社会人になってからも使う機会が多いシャーペンですが、使いにくいシャーペンだと仕事や勉強の効率も悪くなってしまいます。
最近は自動で芯が出るタイプや筆圧の強さを和らげるタイプなど、便利なシャーペンが増えているんです。
ずっと同じシャーペンを使っているという方、機能性の高いシャーペンに買い換えてみませんか?
シャーペンを変えるだけで気分も変わって、仕事や勉強に力が入りますよ!
今回は、最新モデルを中心におすすめのシャーペンをリーズナブルなものと高級なものに分けてご紹介します。
シャーペンの最新モデル・機能とは?
最近のシャーペンは各メーカーそれぞれ便利機能の開発に力を入れています。
ぺんてるやゼブラからは「芯が折れない」シャーペンや、強い筆圧で芯が折れないように工夫されているもの、人間工学に基づいたデザインのものなど、より便利で使いやすい商品が増えています。
また、ペリカンやカランダッシュ、ラミーなど高級筆記用具メーカーのシャーペンは気の利いたギフトとしても人気です。
シャーペン選びのポイント
①用途に適したタイプのシャーペンを選ぶ
特にこだわりがない場合は、一般的なシャーペンでも十分ですが、より精密な文字や線を書ける製図用シャーペンや、カラーボールペンがついているマルチシャーペンが便利でおすすめです。
特に製図用シャーペンは、軸が強くて長時間作業しても疲れにくいものが多く、デザインもかっこいいので学生からの人気も高いです。価格も一般的なシャーペンとさほど変わらない製品が増えています。
勉強用に購入するなら、強調したい部分はカラーボールペンで書くとあとからノートを見返すときに便利なので、マルチシャーペンがおすすめです。
②筆圧の強さや手の大きさで軸の太さを選ぶ
筆圧の強さや手の大きさは、シャーペンの描き心地の良さに影響します。軸の太さが合っていないと描き心地が悪く不便なので、筆圧の強さと手の大きさに合わせて軸の太さを選びましょう。
- 筆圧が強くてが大きい:細い軸
- 筆圧が弱くて手が小さい:太い軸
あくまでも目安なので、気になる商品があれば実際に店頭で手にして描き心地を確認してください。
③軸の素材をチェックする
シャーペンを握ったときのフィット感や耐久性は、軸に使われている素材から確認できます。
用途や癖によって合う、合わない素材があるので、どのようにシャーペンを使うかイメージしてみてください。
- 長時間使うことが多い:木軸または柔らかいグリップ付きのシャーペン
- ペンを垂直に立てて書く癖がある:重さのある金属軸
- ペンを寝かせて書く癖がある:木軸、プラスチック軸
中でもプラスチック軸のシャーペンは、他のシャーペンと比べてリーズナブルなので、たまに使う程度であれば素材にこだわらず、プラスチック軸のシャーペンでも十分でしょう。
ただし、プラスチック軸は滑りやすく耐久性が低いため、長時間使って手汗をかく人や使う頻度が多い人には不向きです。
一つのアイテムを長く使うことが多い人は、耐久性に優れている木軸のシャーペンがおすすめです。
木軸のシャーペンは使い続けることで味が出てきて愛着が湧きますし、より自分の手にフィットするようになります。
④筆圧が強い人は折れない・圧力吸収タイプを選ぶ
筆圧が強いと芯がよく折れてストレスが溜まりますよね。最近は筆圧が強い人に嬉しい折れないシャーペンが人気です。
また、クッションの効果で筆圧を吸収し、芯が折れるのを防ぐシャーペンもあるので、筆圧が強い人は要チェックですよ。
⑤芯を選ぶポイント
文字が小さめ、細かくメモを取ることが多い人は細い芯(0,2?0.3mm)がおすすめです。
ただ細い芯は折れやすいので、筆圧が強い人は折れにくいシャーペンで使いましょう。
メモはパパッとラフに書く、イラストの下書きに使うという人は太めの芯(1.3~2.0mm)がおすすめです。
鉛筆感覚で使える太さなので、芯が折れるストレスなく使いやすいですよ。
⑥より使いやすくなる便利機能もチェック
シャーペンを使う頻度が多いなら、ぜひ便利機能付きのものを選んでみてください。
描きながら消しゴムを使える「消しゴム内蔵タイプ」
シャーペン本体を振ると消しゴムが出てくるタイプがおすすめです。
蓋を外して使う消しゴム付きのものは、蓋を外す手間がかかりますが、消しゴムがシャーペン本体に内蔵していると振るだけで使えるの便利です。
ムラのない細くて綺麗な字が描ける「自動芯回転機能」
長時間シャーペンを使っていると芯が一方向にだけ削れ、次第に文字が太くなってしまいます。
ノートやメモを綺麗に取ることにこだわるなら、文字の仕上がりが一定になる自動芯回転機能がついたシャーペンがおすすめです。
シャーペンの芯が勝手に回って常に尖った芯で文字が書けます。
芯を出しやすい「サイドノック機能」
シャーペンの側面部分にノックボタンがついていると、手を止めずにシャーペンの芯が出せて便利です。
特に手が小さくてトップのノックが押しにくいという方は、ぜひチェックしてみてください。
1,000円台のおすすめシャーペン5選
1. ゼブラ デルガード P-MAS85
・芯の太さ:0.3mm
・本体素材:プラスチック製
・重さ:10g
・グリップ:ー
・便利機能:芯が折れない、芯ガード
芯が折れないタイプのシャーペンで、強い筆圧も内蔵されたバネが吸収してくれます。
また、短いシャーペンの芯でもつまらないように作られているので、芯詰まりで使えなくなることもありません。
素材が軽量なプラスチック製なので、手汗をかきやすい人は滑りが気になるかもしれません。
メモをパパッと書くためだけに使うなら十分使えますよ。
2. 三菱鉛筆 シャープペン ユニアルファゲル クルトガ
・芯の太さ:0.5mm
・本体素材:PC樹脂
・重さ:20.6g
・グリップ:◯
・便利機能:自動芯回転機能
機能性に優れたシャーペンが多い三菱鉛筆の中で、1,000円台で購入できるハイスペックなシャーペンです。
新開発した「クルトガエンジン」という自動芯回転機能により、細かい字を一定に書き続けることができます。
価格が安い「クルトガアドバンス」というモデルもありますが、こちらのモデルはグリップ部分が柔らかく衝撃を吸収するゲルを採用しているため、長時間書き続けても手が疲れません。
3. パイロット ドクターグリップ プレイボーダー HDGCL-50R
・芯の太さ:0.5mm
・本体素材:プラスチック製
・重さ:19.8g
・グリップ:◯
・便利機能:フレフレ機構
グリップシャーペンのロングセラーシリーズ、「ドクターグリップ」の中でも、デザインにこだわりたい方におすすめのモデルです。
グリップのボーダー部分は、組み替え可能で、本体の透明部分にはシールやラメが貼りやすいデコレーション用フィルム付きなので、自分好みにデザインして楽しめます。
芯は独自のフレフレ機構により、本体を振るだけで出てくるので便利、グリップ部分は程よい柔らかさのシリコンラバーで、握り心地も文句なしです。
カラーバリエーションが13色もあるので、より自分好みのシャーペンが見つかります。
4. ぺんてる 万年ケリー キャップ式 P1035
・芯の太さ:0.5mm
・本体素材:金属製
・重さ:22g
・グリップ:ー
・便利機能:芯先保護
仕事でシャーペンを使う頻度多いと、シャツの胸元ポケットや制服ポケットの中などにシャーペンを入れておくと便利ですよね。
ぺんてるの「万年ケリー」は、芯先を保護できるキャップがついているので、ポケットに入れたままでも芯で汚れることがありません。
1,000円以内で購入できるのに、高級感のある万年筆のようなデザインも魅力です。
重さがあるので安定感のある書き心地で、本体の後ろ部分には消しゴムもついていて便利に使えます。
5. トンボ鉛筆 モノグラフワン DCD-121C
・芯の太さ:0.5mm
・本体素材:プラスチック製
・重さ:ー
・グリップ:ー
・便利機能:消しゴム内蔵
シャーペンの消しゴムは硬くて使いにくい、というイメージをお持ちの方は多いと思います。
トンボ鉛筆の「モノグラフワン」は、MONOシリーズの消しゴムを採用しているので、ストレスなく文字が消せます。
また、シャーペンの消しゴムは減ってくると中に詰まるようになり、使いにくくなりますが、こちらは回転繰り出し式なので、好みの長さに調節して使えるのでストレスがありません。
プレゼントにもおすすめ!ブランドシャーペン3選
1. LAMY サファリ イエロー シャープペンシル
・芯の太さ:0.5mm
・本体素材:プラスチック
・重さ:12g
・グリップ:ー
・便利機能:ー
ドイツの老舗筆記具ブランド、ラミーの中で比較的リーズナブルなモデルのシャーペンです。
ポップなカラーリングにワイヤー製のクリップがついていておしゃれ。厚手の衣服のポケットにもクリップで挟めるので、仕事の作業着のポケットに入れるのにもぴったりです。
価格が安いので勉強を頑張るお子様にちょっとしたプレゼントとしても喜ばれる事間違いないなしです。もちろん自分用に購入しても良いでしょう。
2. ウォーターマン メトロポリタン エッセンシャル S2259455
・芯の太さ:0.5mm
・本体素材:金属製
・重さ:27g
・グリップ:ー
・便利機能:ー
130年以上の歴史を持つフランスの高級筆記具ブランド、「ウォーターマン」の高級シャーペンです。
本体にはさりげなくブランドロゴが刻印されていて、上品なデザインになっています。
ギフトにぴったりな高級感のある化粧箱入りです。お子様の就職祝いや恋人、友人の昇進祝いのプレゼントに最適です。
3. ロットリング 800+ メカニカルペンシル+
・芯の太さ:0.5mm、0.7mm
・本体素材:金属、シリコン
・重さ:25g
・グリップ:◯
・便利機能:タッチペン付き
ドイツ生まれの製図筆記具ブランド、「ロットリング」のシャーペンは、製図用筆記具を長年作り続けていたことから、線が引きやすく長時間の筆記でも疲れにくくなっています。
また、スタイラス機能によりスマホやタブレットのタッチペンとしても使用可能なので、スマホやタブレットでイラストを描くという人にもぴったりです。
グリップ部分にはメタル製の特別加工が施されており、滑りにくく握り心地がしっかりしています。
シャーペンを買い換えて仕事も勉強ももっとはかどる!
自分の手にぴったり合う書き心地の良いシャーペンを使えば、自然と仕事や勉強の能率もアップします。
グリップの握り心地や芯の書きやすさなど、自分の好みの使い心地のものを探しましょう。
今回ご紹介したおすすめシャーペンの中で、気になるものがあればぜひ店頭で実際に手にして、握り心地や書き心地をチェックしてみてください。