パナソニックの「スチーマー ナノケア EH-SA3D」は、温スチームだけを出すコンパクトタイプのフェイススチーマーです。冷ミストや化粧水ミストは付かず、本体にもコースを選ぶボタンはありません。
スチームを当てる時間は、給水タンクに入れる水の量で決まります。目盛りまで水を入れ分ければ、しっかり保湿したいとき、時間がないとき、クレンジングのときの3通りに使い分けられます。毎日使えるか、水道水でよいか、どこに置くかも、買う前に確かめておきたい点です。
結論
- 洗顔後やクレンジングのときに温スチームを当てられれば足りる人で、置き場所と出し入れの手軽さを優先するなら、EH-SA3Dが第一候補です。時間は給水タンクの目盛りで選び、本体の質量は約700gです。
- スチームの量を多くしたい人や、デコルテにも当てたい人は、スキンアクト スチーマー トリプル EH-SB30と比べる価値があります。EH-SB30も温スチームだけのスチーマーで、吹出口が3つあります。
- 温スチームのあとに冷ミストや化粧水ミストも使いたいなら、スキンアクト スチーマー マルチ EH-SB50を選ぶことになります。EH-SA3DとEH-SB30には、どちらのミストもありません。
給水タンクの目盛りで選ぶ3つの使い方
製品ページにある「選べる3つのモード」は、ボタンで切り替えるモードではありません。給水タンクの目盛りのどこまで水を入れるかで、スチームの続く時間が変わります。
電源は、フタを「カチッ」と鳴るまでいちばん上まで開けてから、電源スイッチを入れます。フタを開け切らないと電源は入らず、スチームが出はじめるまで約1分かかります。
顔はフタの先端から20cm以上離して当てます。スチームが止まったら電源スイッチを切り、肌に与えた水分が逃げないうちに、ふだんの化粧水などで整えます。
手や顔をぬらさずに使うタイプのクレンジング剤なら、スチームを当てたあとにティッシュなどで水気を取ってからなじませます。クレンジング剤や化粧品が付いた手でスイッチや給水タンクに触れず、本体に付いたときはふき取ります。
使う回数の目安は、使いはじめが週2〜3回、使いはじめて1か月たってからは1日1回です。回数や時間は肌の様子を見ながら調整し、目安を超えるお手入れはかえって肌によくないとされています。
給水タンクには、精製水か水道水を入れます。水道水も使えますが、水質によっては本体の寿命を短くするため、メーカーは精製水をすすめています。
ミネラルウォーター、地下水、温泉水、アルカリイオン水、化粧水やアロマオイルを混ぜた水などは入れません。
使えない人と、置き場所・片付け
皮膚アレルギーの人、アトピー性皮膚炎の人、温度の感覚が自覚できない人、妊娠中の人などは使えません。敏感肌の人は、医師に相談してから使います。
やけどの原因になるため顔のお手入れ以外には使えず、髪に当てたり、加湿器の代わりにしたりもできません。
本体は平らで固い場所に置き、手に持っては使いません。浴室や洗面台の上には置かず、使い終わったら10分以上冷ましてから、給水タンクと本体内の水を毎回捨てます。
水が残ったままだと、スチームに湯滴が混じって飛んだり、水アカや臭いの原因になったりします。本体内部の水アカを落とす掃除は月1回で、本体の水洗いやつけおき洗いはできません。
電源はAC100Vの日本国内専用で、海外では使えません。持ち運びやすさを生かせるのは、国内の出張や旅行までです。
スキンアクト スチーマー トリプル EH-SB30との違い
EH-SB30も冷ミストと化粧水ミストのない温スチームのスチーマーで、給水量でスチームの時間を調節します。大きく違うのは、吹出口の数と使える部位、本体の大きさです。
使うたびに棚から出して机に置き、冷ましてから片付けるなら、本体の小さいEH-SA3Dのほうが出し入れの負担は軽くなります。
口コミで評価された点と気になった点
操作は、コースを選ぶメニューが無く、水を入れて電源を入れるだけの手順が分かりやすいと評価されています。本体の小ささも、収納場所を取らず、部屋から部屋へ持ち運びやすい点が好まれています。
気になった点として挙がっているのは、吹出口の向きを変えられないことです。顔の高さに合わせるために、座る姿勢を変えたり、本体の下に台を置いたりして使われています。
スチームの当たる範囲は一度に顔全体を覆う広さではなく、顔を少しずつ動かして当てる使い方がされています。
スペック(公式値)
まとめ
EH-SA3Dの使い方は、給水タンクの目盛りに水を入れ分けて時間を決め、フタを開けて電源を入れ、スチームが止まったら電源を切って、化粧水などで整える流れです。コースのボタンが無いぶん、自分で決めるのは水の量と使う回数になります。
使いはじめの1か月は週2〜3回という目安と、使うたびに冷ましてから水を捨てる片付けを受け入れられるかが、この小さなスチーマーを選ぶかどうかの分かれ目です。
販売価格(楽天)¥19800
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