Bloom 6
ヤーマンのBloom 6(YJFS16PN、¥77,000)は、Bloomシリーズの最新上位として登場した多機能ハンドヘルド美顔器。同じヤーマン内で前世代の標準モデルだったBloom 5(YJFS16YL、¥95,700)と比較すると、機能は上位なのに価格は下、というシリーズ内では珍しい関係になっています。「Bloom 5まで予算を伸ばすか、6で十分か」ではなく、「機能・価格の両方で6を選ぶ理由が成立しているか」を整理するのが、この一台の正しい入り口です。
Bloom 5に対して、Multi RF Systemの出力が6種→10種に拡張され、抵抗因子測定制御機能・目もとケア出力・新パワーレベルEMS・新タッチセンサーが新搭載。RFの段階の刻みが細かくなり、目もとに特化した出力モードまで一台に組み込まれた構成です。約180gの軽量ハンドヘルド・1回6〜10分という使い方の条件はBloom 5を踏襲しており、操作の感覚や続けやすさは大きくは変わりません。
同価格帯のBloom WR STAR(S12 PLUS、¥77,000)とは方向性が違い、STARは1回6分のトリプルブースト集中型。10種RFで段階を細かく切り替えたい人にはBloom 6、ぐっと短時間で済ませたい人にはWR STAR、という別軸の選び分けになります。マスク型で放置タイプのケアがしたい人、専用セラムの追加購入を避けたい人、5万円台以下に収めたい人とは、そもそも前提が合いません。
このページでは、Bloom 6の仕様、Bloom 5・WR STAR・他社マルチ機との分け方、口コミの傾向、買って後悔しにくい人と見送っていい人を、判断軸ごとにまとめます。
※本記事で紹介する機能・使用感には個人差があります。化粧品・美容機器としての一般的な範囲のケアを目的とした内容であり、医療的な効能効果を保証するものではありません。肌に合わない場合は使用を控え、必要に応じて医師にご相談ください。
どんな商品か
Bloom 6(YJFS16PN)は、ヤーマンのBloomシリーズで現行最新の上位モデル。コア機能は3本柱で、RF(Multi RF System)・EMS(Dynamic Multiple current)・赤色LEDを1台にまとめたハンドヘルド構成です。最大の進化点は、Multi RF Systemの出力が10種に拡張されたこと。前世代Bloom 5の6種から増えた分、肌の状態や使い慣れに応じて段階を細かく刻める設計とされています。
新搭載の機能が3つあります。1つ目は抵抗因子測定制御機能。肌のコンディションを測定して制御に反映するとメーカーが案内する機能で、その日の肌の状態に合わせて出力をなじませる前提です。2つ目は目もとケア出力。顔全体だけでなく、目もとに特化したモードが一台に組み込まれ、目もとケア後はブザーで出力が一時停止する設計になっています。3つ目は新タッチセンサーと新パワーレベルEMS。操作感とEMSの強度切り替えの両方が見直されました。
強度の切り替えはレベル1〜3 + パワーレベルの4段階。使用時間の目安は、レベル1〜3が顔全体で約6分、パワーレベルが約10分。動かすスピードは「1秒間に4cm」が公式案内で、慣れるまでは数日かけてリズムを覚える前提です。本体サイズは約W47×D47×H181mm、重量は約180g。Bloom 5と同じ軽量ハンドヘルド帯で、夜のスキンケアに6〜10分を組み込んでも腕が疲れにくい点が魅力に挙がります。
電源は充電式で、充電時間が約3時間、動作時間が約30分。毎日続ける場合は、充電のタイミングを生活リズムに組み込んでおくと、使いたいタイミングで使えない、という事態を避けられます。付属品はACアダプターと、推奨セラムであるフローレスセラム ハイドレイティング 80g。購入直後から推奨セラムでスタートできる構成で、続けて使う場合はセラムの追加購入が前提に入ってきます。カラーはブラウン×ゴールド、製造国は日本、保証は日本国内のみ有効です。
希望小売価格は¥77,000(税込)。Bloom 5(¥95,700)と比べると、機能は上位なのに価格は約1.9万円低い、という関係になっており、消費者にとってはBloom 5を選ぶ積極的な理由が探しにくい構造です。RF・EMS系は、すぐの変化を求めるカテゴリではなく、毎日のスキンケアに数分の手入れ習慣を組み込んで、4〜6週間ほど続けたあたりから印象が整ってきたと感じる人もいるジャンルです。
Bloom 5・WR STAR・他社機と迷ったときの選び方
買う前にいちばん迷うのは、シリーズ内のどれを選ぶか。違いを3軸で並べると、RF出力の刻みの細かさ・新搭載機能の有無・1回あたりの使用時間。Bloom 6は10種RF + 目もとケア出力 + 抵抗因子測定制御、Bloom 5は6種RFで新搭載機能なし、WR STARはトリプルブースト + 1回6分集中の専用構成。Bloom 5は、Bloom 6が後発で安く出てきた現時点では、選ぶ積極的な理由を見つけにくい立ち位置になっています。
Bloom 6とWR STARの違いは、価格ではなく方向性です。価格は同じ¥77,000でも、Bloom 6は「6〜10分で段階調整しながら使う」設計、WR STARは「1回6分のトリプルブースト集中型」。夜のスキンケアで6分以上時間が取れない人、短時間集中でフェイスラインまわりのお手入れ習慣を組み立てたい人にはWR STARが合います。10種RFを段階的に使い分けて、目もとケアまで1台で完結させたい人にはBloom 6。「短時間集中か / 多種RFの段階調整か」で選び分けるのが実用的です。
他社のマルチ美顔器と比べたときの立ち位置は、ハンドヘルド上位帯のフルスペック構成。マスク型LED美顔器や、ヤーマン内のメディリフト系(EMSハンズフリー型)と比べると、Bloom 6は「自分の手で動かしながら段階を切り替える」前提の機械です。マスク型・ハンズフリー型は「ながらケア」には向きますが、目もとに特化した出力を選んで使い分ける、という自由度はBloom 6のほうが高いポジションになります。
| 項目 | Bloom 6(本機) | Bloom 5(前世代) | Bloom WR STAR |
|---|---|---|---|
| 価格帯 | ¥77,000 | ¥95,700 | ¥77,000 |
| RF出力 | 10種 | 6種 | トリプルブースト |
| 使用時間 | 6〜10分 | 6〜10分 | 1回6分 |
| 目もとケア出力 | あり(新搭載) | なし | なし |
| 抵抗因子測定制御 | あり(新搭載) | なし | なし |
| 重量 | 約180g | 約180g | 同帯 |
| 同梱セラム | フローレス80g | フローレス80g | あり |
口コミの傾向
使ってみた人の感想で目立つのは、「10種RFの段階が細かいので、肌の調子に合わせて選びやすい」という、強度切り替えの自由度に関する好意的な反応です。Bloom 5の6種からの拡張で、最初の数日の慣らしから、肌が落ち着いた日の本格的な使い方までを、無理なく一台でカバーできる、と書く人もいました。新タッチセンサーの操作感については、押し間違いが減って迷いが少ない、というレビューが寄せられていました。
目もとケア出力の搭載は、評価の集まりやすい新機能です。目もとに特化したモードが一台に組み込まれている点を、これまで別機種を併用していた人ほど評価しやすい、という構図。出力が一時停止するブザーのリズムが、目もとの使いすぎを抑える役割を果たしているという感想もありました。一方、目もと専用機を持っている人にとっては「目もとケア出力までは要らなかった」と感じることもあり、ここは自分の使い方のスタイル次第です。
価格と機能の関係についても、レビューでよく触れられます。Bloom 5(¥95,700)と比べて約1.9万円安く、機能は上位、という関係に、購入の踏ん切りがついた、と書く人が多めでした。WR STARと迷った末にBloom 6を選んだ人からは、「6分で済ませる集中型より、段階を切り替えながら10分まで使える自由度を取った」というコメントが寄せられていました。
気になる点として挙がるのは、新搭載機能の体感の見えにくさです。抵抗因子測定制御機能は、内部で制御が変わるタイプなので、外から見て体感の違いを言語化しにくい、と書く人もいます。約3時間の充電時間がやや長め、という指摘はBloom 5から変わっておらず、毎日続けるためには充電サイクルを生活に組み込む必要があります。フローレスセラム80gを使い切ったあとの追加購入については、ランニングコストとしてBloom 5と同じ前提が必要です。
すぐの見た目アップを期待していた人ほど、最初の数週間で印象の変化が感じにくい、と書く人もいました。Bloom 6は、毎日のスキンケアに数分の手入れ習慣を組み込んで続けるタイプの機種で、4〜6週間ほど続けた先に「習慣化してよかった」と振り返るタイプ。すぐの結果を求める使い方とは前提が違う、というのが多くのレビューに共通する空気感です。
買って後悔しにくい人・見送っていい人
Bloom 6が向くのは、「Bloomシリーズの現行最新上位を選びたい」「10種RFの段階調整に魅力を感じる」「目もとケア出力を含めて一台で完結させたい」というタイプの人。新搭載の抵抗因子測定制御機能・新タッチセンサーといった機能を試したい人、Bloom 5(¥95,700)より価格を抑えつつ、機能は上位を取りに行きたい人にも、立ち位置がはっきりした選択肢になります。
約180gのハンドヘルドで腕が疲れにくい設計を続けたい人、レベル1〜3 + パワーレベルで段階的に強度を上げていきたい人、夜のスキンケアに6〜10分を組み込めるリズムを作れる人にも、Bloom 6の使い方の条件は無理なくフィットします。製造国日本のヤーマン製を信頼の根拠にしたい人、付属のフローレスセラム80gで購入直後から始めたい人にも、入りやすい構成です。
逆に、見送りを検討していい人もはっきりしています。1回6分の短時間集中ケアが欲しい人は、Bloom WR STAR(S12 PLUS、¥77,000)のほうが目的に合います。価格は同じで、トリプルブーストRFの集中型構成が、短時間派には扱いやすい設計です。マスク型・ハンズフリー型で「ながら放置」のケアがしたい人は、ヤーマンのメディリフト系や他社のマスク型LED美顔器のほうが向きます。
5モード搭載のフォトプラス系(プレステージ S・PLUS M)を求める人、フェイスラインまわりに加えてLEDフォト系の機能まで欲しい人にとっては、Bloom 6は方向性が違う一台です。価格を5万円台以下に収めたい人にも、Bloom 6は範囲外。エントリー帯のRF機(ディープリフト・EX スムース S・クリアージュ系など)を見るほうが、予算と用途のバランスが取りやすいでしょう。
専用セラム(フローレスセラム)の追加購入を避けたい人、消耗品コストを増やしたくない人にも、Bloom 6は前提から外れます。新搭載機能の体感がどこまでレビューで蓄積されるかを見届けてから判断したい人は、もう少し時間を置いてから検討するのも一つの選択肢です。すぐの見た目アップを求めている人、1回ごとの強い体感がないと続かない人とも、Bloom 6の継続前提の設計は相性が悪い面があります。
妊娠中・通院中・服薬中の方、ペースメーカーや心臓に関わる医療機器を使っている方、皮膚に炎症や傷がある方は、使う前にメーカーや医師に相談してください。
まとめ
Bloom 6は、「Bloomシリーズの最新上位機能を、前世代より低い価格で取りに行ける」という、現時点ではシリーズ内で立ち位置がいちばん明確な一台。判断軸は、10種RF + 目もとケア出力 + 新搭載機能を活かせる使い方ができるか、と、フローレスセラムを含むランニングコストを許容できるか。短時間集中型のWR STARとどちらを取るかは、夜のスキンケアに使える時間の長さで素直に決まります。
※体感には個人差があります。肌に合わない場合は使用を控え、刺激や異常を感じた場合は医師へご相談ください。
使ったことがある方へ
すでにBloom 6(YJFS16PN)を使っている方は、ふだん主に使っているレベル(1〜3 / パワーレベル)、目もとケア出力をどのくらいの頻度で使っているか、新タッチセンサーや抵抗因子測定制御機能の体感、Bloom 5やWR STARと迷った末にこの機種を選んだ理由、といった具体的な使い方を共有していただけると、これから検討する人の判断材料になります。気になった点や合わなかった点も含めて書いていただけると、より立体的なレビューになります。