同じでも、電気代が同じになるとは限りません。乾かし終わるまでの時間が違えば、掛け算の答えが変わるからです。同じ1,200Wの機種で、メーカーが公表している風量を並べたものが下の表です。

機種消費電力風量(測定条件つき)税込参考価格
パナソニック ナノケア アルティメイト EH-NC501,200W0.8㎥/分(風量強)¥59,944
テスコム TD760A1,200WJIS 0.83㎥/分/自社4.1㎥/分の併記¥10,978
テスコム TD105B1,200W1.1㎥/分(DRY時)¥1,890
パナソニック イオニティ EH-NE5C1,200W1.2㎥/分(TURBO時・ノズル装着なし)¥5,090
パナソニック ナノケア EH-NA0K1,200W1.6㎥/分(風量【強】時)¥34,967
サロニア SL-0131,200W2.3㎥/分(TURBO・ノズル装着時)¥5,918
アイリスオーヤマ DCモーター マイナスイオンドライヤー1,200W4.1㎥/分(TURBO・ノズルなし)¥14,080

同じ1,200Wの7機で、公表風量は0.8㎥/分から4.1㎥/分まで並びます。電気代は「消費電力×時間」で決まるため、W数が同じでも、10分で乾く場合と15分かかる場合では金額が1.5倍違う——ここが、電気代を左右する本当の分かれ目です。

この表の数字をそのまま大小比較しないでください

  • 風量の測定方法はメーカーごとに違います。テスコム TD760Aは同じ機種の風量をJIS規格測定で0.83㎥/分、自社測定で4.1㎥/分と両方公表しています。同じ製品でも約5倍変わります。
  • したがって「4.1㎥/分の機種は0.8㎥/分の機種の5倍早く乾く」とは読めません。ノズルの有無、測定距離、モードの条件もそろっていません。
  • 乾かし終わる時間は、髪の量・長さ・タオルドライの程度でも変わります。風量の数値だけで決まるものではありません。

ドライヤーの電気代を下げる8つの使い方

ここまでの計算から分かるとおり、下げ方は「W数を下げる」か「時間を縮める」かの2つだけです。買い替えずに今日から試したい人は、後者にあたる次の8項目から選んでみてください。

1. タオルドライを徹底してから電源を入れる

髪に残った水分が少ないほど、乾かし終わるまでの時間は短くなります。吸水性の高いマイクロファイバー製のタオルを使う、2枚使って拭き取るといった方法があります。こすらず、押さえるように水分を移すのがコツです。

2. 髪を小分けにして根元へ風を通す

毛量が多い場合、表面に風を当てているだけでは内側に届きません。髪を上下や左右に分け、内側の根元にも風が通るようにすると、同じ時間で乾く量が増えます。ドライヤーの吸込口や吹出口をタオルなどでふさがないようにしてください。

3. ヘアドライ手袋を使う

タオル地の手袋で手ぐしを通しながら乾かす方法です。100円ショップでも扱いがあり、片手で水分を拭き取りながら風を当てられます。

4. 根元から乾かす

毛先から乾かすと、根元に残った水分が落ちてきて毛先が再び濡れます。地肌に風を届ける意識で根元から始めると、同じ時間で乾く量が増えます。

5. 髪に近づけすぎず、1か所に当て続けない

吸込口に髪が入らない距離を保ち、根元から毛先へ向けてドライヤーを動かします。1か所に当て続けず小刻みに動かすと、同じ時間で乾く範囲が広がります。推奨する距離は機種によって異なるため、取扱説明書の記載を確認してください。

6. 髪がほぼ乾いたら、仕上げに冷風を使う

冷風モードは温風より消費電力が小さい機種があります。8割方乾いた時点で切り替えれば、残りの数分ぶんの電力量を抑えられます。ただしモード別の消費電力は製品によって異なり、冷風だけで乾かすと時間が延びる場合があります。

7. 強風と弱風を使い分ける

乾かし始めは強風で水分をまとめて飛ばし、仕上げは弱風に落とす。逆に最初から弱風だけで乾かすと時間が延び、合計の電力量はかえって増えることがあります。強風を「短く使う」のが電気代の面では有利です。

8. 湿度の低い場所で乾かす

ドライヤーは周囲の空気を吸い込んで温風として吹き出す構造です。入浴直後の浴室のように湿度が高い場所では、水分が飛びにくくなります。洗面所や居室に移ってから乾かすと時間を縮められます。

1,200Wでブレーカーが落ちるのはなぜ?

電気代とあわせて気になるのが、ドライヤーを使うとブレーカーが落ちる現象です。100Vで1,200Wの機器が流す電流は12A。1,400Wなら14Aになります。

消費電力100Vでの電流同時に使うと上限に近づく組み合わせの例
1,200W約12A電子レンジ(1,000W・約10A)と同時 → 約22A
1,400W約14A電気ケトル(1,250W・約12.5A)と同時 → 約26.5A

家庭内の1回路は15Aまたは20Aで区切られていることが多く、同じ回路にある機器の合計がこれを超えると、その回路のブレーカーが落ちます。契約アンペア全体(30A・40Aなど)を超えた場合は家全体が落ちます。洗面所のコンセントは洗濯機や照明と同じ回路になっていることがあるため、朝の時間帯に集中しやすい組み合わせです。ドライヤーと他の高出力機器は、時間をずらして使ってください。

電気代の安い機種に買い替えると元は取れる?

「省エネのドライヤーに買い替えれば安くなる」と書かれることがありますが、実際の差額を出すと判断しやすくなります。毎日10分・365日使った場合の年間電気代は次のとおりです。

消費電力1回10分1年(毎日10分)1,000W機との差
1,000W約5.2円約1,886円
1,200W約6.2円約2,263円+約377円
1,400W約7.2円約2,640円+約754円

この表で比較した1,000Wと1,400Wを、毎日同じ10分間使用した場合の年間差は約754円です。これは1,000〜1,400Wの比較例であり、市場全体の最大差ではありません。回収年数の目安は「本体価格の差÷年間電気代の差」で計算できます。

本体価格の差年754円で埋めるのにかかる年数
3,000円約4年
10,000円約13年
20,000円約27年
30,000円約40年

1,000W機と1,400W機を毎日10分使う条件では、1万円の価格差を電気代だけで回収するまで約13年、2万円なら約27年です。同じ1台をそれだけ長く使い続ける前提でなければ、差額は電気代では埋まりません。しかも消費電力の低い機種で乾燥時間が延びれば、実際の差はさらに小さくなります。電気代の節約だけを理由に、1万円以上高い機種へ買い替える経済的な理由は見当たりません。買い替えるなら、乾かす時間の短縮、軽さ、仕上がりの好みといった別の理由で選び、電気代は判断材料の一つに留めるのが実際的です。時間の短縮を重視する人は、下の用途別早見表から候補を絞ってみてください。

逆に、今使っている機種の乾燥時間が長くて困っているなら、時間の短縮がそのまま電気代の減少になります。4人家族で1人2分ずつ短くなれば、1日8分ぶんで年間約1,810円。W数の違いでつく差より大きい金額です。

おすすめ比較 ドライヤーのコスパの見極め方|公表仕様で比較する8機と安く買える時期 ドライヤーのコスパを「価格に対して確認できる公表仕様の多さ」で比較。同じ機種でJIS 0.83㎥/分と自社4.1㎥/分が併記される事実を物差しに、4千円台〜3万円台の8機と、型落ち・セールなど安く買える時期の仕組みを掲載します。

ドライヤーの電気代についてよくある質問

Qドライヤーの電気代は1回いくらですか?
A

1,200Wの温風を10分使って約6.2円です(31円/kWhで計算)。5分なら約3.1円、20分なら約12.4円。消費電力が1,000Wの機種なら10分で約5.2円、1,400Wなら約7.2円になります。

Q毎日使うと1か月・1年でいくらになりますか?
A

1人が毎日10分使う場合、1か月(30日)で約186円、1年で約2,263円です。4人家族で全員が10分ずつ使えば1か月で約744円、ロングヘアで20分かかる人が4人なら約1,488円になります。

Q冷風だけで使えば電気代はどのくらい安くなりますか?
A

冷風35Wを公表する機種の例では、10分で約0.2円。同じ機種の温風1,200Wの約34分の1です。ただし冷風だけで乾かすと時間が大幅に延びるため、8割方乾いてから仕上げに切り替える使い方が現実的です。モード別の消費電力は製品によって異なり、非公表の機種もあります。数値は取扱説明書で確認してください。

Q自然乾燥にすれば電気代は浮きますか?
A

浮く金額は1日あたり約6.2円、1年で約2,263円です。この金額と、乾くまでの時間や仕上がりのどちらを取るかで決めてください。金額としては1か月186円で、電気代の総額に占める割合は小さい部類に入ります。

Q消費電力の小さい機種に買い替えると何年で元が取れますか?
A

1,000W機と1,400W機を毎日10分使う条件では年間差が約754円なので、本体価格の差が1万円なら約13年、2万円なら約27年かかる計算です。同じ1台をそれだけ長く使い続ける前提でなければ、電気代だけを理由にした買い替えでは元が取れません。乾かす時間の短縮や軽さなど、別の理由とあわせて検討してください。

Qくるくるドライヤーやスティック型の電気代は違いますか?
A

低めです。Areti くるくるドライヤー d1710は225〜600W、cado batonは約800Wを公表しています。600Wで10分なら約3.1円と、1,200W機の半分です。ただしブロー用途は乾かしながら形を作るため使用時間が長くなりがちで、合計金額は使い方次第になります。

電気代を抑えたい人のドライヤーの選び方|用途別早見表

電気代の観点でドライヤーを選ぶなら、見る場所は3つです。消費電力そのもの、公表されている風量、そして細かく落とせるモードの数。どれを重視したいかで候補が変わります。

こう使いたい候補確認できること・注意点
消費電力そのものを下げたいAreti 純セラミックプレート(225〜600W・¥8,490)1,200W機の半分以下。乾かす時間が延びれば差は縮まります。
公表風量の大きい機種から選びたいアイリスオーヤマ DCモーター(1,200W・4.1㎥/分・¥14,080)風量の測定規格の記載はなく、他社の数値と大小は比べられません。
本体を安く買いたいテスコム TD105B(1,200W・¥1,890)風量は1.1㎥/分(DRY時)の公表。測定条件が各社で異なるため、数値だけで乾く時間は判断できません。
風量表記の根拠まで確認して選びたいテスコム TD760A(1,200W・¥10,978)JIS測定と自社測定の両方を併記。HIGH/LOW×HOT/COOLで細かく落とせます。
冷風・弱風を使い分けて調整したいサロニア SL-013(1,200W・¥5,918)/テスコム TD760Aいずれもモード切替あり。仕上げを冷風に回すと電力量が下がります。
海外でも使いたいテスコム TD565A(100V時800W/120V・240V時1,200W・¥4,400)電圧で消費電力が変わります。国内では800Wで動作します。

※価格は2026年7月27日時点の税込参考価格です。販売店、カラー、在庫状況により変動します。

テスコム TD105B|1,890円で消費電力は1,200W

テスコム ヘアドライヤー TD105B
テスコム
参考価格 ¥1,890
本体価格を最優先したい人へ
1,200W約290g(本体のみ)¥1,890

テスコムのTD105Bは、今回集計した56機のうち確認時点で最も参考価格が低い1,890円ながら、公表消費電力は他の33機と同じ1,200Wです。同じ1,200Wの機種を同じ時間使う条件では、本体価格による電気代の差はありません。風量は1.1㎥/分(DRY時)と公表されていますが、測定条件はメーカーごとに異なるため、この数値だけで乾かす時間は判断できません。

向いている人:初期費用を最小にしたい人

公表値から分かること

  • 1,200Wで10分約6.2円
  • 約290g(本体のみ)と軽い

確認しておきたい点

  • 海外では使えません
PR 楽天/Amazon等のアフィリエイトリンクを含みます

Areti 純セラミックプレートドライヤー|225〜600Wの低消費電力

消費電力そのものを下げたい人へ
225〜600W約202g¥8,490

Aretiの純セラミックプレートドライヤーは、公表消費電力が225〜600Wと、1,200W機の半分以下です。600W運転で10分なら約3.1円。約202g(本体のみ)と軽く、風量は3段階で切り替えられます。実際に乾かす時間は髪の長さ・毛量・風量・温度によって変わるため、消費電力の低さがそのまま電気代の低さになるとは限りません。

向いている人:消費電力の数値そのものを下げたい人、軽さを重視したい人

公表値から分かること

  • 225〜600Wと低い消費電力
  • 約202g(本体のみ)

確認しておきたい点

  • 風量は3段階の記載のみで数値は非公表
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アイリスオーヤマ DCモーター マイナスイオンドライヤー

公表風量の大きい機種を比較したい人へ
1,200W4.1㎥/分¥14,080

アイリスオーヤマのDCモーター機は、風量4.1㎥/分(TURBO・ノズルなし)と約380g(本体のみ)を公表しています。消費電力は1,200Wで標準的なので、電気代を動かす余地は乾かす時間のほうにあります。風量の測定規格の記載はないため、JIS表記の機種と数値の大小を比べることはできません。

向いている人:公表風量の数値と軽さを見比べて選びたい人

公表値から分かること

  • 風量4.1㎥/分(TURBO・ノズルなし)
  • 約380g(本体のみ)

確認しておきたい点

  • 風量の測定規格の記載はありません
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テスコム TD760A|モードを細かく落として使い分ける

風量表記の根拠まで確認したい人へ
1,200WHIGH/LOW×HOT/COOL¥10,978

テスコムのTD760Aは、風量をJIS規格測定0.83㎥/分と自社測定4.1㎥/分の両方で公表する機種です。同じ製品で約5倍違うこの併記が、他社の「大風量」表記を読むときの物差しになります。HIGH/LOWとHOT/COOLの組み合わせで運転を細かく落とせるため、仕上げを冷風に回す使い方がしやすい構成です。

向いている人:温風と冷風を使い分けて電力量を詰めたい人

公表値から分かること

  • JISと自社測定を併記する情報開示
  • HIGH/LOW×HOT/COOLの組み合わせ切替

確認しておきたい点

  • 冷風時の消費電力は非公表
PR 楽天/Amazon等のアフィリエイトリンクを含みます

まとめ|電気代を決めるのはW数と乾かす時間の掛け算

ドライヤーの電気代は1,200Wの温風で1回10分約6.2円、毎日使って1か月約186円、1年で約2,263円(31円/kWhで計算)。1日単位で並べればエアコンの20分の1で、家計の中では小さい項目です。

メーカー公表値を集計した56機では、消費電力は225Wから1,500Wまで開きがあり、過半数の33機が1,200W。そして1,890円の機種も167,200円の機種も同じ1,200Wで、価格と電気代は連動しません。同じ1,200Wの中でも公表風量は0.8〜4.1㎥/分と幅があり、乾き終わるまでの時間が金額を左右します。

下げる方法は「W数を下げる」か「時間を縮める」かの2つ。タオルドライ、髪を小分けにする、根元から乾かす、仕上げの冷風といった使い方は今日から試せます。買い替えは、1,000W機と1,400W機の比較で年約754円ぶんの差にとどまるため、機種は電気代以外の理由で選んでみてください。

注釈・ご確認事項(調査日:2026年7月27日)

電気料金の単価について

本記事の計算は1kWhあたり31円(税込)で統一しています。これは公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が令和4年7月22日に改定した目安単価で、家電製品の電気代表示に使われる値です(2026年7月27日時点の公表値/同協議会のよくある質問)。請求書に記載される単価そのものではありません。実際の料金は、契約している電力会社・料金プラン・使用量の段階のほか、燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金によって変わります。検針票やマイページに記載された電力量料金単価で計算し直すと、ご家庭の実額に近づきます。

計算の前提

電気代は「消費電力(kW)×使用時間(h)×単価(円/kWh)」で算出し、小数第2位を四捨五入しています。1か月は30日、1年は365日として計算しました。消費電力はメーカーが公表する最大値(温風・強運転時など)を用いており、実際の運転では風量や温度の設定によって上下します。表に用いた強温風1,200W・弱温風600W・冷風35Wは、これらを公表する特定機種の値を使った計算例で、すべてのドライヤーに共通する数値ではありません。モード別の消費電力を公表していない機種もあります。他家電との比較表の消費電力と使用時間は、比較のために置いた想定値です。

集計した56機と集計ルール

「56機」は、当サイトのデータベースに登録されたドライヤー121機のうち、メーカーが消費電力を公表している機種の数です(2026年7月27日時点)。集計は各メーカーの公式情報・取扱説明書に記載された公表仕様に基づくもので、当サイトが機器を用いて測定したものではありません。

  • カラーバリエーションは1機種として数えています。
  • 区分には公表されている最大値(温風・強運転時など)を用いています。
  • 225〜600W、1,200〜1,500Wのように幅で公表される機種は、上限値で区分しました。
  • 海外対応機は国内100V使用時の値で区分しています(テスコムTD565A=国内100V時800W/120V・240V時1,200W)。
  • 複数の消費電力を併記する機種(日立HID-T600B=1,200/500Wなど)は、上位モードの値で区分しました。

風量の測定方法はメーカーごとに異なり、JIS規格測定・第三者機関調べ・条件つきの自社測定が混在します。測定条件がそろっていない数値どうしを大小比較することはできないため、表には公表条件を併記しました。公表されていない項目は「非公表」としています。掲載順・掲載機種はアフィリエイト報酬額によるものではなく、市場のすべてを網羅したものでもありません。本記事は髪や頭皮に対する医療・健康効果を評価するものではありません。

価格について

価格は2026年7月27日時点で楽天市場の商品リンク先で確認した税込表示価格です。セール、クーポン、ポイント還元、送料は販売店によって異なります。オープン価格の機種は実売価格が日々変動します。購入時には各販売ページで最新の支払総額を確認してください。

情報参照元

各ページとも取扱説明書をあわせて確認。執筆・確認:TUSHOU編集部/商品情報・価格情報の確認日:2026年7月27日

口コミ評価について

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