公開日: 2026年6月6日

2WAYヘアアイロンおすすめ|ストレートとカール1台兼用の選び方

2WAYヘアアイロンおすすめ|ストレートとカール1台兼用の選び方

まっすぐも巻きも、一台でこなせたら荷物も置き場所も減らせる——そんな期待で気になるのが、ストレートとカールを兼ねる2WAYヘアアイロンです。ただ、いざ選ぼうとすると、専用機を二台そろえるのと2WAY一台のどちらが幸せなのか、出張や旅行で本当に使えるのか、性能が落ちるならやめたほうがいいのか、迷いどころが次々に出てきます。両方やりたい気持ちと、一台で済ませたい気持ちのあいだで揺れる人は多いものです。

このページでは、2WAYヘアアイロンを「構造・パイプ径とプレート幅・素材・設定温度・安全機能」という見るべき軸から理解し、自分の使い方を基点に「2WAYか、専用機か」を見極める考え方を編集部の視点でまとめました。とくに、メインとサブの使い方と出張頻度から推奨タイプを導く早見は、当サイト独自の切り口です。仕上がりや使い勝手の感じ方には髪質や使い方による個人差があります。スペックの数字を並べる前に、「自分はまっすぐと巻きを、どのくらいの比率で使うのか」を先に決めておくほうが、ぶれずに選べます。

このページで分かること

  • 2WAYの融合構造とメリット・デメリット(重さ・性能差・バネ)
  • V字型・Y字型・独立設計型の違いと「アイロン跡」の理由
  • 使用パターン×推奨タイプの早見(2WAYか専用機かに結論)
  • 径・プレート幅・素材・設定温度・安全機能の見方
  • 価格帯別の早見と、在庫の2WAY実機の比較
おすすめ比較 ヘアアイロンの比較・選び方ガイド ヘアアイロンをストレート・カール・2WAYのタイプ別に比較。髪の長さ×仕上がり×ダメージの選び方3軸と価格帯別の傾向、人気10モデルの比較を編集部がまとめました。仕上がりには髪質による個人差があります。

2WAYヘアアイロンの基本|パイプとプレートの融合構造

2WAYヘアアイロンは、ストレートアイロンのように髪をはさんで滑らせる平らなプレートと、カールアイロンのように髪を巻きつける丸みを、一本のボディに同居させた道具です。多くは、外側が丸いパイプ状になっていて、内側に平らなプレートを備え、はさめばストレート、外側に巻きつければカール、というように一台で二役をこなします。まずはこの「融合させた構造ゆえの強みと弱み」をつかんでおくと、専用機との比較で迷いにくくなります。

メリット|省スペース・コスト・旅行で身軽に

2WAYの最大の強みは、一台でまっすぐも巻きもこなせる身軽さです。専用機を二台持つよりも収納場所を取らず、初期費用も抑えやすく、コンセントまわりもすっきりします。とくに出張や旅行では、荷物を一本に減らせるのが大きな利点で、海外対応の機種なら滞在先でもそのまま使えます。「毎日まっすぐ、休日だけ軽く巻く」「ふだんはストレート、気分でニュアンスを足す」くらいの使い方なら、一台で日常のスタイリングをほぼまかなえます。はじめてアイロンを買う人が、まっすぐと巻きの両方を試しながら好みを見つける入り口としても向きます。

デメリット|重さ・専用機との性能差・バネの強さ

一方、二役を一本に詰め込むぶん、割り切りも生まれます。まず、構造が複雑になりがちで、本体がやや重く太くなる機種もあり、長時間の細かい操作では手が疲れやすいことがあります。次に、ストレートの伸ばす力やカールの巻きやすさは、それぞれの専用機に一歩譲る場面があります。さらに、はさむためのバネ(クリップの圧)が専用機より弱めの設計だと、毛束をしっかりはさみきれず、まっすぐの仕上がりが甘く感じられることもあります。これらは欠点というより「両立のための割り切り」で、どこを妥協できるかが選ぶ分かれ目になります。

「一台で全部」の限界を知っておく

2WAYは万能の魔法の杖ではありません。くせを根元からぐいと伸ばしたい剛毛の人や、しっかりした巻き髪を毎日つくり込みたい人にとっては、専用機の力強さや扱いやすさが恋しくなることがあります。逆に、まっすぐと巻きをどちらも「ほどほど」に楽しみたい人や、頻度がそこまで高くない人には、一台の身軽さが満足度に直結します。つまり、2WAYが向くかどうかは性能の優劣ではなく、自分の使い方の比率と頻度しだいです。この見極めを、のちほど使用パターンの早見で具体的に掘り下げます。

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仕上がりや使い勝手は、髪質・髪の長さ・使い方によって変わります。同じ2WAYでも、細い髪・太い髪、毛量の多い少ないで感じ方が違うのは自然なことです。構造・径とプレート幅・素材・設定温度の幅はそれぞれ独立した軸なので、一つずつ自分の使い方に当てはめると、候補がしぼれていきます。「一台で済むから」だけで決めず、自分が本当にまっすぐと巻きの両方を使うのかを正直に見積もると、買ったあとの満足度が変わります。

構造で選ぶ|V字型・Y字型・独立設計型

2WAYは見た目が似ていても、プレートとパイプの組み合わせ方で操作感がかなり変わります。テスコムなどが構造をくわしく説明しているとおり、大きくはV字型・Y字型・独立設計型に分けて捉えると、自分に合うタイプが見えてきます。構造の違いは、巻きやすさ・はさむ力・アイロン跡のつきにくさに直結するため、素材や価格より先に押さえておきたいところです。

V字型|取り回しのよさで巻きやすい

V字型は、二枚のプレートやパイプが左右に開く角度を持ち、髪を巻きつけるときに毛束が逃げにくく、カールの取り回しがよいとされる構造です。巻き髪を中心に楽しみたい人や、手首の返しで毛先のニュアンスをつくりたい人になじみます。プレートが少し傾いて髪に沿うフローティング機構を備えた機種もあり、髪あたりをやわらげながら滑らせやすいのが持ち味です。ストレートも問題なくこなせますが、強いくせを根元から伸ばす力よりも、巻きと毛先づくりの自由度に強みが出やすいタイプです。

Y字型|はさむ圧が強くまっすぐ向き

Y字型は、二枚のプレートがまっすぐ閉じてしっかりはさみ込む構造で、ストレートの伸ばす力に強みが出やすいタイプです。毛束をぐっとはさんで滑らせられるため、くせ伸ばしや前髪の収まりを重視する人に向きます。巻きもこなせますが、はさむ圧が強いぶん、巻きつけ時に毛先を逃がす動きには少し慣れが要ります。まっすぐ中心で、ときどき毛先をワンカールする、という使い方の人が選びやすい構造です。

独立設計型|上位ラインの両立志向

独立設計型は、ストレート面とカール面が互いに干渉しないよう設計された、上位ラインに見られる考え方です。絹女(KINUJO)やクレイツの上位2WAYなどがこの方向をうたっており、まっすぐも巻きも専用機に近い感覚で使えることを目指しています。価格は高めですが、両方をしっかり使い込みたい人にとっては、割り切りの少なさが投資する価値につながりやすいタイプです。これらは在庫の都合で本ページの実機比較には含めていませんが、両立志向の上位機を探すなら覚えておきたい選択肢です。

「アイロン跡(はさみあと)」がつく構造的な理由

2WAYでカールをつくると、クリップやプレートのふちが髪に当たり、直線的な跡(アイロン跡・はさみあと)が残ることがあります。これは、はさむための面と巻くための面が一本に同居している構造上、巻きつけ時にプレートのエッジが髪に触れやすいために起こりやすいとされています。跡を避けるには、毛先を強くはさみすぎないこと、巻く前に毛先を軽く逃がすこと、そして取り回しのよいV字型やフローティング機構の機種を選ぶことが助けになります。専用のカールアイロンに比べると跡は出やすい傾向があるため、巻きの仕上がりの自然さを最優先するなら、この点は割り切りとして見込んでおくのが現実的です。

使用パターン×推奨タイプ|2WAYか専用機かの早見

2WAY選びで最大の迷いは「2WAYにするか、専用機を二台にするか」です。多くの記事は2WAYの良し悪しを語るだけで、結局どちらを選ぶべきかには踏み込みません。そこで当サイトでは、メインの使い方とサブの使い方、そして出張・旅行の頻度を組み合わせて、推奨タイプを一目で導ける早見を用意しました。自分の使い方にいちばん近いパターンが見つかると、進む方向が定まります。あくまで一般的な相性の目安で、実際の満足度は髪質や使い方で変わります。

メインの使い方サブの使い方出張頻度向いている選択
ストレート中心ほぼ使わないストレート専用機
カール中心ほぼ使わないカール専用機
ストレート中心カール(前髪のみ)ストレート専用+別途、または2WAY単独
カール中心ストレート(毛先のみ)カール専用+部分2WAY、または2WAY単独
両方ガッツリ専用機2台が理想
両方たまに中〜高2WAY(独立設計型)
ポイント使いのみコンパクト2WAY

専用機が向くパターン

まっすぐ中心でほとんど巻かない人は、くせ伸ばしの力で勝るストレート専用機が素直に向きます。逆に、巻き中心でまっすぐはほぼ使わない人は、巻きやすさで勝るカール専用機が快適です。そして、まっすぐも巻きも毎日しっかりつくり込みたい人は、二役を割り切らずに済む専用機を二台そろえるのが理想に近づきます。どれも「片方の完成度を妥協したくない」人の選び方で、置き場所や予算に余裕があるなら、専用機の安心感は日々の満足度に効いてきます。

2WAYが活きるパターン

2WAYの身軽さがいちばん活きるのは、まっすぐも巻きも「たまに、ほどほど」に使い、出張や旅行で持ち運ぶ機会が多い人です。荷物を一本に減らせる価値が、専用機との性能差をうわまわりやすくなります。この層には、両立の割り切りが少ない独立設計型の上位2WAYが噛み合います。また、前髪や毛先だけのポイント使いが中心なら、軽くて取り回しのよいコンパクトな2WAYで十分なことが多く、サブ機として一本持っておくと出先での直しに重宝します。「まっすぐ中心だけれど前髪は巻きたい」「巻き中心だけれど毛先はまっすぐにしたい」という二刀流の人も、頻度が高くなければ2WAY一台で日常をまかなえます。

具体的に当てはめてみます。「平日はまっすぐ、休日に毛先を軽く巻くだけ・月に数回の出張あり」という人なら、海外対応の2WAY一台が荷物も置き場所も減らせて噛み合います。「毎朝しっかり巻いて、雨の日だけ前髪をまっすぐ」という巻き中心の人は、カール専用機を主役に、部分用の小さな2WAYを足すと無理がありません。「まっすぐも巻きも毎日つくり込む・自宅メイン」という人は、二役の割り切りが満足度を下げやすいので、専用機の二台持ちか、独立設計型の上位2WAYに絞るのが現実的です。出張頻度の欄は、持ち運びの機会が増えるほど一台にまとめる価値が上がる、という重みづけで見ると、自分に近いパターンが定まります。迷いの正体はたいてい「どちらをどれだけ使うか」が決まっていないことなので、まずそこを正直に見積もるのが先決です。

パイプ径とプレート幅で選ぶ|髪型との適合

2WAYは、外側のパイプ径と内側のプレート幅という二つのサイズが、巻きの大きさとはさみやすさを左右します。専用機ほど径やプレート幅のバリエーションは多くありませんが、自分の髪の長さとなりたい巻きに合うサイズを選ぶことが、使い勝手を決めます。サイズが合わないと、ロングなのに巻きが細かすぎたり、前髪に使いにくかったりと、毎朝の小さなストレスにつながります。

パイプ径|2WAYは32mmが主流

2WAYのパイプ径は、汎用性の高い32mm前後が主流です。32mmは、ふんわりとしたゆるい巻きから毛先のワンカールまで幅広くこなせ、ミディアムからロングの髪に合わせやすいサイズです。26mm前後のやや細めの径だと、しっかりめのカールや内巻きがつくりやすく、ショート〜ミディアムや前髪まわりで小回りがききます。専用のカールアイロンほど太い38〜40mmは2WAYでは少なめなので、ロングで大きくゆったりした巻きを主役にしたい人は、巻きの専用機も視野に入れると後悔しにくくなります。

プレート幅|20〜26mmが扱いやすい

はさんでまっすぐにする内側のプレート幅は、20〜26mm前後が2WAYでは扱いやすいサイズです。狭めのプレート幅は前髪やショートの細かい部分を整えやすく、広めはミディアム以上の毛束をまとめて伸ばしやすくなります。2WAYは外側のパイプとプレートが同居するぶん、専用のストレートアイロンより本体が太く感じられることがあるため、前髪を毎日きっちり整えたい人は、プレート幅が狭めで小回りのきく機種を選んでおくと快適です。髪の長さと、いちばんよく触る部分を思い描いて、無理のない幅を選ぶのが要点です。

髪型・髪の長さとの適合

髪の長さでまとめると、ショート〜ボブは細めの径と狭めのプレート幅、ミディアムは32mm径と標準的なプレート幅、ロングは32mm径を基準に、大きめの巻きを多用するなら巻きの専用機を併用、という組み合わせが分かりやすい目安です。2WAYは「まっすぐ寄りの一台」なので、巻きの比率が高くなるほど専用機の出番が増えると考えておくと、買ってからの期待外れを防げます。自分の髪の長さと、まっすぐ・巻きの使う比率を重ね合わせると、必要な径とプレート幅が見えてきます。

プレート/パイプ素材で選ぶ|すべりと髪あたり

プレートとパイプの素材は、すべりのよさ・熱の伝わり方・髪あたりのやさしさを左右する、仕上がりの肝です。2WAYは一台で二役をこなすぶん、素材の質がまっすぐと巻きの両方の使い心地に効いてきます。代表的な素材を、すべりと髪への配慮の視点でまとめました。あくまで一般的にいわれる特徴の目安で、実際の使い心地は髪質や使い方で変わります。

セラミック|熱伝導がよく初心者向け

セラミックは熱の伝わりがよく、低めの設定温度でも形がつきやすいとされる素材です。手頃な2WAYに広く採用されており、価格を抑えつつまっすぐと巻きの両方を始めたい初心者に向きます。極端な高温に頼らなくても扱えるため、設定温度の加減に慣れていない人でも使いやすいのが持ち味です。コーティングのすべりが落ちてくると引っかかりが増えるので、すべりの低下が見直しの目安になります。

チタン|高温で安定・剛毛にも

チタンは耐久性が高く、設定温度を高めにしても安定して保ちやすい素材です。すべりがよく髪がなめらかに通るため、剛毛や毛量が多く、まっすぐをしっかり決めたい人に向きます。高温まで使える素材だからこそ、同じ場所に長く留めない、当てすぎないことを意識すると、髪あたりをやわらげながら使えます。すべりがよいぶん、巻きでは毛先が逃げやすいと感じる人もいるので、毛先を軽くはさんでから巻き始めると安定します。

クレイツイオンゴールド|うるおいとツヤ

クレイツイオンゴールドは、クレイツがうるおいとツヤのバランスをうたう上位コーティングで、サロン仕様の使い心地を求める人に向きます。美容師にも名前が挙がりやすいブランドの素材で、しっとりまとめたい人や、まっすぐにも巻きにもツヤを乗せたい人になじみます。クレイツの2WAY上位ラインに採用されており、扱いやすい中庸さと仕上がりの質を両立したい人の選択肢になります。

シルクプレート|絹女がうたうなめらかさ

シルクプレートは、すべりのよさとうるおいへの配慮をうたう上位素材で、絹女(KINUJO)が採用しています。髪あたりがやさしく、なめらかに滑らせ・巻き取れるとうたわれ、毎日使う人や仕上がりの質を妥協したくない人に向くとされています。価格は高めですが、まっすぐも巻きもなめらかに仕上げたい人にとって、投資する価値が出やすい素材です。独立設計型の上位2WAYと組み合わさると、専用機に近い感覚をねらえます。

ナノセラミック・アルミ|実用機の土台

手頃な実用2WAYには、微粒子のナノセラミックでコーティングしたプレートや、熱が回りやすいアルミのプレートが使われます。細かいコーティングはすべりをなめらかにし、摩擦による負担を抑えるとされています。派手な素材名でなくても、すべりがよく髪あたりがやさしいかどうかが使い心地の土台になるため、まず引っかかりの少なさを基準にすると、価格を抑えつつ満足度の高い一台を見つけやすくなります。

設定温度・立ち上がり・海外対応・安全機能

2WAYは毎日使う道具なので、設定温度の幅や立ち上がりの速さ、海外での使えるかどうか、そして安全機能まで見ておくと、買ってからの満足度が変わります。とくに2WAYは切り替えて使うぶん、誤操作によるやけどを防ぐ作りも見落とせません。

設定温度|130〜220℃の幅と髪質の合わせ方

2WAYの設定温度は、おおむね130〜220℃ほどの幅で選べる機種が多く、なかには90℃台の低温から細かく刻める機種もあります。高温ほど早く形がつきますが、当てすぎは髪の負担になりやすいため、髪質に合わせて無理のない設定温度を選ぶのが基本です。細い髪やダメージが気になる髪は120〜150℃の低温寄り、標準的な髪は150〜180℃、剛毛や巻きが取れやすい髪は180〜200℃の高温、という合わせ方が案内されることが多いです。設定温度の段階が5段階以上から細かく選べる機種だと、まっすぐと巻きで温度を使い分けやすく、低温でやさしく仕上げたい日にも合わせやすくなります。

立ち上がり時間|25秒〜1分が目安

電源を入れてから設定温度に達するまでの立ち上がりは、速い機種で25秒〜1分ほど、ゆっくりめだと2〜3分かかることもあります。出かける直前に使うことが多い人ほど、立ち上がりの速さは満足度に直結します。スイッチを入れて身支度をしているあいだに温まるテンポで使えると、朝のストレスがぐっと減ります。2WAYはまっすぐと巻きを切り替えながら使うことも多いため、温まりの速さは作業全体の時短に効いてきます。

海外対応|AC100〜240Vを確かめる

出張や旅行で持ち運ぶ前提なら、対応する電圧の表記を見ておくと安心です。AC100〜240Vの幅広い電圧に対応した機種なら、変圧器なしで多くの国でそのまま使えます(国に合った変換プラグは別途必要です)。国内専用の機種を電圧の違う国で使うと故障や事故の原因になるため、避けたいところです。2WAYは「一台で身軽に」が持ち味なので、旅行用途を重視するなら、海外対応かどうかを最初の条件にすると候補がすっきり絞れます。

安全機能|オートオフと誤作動防止

高温になる道具だけに、安全機能は欠かせません。一定時間で電源が切れる自動オフ機能があれば、消し忘れの不安をやわらげられます。2WAYならではの注意点として、ストレートとカールを切り替える操作の途中で熱い面に触れてやけどをしないよう、誤作動を防ぐロックや、切り替えの分かりやすさも見ておきたいところです。収納時にプレートを閉じてロックできる機種は、持ち運びでも安心です。毎日握る道具として、安全機能の充実は長く快適に使うための土台になります。

価格帯別の早見|プチプラ〜ハイエンド

2WAYは価格帯によって、構造・素材・設定温度の幅・両立の完成度が変わる傾向です。予算を起点に選ぶなら、価格帯ごとのおおまかな傾向を押さえておくと迷いません。価格はあくまで本体の目安で、セールや型番で前後します。最安で試してから上位機に買い替える進め方も現実的です。

価格帯傾向構造・素材向く人
〜5,000円プチプラ入門セラミック・基本機能まず試したい・サブ機
5,000〜1万5千円定番・実用ナノセラミック・多段階毎日の兼用に
1万5千〜3万円こだわり素材イオン・保水系仕上がりにこだわる
3万円以上ハイエンド独立設計・シルク系両方しっかり使う

〜5,000円|入門・サブ機

5,000円までのプチプラ帯は、まず2WAYを試したい人や、出先用のサブ機を持ちたい人に向きます。基本的なセラミックプレートで、まっすぐと巻きの両方を体験するには十分な機種があります。続けられるか分からないから安く試したい、という人にちょうどよい入り口で、ここで使い方や頻度をつかんでから上位機に進む流れも分かりやすいです。立ち上がりの速さや設定温度の細かさは上位機に譲りますが、ポイント使いや旅行用としては役立ちます。

5,000〜1万5千円|毎日使う定番

この帯は、毎日の兼用に使える実用機としてバランスがよく、ナノセラミックなどのすべりのよいコーティングや、細かい設定温度の段階を備えた機種が増えてきます。テスコムのスチーム式2WAYや、手頃なイオン系の機種がこの帯にあたり、はじめての本格的な一台や、プチプラからの買い替えとしてよく選ばれます。立ち上がりも実用的になり、まっすぐと巻きの切り替えを日常的にこなしたい人になじむ価格帯です。

1万5千〜3万円|こだわり素材

1万5千〜3万円帯は、保水やイオンをうたう素材、トリプルヒーターなどの熱の安定性にこだわったモデルが中心です。ヤーマンの保水2WAYなどがこの帯にあたり、まっすぐにも巻きにもツヤやうるおいを乗せたい人になじみます。毎日使う前提で、髪あたりのやさしさや仕上がりの質に投資したい人に向く価格帯です。

3万円以上|ハイエンド・独立設計

3万円以上のハイエンド帯は、独立設計型やシルクプレートなど、まっすぐも巻きも専用機に近い感覚をねらう機種が並びます。絹女やクレイツの上位2WAYが代表で、両方をしっかり使い込む人ほど、両立の割り切りの少なさに投資する価値が出ます。長く使う前提で、一台で妥協なく仕上げたい層に向きます。価格は最初の出費だけでなく、毎日使う道具として長く満足できるかで見るのがコツです。

主要2WAYモデルの実機比較

在庫から、構造と価格帯の異なる2WAY実機を、向いている人とともに並べます。2WAYは専用機より選べる機種が限られるため、ここでは確かに二役をこなす実機にしぼりました。絹女やクレイツの独立設計型、SALONIAやモッズヘアの2WAYなど、市場にはほかにも選択肢がありますが、巻きとまっすぐの両立度や跡のつきにくさは構造で変わるので、気になるブランドは構造のタイプから当たりをつけると見極めやすくなります。設定温度や立ち上がりは、商品ページに最新の情報がそろっています。

モデル価格目安構造・径特徴
ヤーマン スムースアイロン フォトイオン プラス¥24,200プレート式2WAY保水・低温設計・海外対応
テスコム elims 2WAYスチーム(TW553B)¥6,40032mm・ワンタッチ切替スチーム・多段階設定温度
Areti i679 2WAY¥6,680フローティングプレート軽量・プレート幅展開・海外対応
ツヤとうるおいで選びたい人へ
2WAY保水海外対応

ヤーマンのスムースアイロン フォトイオン プラスで、保水をうたうプレートにより、まっすぐにも巻きにもツヤとうるおいを乗せたい人に向く2WAYです。設定温度は120〜180℃を段階的に選べ、低温設計でカラー毛やダメージが気になる人にも合わせやすいとされています。熱を安定させるトリプルヒーターを積み、ストレートを軸にゆる巻きやウェーブもこなせる作りです。AC100〜240Vの海外対応で、本体は軽めにまとまり、旅行や出張にも持ち出しやすい一台です。

向いている点

  • 保水・低温設計でツヤをねらえる
  • 設定温度を段階的に選べる
  • 海外対応で持ち運びやすい

注意したい点

  • 中価格帯で手頃ではない
  • しっかりした巻きは専用機が得意
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スチームでまとめたい人へ
2WAYスチーム手頃

テスコム(elims)の2WAYスチームヘアアイロンで、ワンタッチでストレートとカールを切り替えられる構造をうたう実用機です。設定温度は90〜200℃を細かく刻め、立ち上がりは約25秒とされ、忙しい朝にも手早く使えます。32mm径でゆる巻きから毛先づくりまでこなし、ナノセラミックのプレートとマイナスイオン、上下のセンサーで熱を管理する作りで、髪あたりに配慮しながらまとめたい人になじみます。スチームでうるおいを与えながら整えたい人に向く、手頃な一台です。

向いている点

  • ワンタッチでまっすぐ・巻きを切替
  • 設定温度を細かく刻める
  • 立ち上がりが速いとされる

注意したい点

  • スチームの給水・手入れの手間
  • 仕上がりは上位機に譲る面も
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Areti
参考価格 ¥6,680
軽さと手頃さで選びたい人へ
2WAYフローティング軽量

Aretiのi679で、ストレートもカールもこなせる2WAYとして、左右に傾くフローティングのクッションプレートにより、髪あたりをやわらげながら滑らせやすいとうたうモデルです。セラミックコートのプレートで、まっすぐも巻きも軽い力で扱いたい人に向きます。プレート幅の展開があり、細かい温度設定と軽い本体を両立しているのが持ち味です。ワンタッチで閉じてロックでき、AC100〜240Vの海外対応で、はじめての一台やサブ機として手頃に選びやすい一台です。

向いている点

  • 左右に傾くフローティングプレート
  • 軽量で取り回しやすい
  • 海外対応で手頃な価格

注意したい点

  • 独自素材の上位機には譲る
  • 強いくせ伸ばしは専用機が得意

3機を見比べると、保水やツヤを重視するならヤーマン、スチームで手頃にまとめたいならテスコム、軽さと価格を優先するならAreti、と選ぶ理由が分かれます。いずれもストレートを軸にしながら巻きもこなす作りで、しっかりした巻き髪や強いくせ伸ばしを毎日つくり込むなら、専用機や独立設計型の上位2WAYが視野に入ります。気になるモデルがあれば、商品ページで設定温度や口コミにも目を通し、自分の使い方に近いかどうかで見極めるとよさそうです。最後の決め手になるのは、結局のところ「まっすぐと巻きを、どの比率でどれだけ使うか」という一点に集約されます。

2WAYヘアアイロンのよくある疑問

選ぶ前後で気になりやすい疑問を、編集部の視点でまとめました。仕上がりや使い心地の感じ方には個人差があり、髪質や使い方によっても変わります。

2WAYでアイロン跡がついてしまうのはなぜ?

巻くための面とはさむための面が一本に同居している構造上、巻きつけ時にプレートのふちが髪に当たり、直線的な跡が残りやすいとされています。跡を抑えるには、毛先を強くはさみすぎないこと、巻く前に毛先を軽く逃がすこと、取り回しのよいV字型やフローティング機構の機種を選ぶことが助けになります。専用のカールアイロンより跡は出やすい傾向があるため、巻きの自然さを最優先するなら、この点は割り切りとして見込んでおくと、過大な期待で後悔せずにすみます。

ストレートが思ったほど真っ直ぐにならない

2WAYは、はさむためのバネ(クリップの圧)が専用機より弱めの設計だと、毛束をしっかりはさみきれず、まっすぐの仕上がりが甘く感じられることがあります。改善するには、毛束を薄めに取って一度で滑らせること、Y字型のようにはさむ圧の強い構造を選ぶこと、剛毛なら高温まで安定するチタン系のプレートを選ぶことが助けになります。それでも強いくせを根元から伸ばす力は専用機に譲るため、くせ伸ばしを最優先するなら、ストレート専用機との比較も考えておくと納得して選べます。

カールがすぐ落ちてしまう

巻いたカールがほどけやすいのは、設定温度が低すぎる、巻く時間が短い、巻いた直後に触りすぎている、髪が生乾きのまま巻いている、のいずれかが多いです。髪質に合った設定温度でパイプに数秒キープし、外したカールを手のひらで受けて冷めるまで触らず固定すると、形が定着して持ちがよくなるとされています。2WAYは巻きの径が選べる幅が狭いので、なりたい巻きの大きさに径が合っているかも確かめると、形が安定します。仕上げに軽くスタイリング剤を使うと、持ちがさらに続きやすくなります。

海外でも使える?

海外で使えるかは、本体が対応する電圧によります。AC100〜240Vの幅広い電圧に対応した機種なら、変圧器なしで多くの国でそのまま使えることが多いです(国に合った変換プラグは必要です)。2WAYは荷物を一本に減らせるのが持ち味なので、旅行や出張で使う前提なら、購入時に対応電圧の表記を確かめておくと安心です。国内専用の機種を電圧の違う国でそのまま使うと、故障や事故の原因になるため避けましょう。

子どもや初心者でも使える?

2WAYは高温になるため、やけどに気をつければ初心者でも使えます。はじめは設定温度を低めにし、地肌や耳に近づけすぎないこと、使用後は熱が冷めるまで放置しないことを習慣にすると安心です。切り替え操作の途中で熱い面に触れないよう、ロックや切り替えの分かりやすい機種だと、より安心して扱えます。自動電源オフのついた機種なら、消し忘れの不安もやわらげられます。まっすぐと巻きを一台で練習できるので、好みのスタイルを探す入り口としても向きます。

まとめ|自分の使い方から決める

2WAYヘアアイロン選びは、性能の優劣で迷うより、「まっすぐと巻きを、どの比率でどれだけ使うか」から逆算するのが近道です。まっすぐも巻きも毎日しっかり使うなら専用機の二台持ちが理想に近く、両方をたまに、ほどほどに使い、出張や旅行で持ち運ぶ機会が多いなら、2WAY一台の身軽さが活きてきます。構造はV字型・Y字型・独立設計型で操作感が変わり、巻き重視ならV字型やフローティング、まっすぐ重視ならはさむ圧の強いY字型、両方しっかりなら独立設計型の上位機が噛み合います。

迷ったときの目安として、まっすぐと巻きを両方たまに使い、荷物を一本にまとめたい人なら、両立の割り切りが少ない独立設計型の2WAYが分かりやすい出発点になります。前髪や毛先のポイント使いが中心なら、軽くて取り回しのよいコンパクトな2WAYで十分なことが多く、サブ機として一本あると出先で重宝します。最後は、自分が毎朝どんな仕上がりを、どのくらいの頻度でつくりたいかを思い描き、その使い方に直結する構造と価格帯から選んでいくと、ぶれずに決められます。一台で全部を望むより、外せない条件を一つか二つに決めておくほうが、後悔のない一台にたどり着けます。

おすすめ比較 ヘアアイロン全タイプの比較・選び方へ ヘアアイロンをストレート・カール・2WAYのタイプ別に比較。髪の長さ×仕上がり×ダメージの選び方3軸と価格帯別の傾向、人気10モデルの比較を編集部がまとめました。仕上がりには髪質による個人差があります。

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