ビデオカメラおすすめ10製品をご紹介!ビデオ初心者にも嬉しい選び方も

家族の大切な思い出をきれいな映像として残す際に欠かせないアイテムとなるのがビデオカメラです。

今では各メーカーから様々なビデオカメラが展開されていますが、いざ購入するとなるとどれが最適なのかがわかりにくいことも珍しくはありません。

そこで今回こちらではビデオカメラの選び方と合わせて、ビデオカメラの有名メーカーの特徴を解説いたします。

最後にはビデオカメラの選び方を踏まえて厳選したおすすめ10製品をご紹介しますので、ビデオカメラを初めて購入する人はもちろんビデオカメラの買い替えを検討している人は是非参考にしてくださいね。

目次

ビデオカメラ選びなら必ず確認しておきたいチェックポイント7つ

ビデオカメラでは主にハンディカメラとアクションカメラの2種類がありますが、今回はどんな方でもきれいな映像を撮影できる機能性や高画質に優れたハンディカメラに焦点を合わせていきます。

とは言っても「ビデオカメラ=ハンディカメラ」というイメージを抱く人が多いように、ハンディカメラとは言っても画質や機能面そして本体サイズで大きな差があります。

はじめに、使用目的や撮影シーンに最適なビデオカメラを選ぶ際にチェックしておきたい7つのポイントについて見ていきましょう。

4Kビデオカメラorフルハイビジョンビデオカメラがおすすめ

ビデオカメラを画質で分類すると、スタンダード(SD)・ハイビジョン(HD)・フルハイビジョン(フルHD)・4Kの4タイプがあります。中でもおすすめなのは高画質を誇るフルハイビジョン(フルHD)と4Kです。

自宅のテレビが4K画質のものだったり、将来的に4Kテレビに買い換える予定だったりする人にはフルHDよりもさらなる高画質を誇る4K対応のビデオカメラがおすすめです。

しかしながらコスパを優先したり4Kテレビの導入を考えていなかったりする人には、4Kよりも画質では劣ってしまうもののそれでも高画質と言えるフルHDが適していると言えますよ。

ズーム機能では光学ズームの倍率が高いものを

ビデオカメラの購入目的とも言える運動会や発表会での撮影では、どうしても会場の広さから被写体と撮影場所との距離が広くなってしまいます。ビデオカメラを用いて思い出を映像として鮮明に記録したい場合には、必ずズーム機能にこだわりましょう。

ビデオカメラのズーム機能として採用されている技術としては、主に光学ズームとデジタルズームの2タイプ。中でも拡大によって画像の劣化がほとんどない光学ズームがおすすめです。

まず、光学ズームは、画像の品質を維持したままレンズの位置を前後させて被写体を大きく捉えるため、ズーム倍率にかかわらず美しく撮影できます。

一方、デジタルズームは画面の一部を拡大表示してクローズアップしているため、画質は粗くなってしまいます。

引用元:www.kitamura.jp

遠くの被写体でもクリアにきれいに撮影したい人は、光学ズームの倍率が高いものを選んでくださいね。「光学20倍ズーム」の倍率があれば、幅広い撮影場面でもクリアな映像を残しやすくなりますよ。

手ブレ補正機能に優れたものを

撮影時のビデオカメラでの小さな画面ではあまり気にならないかもしれませんが、大きな画面で見返すときには手ブレによる揺れがどうしても気になってしまうものです。

そこで有効になるのが手ブレ補正機能!三脚や一脚を使えないシチュエーションでも手ブレを最大限に抑えられるので、滑らかでクリアな映像を後からでも楽しめられます。

ズーム機能と同様に手ブレ補正機能にも種類があり、光学式と電子式の2タイプが存在します。

特におすすめなのは撮影中にリアルタイムで手ブレ補正を行う光学式のもので、最近人気を集めるビデオカメラの多くに搭載されています。

電子式では撮影した映像を後から補正するため、どうしても残像が気になったり映像のブレが生じたりしますから、手ブレ補正機能では光学式のものを選ぶのが賢明です。

動き回る被写体を取るならオートフォーカス機能は必須

ビデオカメラでは動き回る被写体を撮る機会が多いのなら、ズーム機能や手ブレ補正機能と合わせて重要視したいのがオートフォーカス(AF)機能です。

特に運動会で活躍したり普段アクティブに遊んだりする子供や駆け回るペットを撮影するのであれば、オートフォーカスがなければピントが合いにくくボヤけてしまいがちに。

オートフォーカス機能を選ぶ際には追従性が高く、被写体の動きや位置に合わせて素早くピントを合わせてくれる性能のものを選びましょう。

ピントが合わない瞬間を短く済ませることで、被写体が動いていても滑らかできれいな映像を撮影できますよ。

防塵防滴仕様&暗所対応モデルなら使用場面が広がる

アウトドアでの使用頻度が高いビデオカメラではありますが、精密機器であることには変わりません。

しかしながら屋外での撮影ではどうしてもホコリをかぶったり水がかかったりするリスクが否定できません。

そこで防水・防滴・防塵仕様のものを選んでおけば安心して撮影できますし、仕様場面も広がります。

仕様場面で言えば「暗所対応であるかどうか」も見ておきたいポイントとして挙げられます。

撮影シーンは運動会をはじめとした明るい場所に限らず、発表会の会場内や誕生日ケーキのろうそくを吹き消すシーンなども思い出として残したい場面ですよね。

そうした暗い場所での思い出もきれいな映像に残したい人は、暗所対応のビデオカメラを選んでおくことで使用場面が一層広がりますよ。

本体サイズがコンパクトで軽いアイテムを

ビデオカメラの性質上、運動会や発表会それに旅行など様々な場所に持ち運びすることが多い製品です。

最軽量のモデルではだいたい400g以下のものが多く、その次に400g~500g未満、そして500g以上と本体重量では分類されます。

できれば本体サイズがコンパクトで軽量モデルの製品を選んでおけば、持ち運びにも便利で片手でも撮影しやすく、長時間に渡っての使用でも疲れにくいのでおすすめです。

ただし、本体サイズや重量をチェックすると同時に気をつけておきたいのが、「サイズのコンパクトさや軽量さに比例して機能性や性能性もシンプルになる傾向がある」ということです。

サイズや重量と機能性・性能とのバランスが取れているのは、本体重量帯の中間と言える「400g~500g未満」の製品です。

とは言ってもやはり人によって「撮影時の負担を減らしたい」「機能性や画質を重視したい」とビデオカメラに求める要素は異なるかと思いますので、撮影シーンや使用目的に応じたモデルを選ぶようにしたいですね。

必要不可欠となるバッテリーの持続時間と価格も確認

数多くあるビデオカメラの中から最適な製品を選ぶ際には、上記でご紹介しました画質面や機能性を入念にチェックすることはもちろん大切です。

それに加えてビデオカメラに内蔵されているバッテリーの持続時間と、予備として使用する純正バッテリーの価格も忘れずに確認しておきたい要素として挙げられます。

製品によってバッテリーの持続時間には大きな差がありますが、運動会をはじめとした場面では長時間に渡っての撮影が中心になるかと思います。

そうした場面では内蔵バッテリーでは足りなくなることがほとんどですから予備バッテリーが必須となり、その価格もまた予算に加える必要性が出てくるのです。

予備バッテリーの購入時には純正バッテリーよりも価格がお手頃な互換性のあるバッテリーが候補に上がるかもしれません。

ところが互換バッテリーでは数回の充電でフル充電ができなくなるリスクが伴うため、できれば純正バッテリーを選んでおきたいところです。

こうした実際の使用から想定されるデメリットをあらかじめクリアしておくためにも、バッテリーの持続時間と将来的に必要不可欠となるアイテムと言える予備の純正バッテリーの価格を確認しておきましょうね。

ビデオカメラ人気メーカー3社それぞれの特徴

ソニー

ビデオカメラの中でも人気シリーズ「Handycam(ハンディカム)」を展開するソニーは、有名メーカーの筆頭として挙げられます。

ハンディカムをはじめとしたソニーならではの特徴はなんと言っても手ブレを最小限に抑える技術「空間光学手ブレ補正」にあります。

手の揺れとともにカメラ本体も揺れるため、映像も揺れ(ブレ)やすくなる手持ち撮影。

ソニー独自の「空間光学手ブレ補正」は、カメラ本体が揺れても、レンズとイメージセンサーが一体となって揺れを吸収するように動くことによって安定した映像が撮影できる機能です。

引用元:www.sony.jp

撮影した映像を大画面で見ると少しの手ブレも気になり、映像からの感動に差が出ますよね。

その点、大画面でも思い出のワンシーンをくっきりと見返せる「空間光学手ブレ補正」は、手ブレを抑えながら安定した映像を簡単に撮影したい人におすすめできる機能と言えますよ。

パナソニック

広いジャンルの様々な電化製品を手がけるパナソニックのビデオカメラの特徴は、メインとなる被写体の映像に加えて撮影者を映像として残す「ワイプ撮り」の機能です。

メインカメラの映像と、サブカメラやスマートフォンの映像を同時に記録。 子画面に記録する2つ目・3つ目の映像を自由に選んで、 パナソニックの「ワイプ撮り」ならではの楽しみ方が広がります。

引用元:panasonic.jp

ビデオカメラ本体に搭載されている2つのカメラで同時記録できますから、映像として見返す際には撮影者の表情やリアクションも楽しめられる機能。

被写体と撮影者との両方を記録できるぶん、思い出の数も2倍になりますね。

JVCケンウッド

ヘッドホンをはじめとした音響機器や家庭用プロジェクターを展開するAV機器メーカーであるJVCケンウッド。

ビデオカメラでは「EverioR(エヴェリオR)」シリーズが取り扱われていて、長時間バッテリー&タフボディが最大の特徴です。

長時間に渡るビデオ撮影では製品によっては予備のバッテリーを複数用意しておく必要がありますが、JVCケンウッドでは連続4.5時間程度の撮影が可能な大容量バッテリーを内蔵。

加えて、水深5mまで対応可能な「防水」、細かい砂にも対応する「防塵」、-10℃の環境下にも対応する「耐低温」、そして1.5mの高さからの衝撃にも対応する「耐衝撃」といった性能を備えたタフボディ仕上げ。アクティブな環境でも問題なく撮影を楽しむことができますよ。

【フルHDと4K別】おすすめビデオカメラ厳選10モデルをピックアップ!

最後に、これまでにご紹介しましたビデオカメラの選び方や有名メーカーの特徴を踏まえたうえで、ビデオカメラのおすすめ製品10モデルについて見ていきましょう。

コスパを重視したい人におすすめのフルHDビデオカメラを6製品、画質にこだわりたい人に嬉しい4Kビデオカメラを4製品揃えましたので参考にしてくださいね。

コスパ重視のフルHDビデオカメラおすすめ6選

ソニー Handycam(ハンディカム)HDR-CX680


「空間光学手ブレ補正」により、ズームでも動きながらでも手元が揺れても滑らかで安定した映像の撮影へと役立てられるビデオカメラです。

広い範囲を一度に捉えられる「広角レンズ」のほか、奥でも手前でも素早くピントを合わせる「ファストインテリジェントAF」の搭載から撮影チャンスを最大限に活かせます。

さらに、暗いシーンでもノイズを減らしてクリアに撮影できる「Exmor R CMOSセンサー」により、夜景や暗い場所でも効果的。様々なシチュエーションで活躍するモデルとなっています。

ソニー Handycam(ハンディカム)HDR-PJ680

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ソニー(SONY)
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こちらも上記製品と同様に「空間光学手ブレ補正」や「ファストインテリジェントAF」などの機能性を搭載したモデルではありますが、違いは本体にプロジェクター機能を備えていることです。

最大25ルーメンとさらに明るくなったプロジェクターなので、暗い場所に加えて明るい部屋でも見やすくなっていますよ。

撮影した映像を様々な場所に投影して楽しめるので、撮影から観賞までこれ一台でOK!

パナソニックデジタルビデオカメラHC-W590M/WZ590M

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パナソニック(Panasonic)
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回転軸・左右・上下・縦回転・水平回転といった5軸方向の手ブレを自動補正する「5軸ハイブリッド手ブレ補正」を搭載。

これにより高倍率ズーム時・暗い場所・歩行時といった手ブレが生じやすい場面での撮影も補正からクリアな仕上がりに。

また、自動判別で手ぶれ補正の強さを制御する「手振れロック(自動)」を新しく搭載することで、操作が無くても手ブレが必要な場面で自動的に判定&手ブレ補正を強化します。

パナソニックの高性能オートフォーカス技術「HDハイプレシジョンAF」のほか、メインカメラとサブカメラの2つのカメラの同時撮影による「ワイプ撮り」も可能です。

「お部屋ジャンプリンク(DLNA)」対応の液晶テレビへのWi-Fi接続から、ワイヤレスでストリーミング再生ができるのもGOOD!ケーブル不要で手軽に映像を観賞できますから、見返す際にも嬉しい機能性が備わっていると言えますね。

JVCケンウッド ハイビジョンメモリームービー エブリオR GZ-RX680


防水・防塵・耐衝撃・耐低温と4つの保護性能を備えた「QUAD PROOF」で実現したタフなボディに連続約4.5時間の撮影が可能な大容量バッテリーを搭載。屋外でも天候やシーンにとらわれず幅広い撮影が可能に!

専用アプリを介してWi-Fi接続の設定が可能で、撮影した映像をスマホやタブレットそしてSNSなどへ簡単に共有することもできますよ。

JVCケンウッド ハイビジョンメモリームービー エブリオR GZ-R470

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JVCケンウッド
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こちらも上記製品と同様に「QUAD PROOF」対応のタフなモデルです。

手におさまるコンパクトボディながらも約4時間40分の連続撮影が可能な大容量バッテリーを内蔵。

さらに「広視野角液晶モニター」により様々な角度から映像を確認できるほか、「光学40倍+ダイナミック60倍ズーム機能」でさらに美しいズーム撮影が目指せます。

ただし、上記モデルとは異なりWi-Fi接続機能はありません。主に屋外での撮影をアクティブに楽しみたい人や、屋外撮影に適していてコストパフォーマンスに優れているモデルを探している人にはおすすめできます。

高画質の4Kビデオカメラならこの4モデルがおすすめ

パナソニック デジタル4KビデオカメラHC-VX990M

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4つの連続が独立して動く「4ドライブレンズシステム」からコンパクトサイズ&高画質の両立が実現。

さらに高性能オートフォーカス機能「4KハイプレシジョンAF」によって撮影を快適にしながら滑らかで高画質な映像に仕上げられます。

4Kで撮影した映像を後からアングルの編集・補正ができる「あとから補正」により、きれいな画角で保存が可能。上質なフルハイビジョン動画として本体に保存できる機能も魅力です。

被写体を明るくしつつ背景を暗く合成撮影できる動画の「HDR(ハイダイナミックレンジ)記録」はボタン1つで切り替え可能ですから逆光での撮影では重宝します。

4Kならではの高画質とコンパクトサイズの快適な撮影を両立したい人、コンパクトでも豊富な機能性が欲しい人に最適ですよ。

パナソニック デジタル4KビデオカメラHC-VX1M/VZX1M

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4K対応モデルでありながら比較的リーズナブルな価格となっているのがこちらの製品です。

上記モデルと同様に「あとから補正」も搭載されているほか、「新開発ライカディコマーレンズ」の採用から広角25mmと光学ズーム24倍を実現した製品です。

撮影シーンや条件を自動で判断してブレ補正を行う新機能「アダプティブO.I.S.」のほか、シーンに合わせて自動でコントラストを最適化する新機能「インテリジェントコントラスト」によってワンランク上の映像表現を目指せますよ。

ソニー Handycam(ハンディカム)FDR-AX45

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4K撮影に加えて専用開発の「Exmor R(R)(エクスモアアール)」CMOSイメージセンサー、「ZEISS(ツァイス)バリオ・ゾナーT*(ティースター)」レンズ、高速画質処理エンジンといった高画質技術の搭載により映像を美しくリアルに。

ソニー製品の特徴とも言える「空間光学手ブレ補正」ももちろん搭載されていますから、動きながらの撮影もズーム撮影もブレにくく。

加えて、本体上部に設置されているマイクは5方向からの集音が可能な構造が採用されています。

これにより集音性の向上とともにノイズ低減を実現し、高画質録画とともにクリアな高音質録音も可能に。

JVCケンウッド 4Kメモリームービー エブリオR GZ-RY980

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防水・防塵・耐衝撃・耐低温といった4つの保護性能「QUAD PROOF」を搭載したタフボディはそのままに、4K画質の撮影が可能&コストパフォーマンスに優れたモデルがこちら。

もちろん「エブリオR」シリーズの特徴として挙げられる長時間撮影を叶える大容量内蔵バッテリーを搭載。

その連続撮影可能時間はなんと4Kモードで約4.5時間、フルHDモードで約5.5時間と業界内最長を誇ります。

4K動画から静止画を切り出せる機能のほか、連続記録・同時記録が可能となる「ダブルSDカードスロット」、明るい環境下での視認性が向上する「反射低減液晶モニター」など……撮影シーンが広がるだけでなく豊富な機能性から様々な楽しみ方が可能となっています。

まとめ

大切な思い出をきれいにクリアに残すにあたり、ビデオカメラの画質や機能性は大切です。

それと合わせて本体サイズや質量そして連続撮影時間を確認しておくこともまた、無理のない快適な長時間撮影には欠かせない要素となりますよ。

撮影者への負担を最小限に抑えることもより良い撮影や上質な映像には必要となりますから、最適なビデオカメラを選ぶようにしましょう。

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