筆記用具はさまざまなシーンで必要になり、特に油性のボールペンは生活のさまざまなシーンで大活躍しています。
油性ボールペンにはさまざまな種類があり、短時間しか使用しないのなら、選ぶ段階でそれほどこだわりを持って選ぶ必要がないかもしれません。
しかし、毎日使用する方や、1日の使用時間が長い方の場合では、使用用途によって適した油性ボールペンを選んでおくことが望ましいのです。
こちらの記事では、油性ボールペンの選び方やおすすめ製品についてご紹介していますので。ぜひ、製品選びに役立ててくださいね。
油性ボールペンの選び方について
それではまず、失敗しにくい油性ボールペンの選び方からご紹介していきます。
グリップの太さ
油性ボールペンを長時間使用しているとき、指や手首が痛くなったり違和感を覚えることってないでしょうか?
もしもこのような状態が起こりやすいなら、それは手と油性ボールペンのグリップの太さが合っていない可能性が考えられます。
一般的には、グリップが細い製品は短時間使用に適しており、太い製品は長時間使用に適しているといわれているのです。
長時間使用する機会が多い方は、グリップが太めでやや柔らかいタイプを選んでみると良いでしょう。
芯の太さ
気付きにくいのですが、シャープペンシルと同様、油性ボールペンの芯の太さも数種類に分類されており、細いものでは0.3mm、太いものでは1.5mmと実にさまざまです。
一般的とされている芯の太さは0.5~0.7mmですが、使用用途によっては細いほうが良い、反対に太いほうが良いということがあります。
油性ボールペンを選ぶ際には、芯の太さも事前にチェックしておきましょう。
インクの速乾性
全般的に、油性ボールペンよりも水性ボールペンのほうが速乾性に優れていますが、水性ボールペンに滲みやすいという弱点があります。
つまり、きちんと残しておきたい書類などを作成する際には油性ボールペンのほうがおすすめだということですね。
しかしここで注意していただきたいのは、油性ボールペンにも速乾性に優れているタイプとそうでないタイプがあるということです。
この部分についてはあまりこだわる必要がないかもしれませんが、作成してすぐに提出しなければならない書類に使用する場合では、速乾性に優れている製品がおすすめできるでしょう。
インクの粘度
インクの粘度が高いボールペンは滲みにくく、色移りもしにくいという特徴があります。
したがって、長期間保存しておきたい書類や手紙を書く場合では、このような油性ボールペンがおすすめです。
このタイプの油性ボールペンは水濡れにも強いですので、うっかり水分がかかってしまった場合でも滲みにくいという強みがありますよ。
何色タイプか
基本的なボールペンの色は黒色ですが、用途によっては赤色、青色、緑色などが必要になることがありますよね?
このようなときには、1本で何色も対応したタイプのほうが便利ですので、この点についても視野に入れて製品選びを行いましょう。
おすすめ油性ボールペン10選をご紹介!
三菱鉛筆 ジェットストリーム プライム ノック式シングル
芯の太さを0.5mmまたは0.7mmから選べる油性ボールペンです。
書き心地はと手も滑らかですが、色素が濃い線や文字を書くことができるという特徴があります。
先端部分にはインクの直流を防止する新スプリングチップが採用されていますので、滲みにくい製品が欲しいという方には特におすすめです。
また、インクは速乾性に優れていますので、すぐに提出しなければならない書類作成などには最適な製品だといえるでしょう。
パイロット アクロボール
グリップ部分がラバー仕様で、指にフィットしやすい製品です。
新開発のアクロインキを使用、従来品の約5分の1の粘度ですが、耐水性に優れており、なおかつ滲みにくいという特徴があります。
芯の太さは0.7mm、ボディカラーはブラック、レッド、ブルー、ホワイトピンク、ホワイトソフトブルー、ホワイトエメラルドグリーン、ホワイトエメラルドグリーン、ホワイトソフトグリーン、ホワイトオレンジの10色展開です。
ゼブラ F-701
国内未発売、スタイリッシュなデザインの油性ボールペンです。芯の太さは0.7mm、ボディはステンレス製で高級感に溢れています。
大変人気が高い製品でお値段は少々高額なのですが、アマゾンなどでは定価より安い価格で販売されていますので、ご興味がある方は販売サイトを覗いてみてくださいね。
三菱鉛筆ジェットストリーム 多機能ペン
グリップが柔らかくてやや太め、指にフィットしやすい油性ボールペンで、地用時間使用しても疲れにくいという特徴があります。
インクの色は黒、赤、青、緑に対応、一度の処理で多色使いが必要な方にイチオシしたい製品です。
芯の太さは0.5mm、滑らかな書き心地で使いやすい製品です。
三菱鉛筆 パワータンク
グリップ部分はラバー使用、ほどよい柔らかさと太さで指にフィットしやすい製品です。
この油性ボールペンでは上向きでも書けて、氷点下になってもインクが固まる心配がありません。
さらに、濡れた紙にも書けるという、まさにスーパー油性ボールペンとも言うべき高性能タイプの製品です。
ペン先は加圧式で余分なインク漏れがありませんので、おすすめ度が高い製品だといえるでしょう。
三菱鉛筆ジェットストリーム 3色ボールペン
インクの色は黒、赤、青の3色に対応、芯の太さは0.7mmの油性ボールペンです。
書き心地はとても軽くてなめらか、それなのにくっきりとした発色を楽しめます。
こちらの製品はジェットストリームインクを使用、優れた速乾性が特徴です。
グリップ部分はラバー使用ですので、長時間使用しても疲れにくいでしょう。同シリーズで0.7mm芯の製品も展開しています。
価格が安い割には高性能タイプの製品ですので、こちらもぜひ、候補に入れておいてみてくださいね。
三菱鉛筆 ユニ アルファゲル
グリップ部分はゲルグリップを使用、一般的なラバーグリップ製品と比較した場合では、やや柔らかいグリップという印象の製品です。
また、グリップ部分は太め設計ですので、長時間使用しても疲れにくいというメリットがあります。
長時間使用が多い方には特におすすめしたい製品だといえるでしょう。
パイロット ドクターグリップ フルブラック
グリップ部分には耐久性が高い金属グリップを使用その上をシリコンラバーで覆っていますので、しっかり握れて、しかも指が疲れにくいという特徴があります。
滲みにくいアクロインキを使用、水濡れにも強い製品です。
ボディはブラック、大人っぽい雰囲気ですので、シックな製品が欲しい方には特におすすめできそうですね。
パイロット アクロドライブ 細字
グリップがややカーブしたデザインで指にフィットしやすく、長時間使用でも疲れにくい製品です。
こちらの製品もアクロインキを使用、水濡れに強く滲みにくいという特徴があります。
ボディカラーは5色を展開していますが、いずれもバールタイプで屋や豪華なイメージです。
男性だけでなく女性にも人気が高い製品ですが、お値段がやや高額というところが玉にキズ。
しかし、高性能油性ボールペンは長く使えますので、この機会に高級ボールペンが欲しいという方にはおすすめできる製品です。
トンボ鉛筆 加圧式油性ボールペン エアプレス
ノックする度に圧縮空気が発生、その圧によってインクを押しだす仕組みの製品です。
ボディはラバー仕上げ、グリップの上部には強力ワイヤークリップが付属していますので、厚手の紙もしっかり挟むことができます。
ボディの全長は122mmとやや短め設計になっていますので、かばんやバッグの中でも邪魔になりません。性能の割にはお値段が安く、おすすめ度が高い製品です。
まとめ
油性ボールペンは年々進化し、最近では”書きやすさ”や”滲みにくさ”を前面に掲げた製品が数多く登場してきています。
今回は、そのような中から選りすぐりの製品をピックアップしてご紹介してきましたので、それぞれの製品の特徴をよく確認した上で、購入を検討してみてくださいね。