公開日: 2021年6月12日 更新日: 2026年10月12日
炊飯器のおすすめ13機種【2026年】一人暮らしの3合から保温・冷凍で選ぶ
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情報確認日:2026年10月11日
炊飯器を選ぶときに先に決めたいのは、一度に炊く量と、炊いたごはんの食べ方の2点です。この2点が決まれば、候補は絞れます。一人暮らしなら、3合炊きから見れば足ります。
少量を炊いて余りを冷凍するなら、3合までのタイガー「JBS-G055」が候補になります。冷凍ご飯メニューがあり、白米は0.5〜3合を炊けます。週末に4合以上をまとめて炊くなら、5.5合の機種が分かれ目です。
この記事は、メーカー公式の仕様をもとに、13機種を炊飯量・保温・冷凍用メニュー・手入れ・設置寸法で比べています。まず「迷ったら、普段の食べ方から候補を絞る」で、自分の使い方に近い機種を確認できます。
一人暮らしの炊飯器は、3合炊きから見れば足りる
一人暮らしなら、まず3合炊きから見れば足ります。3合は茶碗約6杯分で、毎日少しずつ炊く人にも、数食分を炊いて冷凍する人にも使いやすい大きさです。
迷うのは3合と5.5合の間です。決め手は、一度に炊く量と、炊いたごはんをどう食べるかの2点です。
1合は茶碗何杯か、3合で何日分か
象印は、茶碗1杯分の目安を炊飯前のお米約75gで換算しています。この換算では、3合が茶碗約6杯、5.5合が約11杯です。タイガーは0.5合を「お茶碗一膳分」としており、どちらも1合=茶碗約2杯と読めます。

3合で何日分かは、「6杯 ÷ 1日に食べる杯数」で出せます。1日に2杯なら約3日分、1日に1杯なら約6日分です。茶碗の大きさや盛りで杯数は変わるので、普段の盛りに合わせて読み替えてください。
炊飯容量の目安は「1回の食事+お弁当+冷凍する分」です。毎回食べきる分だけ炊くなら、3合は余裕のある大きさです。
注意したいのは、本体の「3合」「5.5合」という表記は最大の炊飯量で、メニューごとに炊ける量は別という点です。少量炊きや炊き込みごはんなどを使う予定があるなら、メニューごとの炊飯量も候補の仕様で見比べましょう。
週末にまとめて炊く・お弁当も作るなら5.5合も候補に入る
平日は2合ほど、週末だけ4合を炊く使い方なら、5〜5.5合の機種を見ます。3合炊きは3合が上限なので、4合は一度に炊けないためです。
反対に、まとめ炊きを月に数回しかしないなら、3合に絞って冷凍用のメニューがある機種を見るほうが、置き場所と購入費を抑えられます。
5.5合の具体的な候補は、購入費を抑えたい人向けの象印 NL-DT10と、保温と手入れを重視する人向けの象印 NW-YD10です。
迷ったら、普段の食べ方から候補を絞る
炊く量の見当がついたら、次は食べ方です。冷凍するか、保温を使うか、早く炊きたいか。自分に近い行を見つけて、その機種のカードから読み始めてください。
平日は少量を早炊きする
RM-D793Wは0.5合の早炊きが最短約19分(メーカー条件つき)。JPD-G060は0.5合から炊け、早炊きと冷凍ご飯のメニューがあります
週末にまとめて炊き、お弁当も作る(5.5合)
保温はNL-DT10が最大24時間、NW-YD10が最大30時間。NW-YD10の毎回洗う部品は内ぶたと内釜の2点
仕様の出典:JBS-G055、JPF-G055、JPD-G060、RM-D793W、NP-GM05、NP-RU05、NL-BF05、NL-DT10、NW-YD10、KS-CF05E、RC-6PXX、NJ-SE06H、ライスポット ミニ RP19A。
保温と早炊きの数値は、メーカーが示す対象メニューと測定条件つきのものです。同じ30時間でも、食味が同じことを示すものではありません。
炊飯器選びで先に決めたい4つのこと
機能の名前が多くて迷うときは、次の4つだけを順に確かめてください。自分の暮らしに関係しない機能は、読み飛ばして構いません。機種ごとの数値は、後ろの商品カードと一覧表にまとめています。
1.加熱方式(マイコン・IH・圧力IH)で何が違うか
炊飯器の加熱方式は、内釜をどこでどう温めるかで分かれます。名前だけが並ぶと分かりにくいため、仕組みを1つずつ見ます。

マイコン式は、本体の底にあるヒーターで内釜を温めます。構造が単純で、価格の安い機種はマイコン式が多くなっています。
IH式は、電磁誘導の働きで内釜そのものを発熱させます。底面のヒーターで温めるマイコン式と違い、釜そのものが熱を出します。
圧力IH式は、IH式に圧力を加える方式です。圧力をかけると水の沸点が上がり、100℃を超える温度で炊けます。
ただし、方式だけで炊き上がりの食感が決まるわけではありません。同じ方式でも、炊き方の設定や内釜は機種ごとに違います。方式を決めたら、食感の炊き分け設定があるかも見ておくと、買ったあとに「思っていたものと違った」となりにくくなります。
2.保温派と冷凍派で、重視する機能を変える
炊いたごはんを食べきるまで炊飯器に置くなら、見るのは最大の保温時間と、その時間が使えるメニューです。メーカーの数値は「メニューによって異なる」と注記されていることが多く、すべての炊き方で最大時間が使えるとは限りません。
保温に向かない例も、メーカーは載せています。象印のある機種では、少量のごはんの長時間保温、炊き込みごはんなど具や調味料を加えたごはんの保温、冷めたごはんからの保温などが、避ける例に挙がっています。炊き込みごはんをよく作る人は、この点も見ておきましょう。
炊いたあとに冷凍する人は、保温時間より先に、冷凍用のメニューがあるかと、そのメニューで炊ける量を確かめてください。タイガーは冷凍ごはんメニューを、冷凍用のごはんが炊けるプログラムとして、白米よりも時間をかけて吸水させると説明しています。メニューごとに炊ける量は違うため、量は機種ごとの仕様で見ます。
保温をほとんど使わない人は、保温時間の長さを重く見なくて構いません。炊飯後の保温機能がない機種や、保温を使うかどうかを選べる機種もあるので、保温を使う日があるかどうかを先に決めると、候補を絞りやすくなります。
3.毎日洗う部品と、手入れのしやすさを見る
手入れは、毎回洗う部品の名前で比べます。「洗う部品は2点」とあっても、数え方はメーカーで違うため、各社が使う部品名(内なべ、内ぶた、蒸気口まわりの部品など)まで見てください。蒸気口の部品を取り外して洗う機種は、洗う点数が増えます。
食洗機に入れられる部品も、機種で異なります。象印のある機種では、内なべは食洗機に入れないこととされています。内ぶたなど、洗える部品が決まっていることもあるため、食洗機を使う人は部品名で確かめましょう。
本体のまわりの拭き掃除は、洗う部品とは別に必要です。庫内や天面が平らで拭きやすいか、においを取ったり内部を洗ったりするクリーニング機能があるかも、手入れの手間を左右します。炊き込みごはんなどのにおいが気になる人は、クリーニング機能の有無を見ておくと安心です。
4.置き場所は寸法だけでなく、蒸気の出方と操作部の位置も見る
置き場所を決めるときは、幅×奥行×高さに加えて、ふたを開いたときの高さを見ます。ふたを開くと本体の上に空間が要るため、棚板の下に置く場合は、閉じた高さではなく開いた高さが収まるかが分かれ目です。

蒸気の出方も、置ける場所を変えます。象印のある機種では、壁や家具の近くで使わないこと、キッチン用の収納棚などで使うときは中に蒸気がこもらないようにすることが、使い方の条件です。蒸気を抑えるメニューや機能(象印の「蒸気セーブ」など。名称は各社で異なります)があるかどうかも、置き場所を決める材料になります。
ただし、蒸気を抑えるメニューでも「全く蒸気が出ないわけではない」と、同じ象印の機種に書かれています。
操作部が天面にあるか、前面や側面にあるかでも、置ける高さが変わります。天面にあると、目線より高い棚に置いたときは操作しづらいことがあります。
放熱や蒸気のために空ける間隔は、購入する機種の設置条件に合わせます。各機種の寸法の数値は、この記事の後半にある一覧表で確かめられます。
一人暮らしにおすすめの3合〜3.5合モデル
3合〜3.5合クラスの11機種を、使い方の条件ごとに4つに分けて並べます。仕様はメーカー公式の情報で確かめた内容です。価格と在庫は日々変わるため、購入前に各販売ページで確かめてください。
各機種の説明は、炊飯量・メニュー・保温の順に書き、最後に「毎回洗う部品」「食洗機」「本体まわりの拭き掃除」を同じ順で載せています。
購入費を抑えたいマイコン式(象印 NL-BF05 など)
購入費を抑えたい人は、まずマイコン式の3合機から見ます。ごはんを炊く・保温する・たまに玄米や雑穀を炊く、といった基本の使い方で足りる人は、この2機から選べます。
保温を使いながら、購入費を抑えて3合機を選びたい人に向きます。白米は0.5〜3合に対応し、最大電力495Wです。
無洗米メニューがあり、保温は「うるつや保温」で24時間まで(メニューによって異なります)。冷凍用のメニューは公式の仕様に見当たりませんでした。
本体寸法は幅23.5×奥行32.5×高さ19.5cmで、外ぶたを開けたときの高さは約36.5cm、質量は約2.7kgです。
毎回洗う部品は、なべ・内ぶたセット・蒸気口キャップ(しゃもじと計量カップも洗います)。食洗機・食器乾燥器は使わないよう案内されています。本体は、外ぶたの内側と本体部分を固く絞った柔らかい布で拭きます。(出典:象印 NL-BF05)
炊飯・保温・玄米や雑穀の炊き分けがあれば足りる人に向きます。白米は0.5〜3合で、玄米・雑穀米のメニューと、パン作りの発酵・焼き上げメニューがあります。
保温は12時間で、早炊きにあたる「おいそぎ炊飯」機能があります。冷凍用のメニューは、公式サイトでは確認できませんでした。
本体寸法は幅232×奥行275×高さ190mm、質量は約2.7kgです。取っ手つきの内釜で、天面はフラットです。
お手入れが必要な部品は、内ぶた・蒸気口ユニットと内釜の2点で、取り外して丸洗いできます。食洗機への対応は公式サイトで確認できず、本体まわりの拭き掃除の指示も確認できませんでした。(出典:シャープ KS-CF05E)
冷凍ストックが中心の人に(タイガー JBS-G055・ツインバード RM-D793W など)
週末にまとめて炊いて冷凍する人は、冷凍用のメニューがあるかを先に見ます。冷凍用メニューを備えた2機種と、保温を使わず炊きたてを食べ切る使い方に向く1機種を並べます。
炊いたごはんを冷凍して、必要な分だけ食べる人に向くマイコン式です。白米は0.5〜3合に対応し、冷凍ご飯メニューは白米よりも時間をかけて吸水する炊き方です。ほかに極うま・エコ炊き・玄米・炊込みなどのメニューがあります。
早炊きは0.5合で約24分、3合で約41分が目安です(室温23℃・水温23℃の場合)。保温は白米・無洗米が対象で、メーカーの資料は12時間以上の保温をしないよう案内しています。本体寸法は幅24.7×奥行27.8×高さ19.2cm、ふた開き時の高さは約38.5cm、質量は約2.7kgです。
毎回洗う部品は、製品ページでは内なべと内ぶたの2点です(メーカーの資料では、内ぶたまわりのスチームキャップ部も洗う項目に入ります)。食洗機・食器乾燥器は使えません。本体の外側と内側は、固く絞った布で拭きます。(出典:タイガー JBS-G055)
冷凍ごはんモードと早炊きを両方使いたい人に向きます。0.5合から炊け、早炊きモードは0.5合・室温26℃・水温26℃の条件で最短19分とされています(自社調べ)。ごはんのかたさを5段階から選ぶ「お好み」モード、炊き上がりを10分単位で遅らせる「ぴったり予約」、夜間向けの消音モードがあります。
お手入れは、内ふたを取りはずして水洗いできます。毎回洗う部品の名前と食洗機への対応、本体まわりの拭き掃除は、公式サイトでは確認できませんでした。本体寸法は幅230×奥行280×高さ190mm、ふたを開いたときの高さは405mmです。(出典:ツインバード RM-D793W)
炊いたごはんを保温せず、その回に食べ切る人向けの、IH調理器と鋳物ホーロー鍋の組み合わせです。炊いた分を食べ切れないときは、保温ではなく自分で冷凍などの保存をする使い方になります。公式サイトは、ごはんの保温はできず、温め直しを勧めています。
冷凍用のメニューはありません。白米・玄米は0.5〜3合で、調理モードは鍋料理や低温調理にも使えます。
セットの寸法は幅218×奥行250×高さ173mm、質量は約5.0kg(鍋は約2.8kg)です。炊き上がったあとは、すぐに飯返しをします。
毎回洗うのは鍋です。食洗機は、ライスポットの公式サイトで基本的に使用可(鍋単独で入れ、研磨剤・漂白剤入りの洗剤は使わない)とされています。ポットヒーター側は水洗いできず、よく絞ったふきんで拭きます。(出典:バーミキュラ ライスポット スペック)
少量でも保温を使いたい人に(象印 NP-GM05・NP-RU05 など)
少量でも炊いたごはんを半日以上置く人は、保温の最大時間と、その時間が使えるメニューを確かめます。象印・三菱・タイガーの3社から、保温を使う前提で見やすい4機種を並べます。
少量炊飯と保温を両立したい人が、最初に見るIH式です。白米は0.5〜3合で、うるつや保温は30時間まで、高め保温は12時間までです(メニューによって異なります)。熟成炊き(白米)があり、冷凍用のメニューは公式の仕様に見当たりませんでした。
本体寸法は幅23×奥行30×高さ19cm、ふた開き時は約36cm、質量は約3.2kgです。
毎回洗う部品は、なべ・内ぶたセット・蒸気口キャップ(しゃもじと計量カップも洗います)。内ぶたセットは取り外して洗います。食洗機・食器乾燥器は使わないよう案内されています。
本体は、外ぶたの内側と本体部分を固く絞った柔らかい布で拭きます。においが気になるときのクリーニング機能があります。(出典:象印 NP-GM05)
保温を使いながら、食感も選びたい人のための圧力IH式です。圧力の強さと時間を変えて、ふつう・しゃっきり・すしめしの3通りに炊き分けます。
うるつや保温は30時間まで(メニューによって異なります)で、熟成炊きは白米と玄米にあります。内釜のフッ素加工は3年間無償交換されます。
本体寸法は幅23×奥行32×高さ19.5cm、ふた開き時は約36.5cm、質量は約4.1kgです。
毎回洗う部品は、なべ・内ぶたセット・蒸気口セット(しゃもじと計量カップも洗います)。圧力調整装置は異物がないかを確認します。食洗機・食器乾燥器は使わないよう案内され、本体は外ぶたの内側と本体部分を固く絞った柔らかい布で拭きます。(出典:象印 NP-RU05)
保温の仕方を選びたい人に向きます。保温は「たべごろ保温」(12時間を超えると自動で保温温度が高めになります)、「一定保温」(24時間)、「保温切」(炊飯後1時間程度で切れます)の3つから選びます。
お急ぎモードは0.5合で約22分、2合で約24分が目安です(電圧100V・室温23℃・水温23℃の場合)。冷凍用のモードは、この機種の公式の仕様に見当たりませんでした。
白米は0.5〜3.5合で、本体寸法は幅231×奥行289×高さ204mm、ふた開き時は406mm、質量は約4.1kgです。
洗い物は内釜と内ぶた(メーカーの部品名は放熱板)の2点で、しゃもじとふたパッキンも使うたびに洗います。食洗機・食器乾燥器は使えません。ヒーター板・センサー・上枠と本体は、固く絞った布で拭きます。(出典:三菱電機 NJ-SE06H)
保温と冷凍ご飯メニューの両方を使いたい人に合うIH式です。白米は0.5〜3合で、保温は24時間までです(24時間以上の保温は避けるよう案内されています)。
早炊きは0.5合で約19分、3合で約40分が目安です(室温23℃・水温23℃の場合)。調理メニューやケーキメニューもあります。
本体寸法は幅23.2×奥行32.2×高さ18.1cm、質量は約3.0kgです。
毎回洗う部品は、内なべ・内ぶた(着脱式)・スチームキャップの3点で、食洗機・食器乾燥器は使えません。本体の外側と内側は、固く絞った布で拭きます。においが気になるときのクリーニングコースがあります。(出典:タイガー JPF-G055)
食感の炊き分けまで使いたい人に(東芝 RC-6PXX・タイガー JPD-G060 など)
食感を選びたい人や、少量でも圧力IHで炊きたい人は、3.5合の圧力IH機から見ます。どちらも炊飯量は少なめで、冷凍用のメニューも備えています。
「かため」「匠炊き」「もちもち」の3通りから食感を選びたい人に向きます。最大圧力は1.2気圧(圧力可変)で、冷凍ごはんコースと早炊きコースがあります。保温は白米で24時間(エコ炊飯・玄米・麦ご飯・雑穀米は12時間)で、メニューによって異なります。
本体寸法は幅246×奥行302×高さ216mm、ふた開き時の高さは425mm、質量は約5.1kgです。天面はフラットパネルです。
内ぶたと蒸気口は、取り外して丸洗いできます。ほかに毎回洗う部品の名前と食洗機への対応は、公式サイトでは確認できませんでした。(出典:東芝 RC-6PXX)
少量でも圧力IHで炊きたい人向けの3.5合機です。白米は0.5〜3.5合で、お茶碗一膳分(0.5合)から炊けます。
冷凍ご飯メニューのほか、白米は「白米」「極うま」「エコ炊き」の3種、すし・カレーメニューや麦めし・玄米・雑穀メニューがあります。保温は24時間で、保温あり・なしを選べます。
本体寸法は幅22.7×奥行30.5×高さ19.4cm、ふた開き時の高さは約42.6cm、質量は約5kgです。ふたの上に十分な空間がある置き場所を選びます。
毎回洗う部品は、内なべ・内ぶた(着脱式)・スチームキャップの3点で、食洗機に対応するのはスチームキャップです。圧力をかけて洗う「圧力洗浄」コースがあります。(出典:タイガー JPD-G060)
週末にまとめて炊く・お弁当も作るなら、5.5合モデル
作り置き・お弁当・冷凍にまわす分を合わせて、一度に4合以上炊く人は、3合炊きだと1回で収まりません。そのときに見るのが5.5合の機種です。
5.5合は本体が大きくなり、ふたを開けたときの高さも増えます。置き場所に入るかどうかは、後ろの一覧表の寸法で先に確かめてください。
購入時の負担を抑えたい人と、保温と手入れを重視する人に分けて、象印の2機を同じ順(炊飯量・メニュー・保温・手入れ)で載せます。
象印 NL-DT10|購入費を抑えて5.5合を確保したい人に
購入時の負担を抑えて5.5合を確保したい人に向く機種です。白米は1〜5.5合に対応するマイコン式で、ふつう・やわらかめ・かための3コースから炊き分けを選べます。
保温は「うるつや保温」で24時間まで使えます(白米・無洗米・白米熟成などの対象メニュー)。玄米・雑穀米は12時間まで、炊きこみごはんやおかゆは保温できません。冷凍用のメニューは、公式の仕様・メニュー表に見当たりませんでした。
毎回洗う部品は、なべ・内ぶたセット・蒸気口キャップです(しゃもじと計量カップも洗います)。食洗機・食器乾燥器は使わないよう案内されています。本体は、外ぶたの内側と蒸気口まわりを固く絞った柔らかい布で拭きます。(出典:象印 NL-DT10、象印 NL-DT10(PDF)、公式ストア)
象印 NW-YD10|保温と手入れを重視する人に
保温と手入れを重視する人に向きます。白米は0.5〜5.5合に対応する圧力IH式で、炊き分けは、ふつう・しゃっきり・すしめしの3通りです。
保温は「うるつや保温」で30時間まで使えます(エコ炊飯・ふつう・しゃっきり・熟成・急速・すしめしなどの対象メニュー)。雑穀米・麦ごはん・玄米は12時間まで、炊きこみごはんやおかゆは保温できません。冷凍用のメニューは、公式の仕様・メニュー表に見当たりませんでした。
毎回洗う部品は、内釜と内ぶたセットの2点です(しゃもじと計量カップも洗います)。食洗機に入れられるのは内ぶたセットだけで、内釜は使えません。本体は、外ぶたの内側・蒸気口・つゆ受け部を固く絞った柔らかい布で拭きます。(出典:象印 商品情報、象印 NW-YD10(PDF)、公式ストア)
紹介した機種の冷凍メニュー・早炊き・保温・手入れ・寸法を一覧で比べる
ここまでに紹介した13機種を、冷凍用メニュー・早炊きの目安・保温の最大時間・毎回洗う部品・消費電力量で横に並べました。「冷凍用メニューがあるのはどれか」「平日に早炊きが使えるか」を、機種をまたいで見比べられます。
| 機種 | 炊飯方式 | 白米の炊飯量 | 早炊きの公式目安 | 冷凍用メニュー | 最大保温時間 | 毎回洗う部品 | 消費電力量(炊飯1回/保温1時間) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NL-BF05 | マイコン式 | 0.5〜3合 | 公式サイトで確認できず | 公式サイトで確認できず | 24時間(うるつや保温) | なべ・内ぶたセット・蒸気口キャップ(3点) | 92.4Wh/10.4Wh |
| KS-CF05E | マイコン式 | 0.5〜3合 | 「おいそぎ炊飯」あり・時間は公式サイトで確認できず | 公式サイトで確認できず | 12時間 | 内ぶた・蒸気口ユニットと内釜(2点) | 101.8Wh/11.5Wh |
| JBS-G055 | マイコン式 | 0.5〜3合 | 0.5合約24分/3合約41分(室温・水温23℃) | あり(冷凍ご飯メニュー) | 12時間(白米・無洗米。メーカーの資料は12時間以上の保温をしないよう案内) | 内なべ・内ぶた(製品ページは2点。メーカーの資料はスチームキャップ部も洗う項目) | 89.40Wh/12.7Wh |
| RM-D793W | IH式 | 0.5〜3合 | 0.5合で最短19分(室温・水温26℃・自社調べ) | あり(冷凍ごはんモード) | 公式サイトで確認できず | 内ふた(取りはずして水洗い)。ほかは公式サイトで確認できず | 公式サイトで確認できず |
| RP19A | IH調理器+鋳物ホーロー鍋 | 0.5〜3合 | 公式サイトで確認できず | 公式サイトで確認できず | ごはんの保温は不可(公式サイトのQ&A) | 鍋(ポットヒーター側は水洗い不可) | 公式サイトで確認できず |
| NP-GM05 | IH式 | 0.5〜3合 | 公式サイトで確認できず | 公式サイトで確認できず | 30時間(うるつや保温) | なべ・内ぶたセット・蒸気口キャップ(3点) | 115Wh/14.7Wh |
| NP-RU05 | 圧力IH式 | 0.5〜3合 | 「白米急速」約35〜44分(室温20℃・水温18℃・メーカーの資料) | 公式サイトで確認できず | 30時間(うるつや保温) | なべ・内ぶたセット・蒸気口セット(3点) | 111Wh/12.5Wh |
| NJ-SE06H | IH式 | 0.5〜3.5合 | お急ぎ 0.5合約22分/2合約24分(室温・水温23℃) | 公式サイトで確認できず | 24時間(一定保温) | 内釜・内ぶた(放熱板)(2点) | 126.8Wh/14.9Wh |
| JPF-G055 | IH式(極うま強火IH) | 0.5〜3合 | 0.5合約19分/3合約40分(室温・水温23℃) | あり(冷凍ご飯メニュー) | 24時間 | 内なべ・内ぶた・スチームキャップ(3点) | 134Wh/14.5Wh |
| RC-6PXX | 圧力IH式 | 最大3.5合(最小は公式サイトで確認できず) | 「早炊きコース」あり・時間は公式サイトで確認できず | あり(冷凍ごはんコース) | 24時間(白米) | 内ぶた・蒸気口(取り外して丸洗い)。点数は公式サイトで確認できず | 129.3Wh(白米・匠炊き)/16.3Wh(エコ炊飯) |
| JPD-G060 | 圧力IH式(可変W圧力IH) | 0.5〜3.5合 | 公式サイトで確認できず | あり(冷凍ご飯メニュー) | 24時間(保温あり・なしを選択) | 内なべ・内ぶた・スチームキャップ(3点) | 115Wh/16.0Wh |
| NL-DT10 | マイコン式 | 1〜5.5合 | 「白米急速」あり・時間は公式サイトで確認できず | 公式サイトで確認できず | 24時間(うるつや保温) | なべ・内ぶたセット・蒸気口キャップ(3点) | 162Wh/16.8Wh |
| NW-YD10 | 圧力IH式 | 0.5〜5.5合 | 「急速」メニューあり・時間は公式サイトで確認できず | 公式サイトで確認できず | 30時間(うるつや保温) | 内釜・内ぶたセット(2点) | 140Wh/16.8Wh |
冷凍用メニューの「あり」は、公式の製品ページに冷凍用のメニュー・コース名が書かれている機種です。載っていない機種は「公式サイトで確認できず」とし、冷凍できないという意味ではありません。
早炊きの目安と消費電力量は、各社が測る条件(室温・水温・炊く量・エコ炊飯などのメニュー)が違うため、並べるだけにして優劣は付けていません。保温時間は対象のメニューと条件つきで、「メニューによって異なる」と公式が注記しています。
毎回洗う部品は、しゃもじと計量カップを除いた、各社の部品名での数え方です。メーカーが数える部品が違うため、点数だけで比べず部品名まで見てください。(出典:各社の公式製品ページ・仕様ページ、象印のメーカー資料)
置き場所に入るかどうかは、本体の寸法に加えて、ふたを開いた高さと、蒸気・操作部の位置で決まります。下の表で、棚や家具の下に置いたときの余裕を確かめてください。
| 機種 | 幅×奥行×高さ | ふたを開いた高さ | 蒸気を抑える機能の公式の記載 | 操作部の位置 |
|---|---|---|---|---|
| NL-BF05 | 約23.5×32.5×19.5cm | 約36.5cm | 公式サイトで確認できず | 公式サイトで確認できず |
| KS-CF05E | 約23.2×27.5×19.0cm | 公式サイトで確認できず | 公式サイトで確認できず | 天面(「天面操作&LED表示」) |
| JBS-G055 | 約24.7×27.8×19.2cm | 約38.5cm | 公式サイトで確認できず | 天面(フラット天面パネル) |
| RM-D793W | 約23×28×19cm | 約40.5cm | 公式サイトで確認できず | 天面(操作部の印字が天面に集約) |
| RP19A | 約21.8×25.0×17.3cm(セット寸法) | 公式サイトで確認できず | 公式サイトで確認できず | 公式サイトで確認できず |
| NP-GM05 | 約23×30×19cm | 約36cm | 公式サイトで確認できず | 公式サイトで確認できず |
| NP-RU05 | 約23×32×19.5cm | 約36.5cm | 公式サイトで確認できず | 前面側(メーカーの資料の各部のなまえの図) |
| NJ-SE06H | 約23.1×28.9×20.4cm | 約40.6cm | エコ炊飯モードで蒸気の排出量を抑える | 公式サイトで確認できず |
| JPF-G055 | 約23.2×32.2×18.1cm | 公式サイトで確認できず | 公式サイトで確認できず | 公式サイトで確認できず |
| RC-6PXX | 約24.6×30.2×21.6cm | 約42.5cm | 公式サイトで確認できず | 公式サイトで確認できず |
| JPD-G060 | 約22.7×30.5×19.4cm | 約42.6cm | 公式サイトで確認できず | 公式サイトで確認できず |
| NL-DT10 | 約26.5×37×21.5cm | 約41.5cm | 公式サイトで確認できず | 公式サイトで確認できず |
| NW-YD10 | 約25×36.5×20.5cm | 約42cm | 蒸気セーブメニューあり | 前面側(メーカーの資料の各部のなまえの図) |
表の寸法は設置に必要な余裕を含みません。放熱・蒸気のための空間は、各機種のメーカーが示す設置条件に従ってください。
「蒸気を抑える機能」は、公式の製品ページやメニュー名・説明に書かれているものだけを載せています。操作部の位置は、公式の製品ページの文言か、メーカーの資料の各部のなまえの図で確かめられた機種だけです。
炊飯器を買う前によく迷うこと
まず確かめたいのは、その機種が何合から炊けるかです。この記事の3合クラスの多くは0.5合から炊けますが、象印 NL-DT10の炊飯容量は1〜5.5合で、0.5合は対象外です。平日に少量しか炊かない人は、最小炊飯量を先に見てください。
少量向けの専用メニューを持つ機種もあります。タイガーの「少量旨火炊き」は、お茶碗1〜2杯分など少ない量を想定したメニューです。
ただし同じ機種でも、メニューごとに対象の量は決まっています。公式の表示は「その量で使ってよい」範囲を示すものと考えてください。(出典:タイガー JPW-L(生産終了品の例)、象印 NL-DT10)
冷凍用メニューは、冷凍して温め直したときの食感を考えて炊き方を変えるものです。
メニューが無い機種でも、冷凍すること自体はできます。三菱電機の公式サイトには、通常のメニューで炊いたごはんを、熱いうちにラップで平らに包み、粗熱を取ってから冷凍室に入れる手順があります。
ただ、専用メニューとの食感の差の大きさは、公式の資料では見当たりませんでした。冷凍が中心の人は、メニューのある機種から見る方が確実です。(出典:三菱電機 冷凍ごはんの作り方)
保温時間と対象メニューは分けて確認してください。象印が避ける例に挙げる保温は、前の「先に決めたい4つのこと」で説明したとおりです。NW-YD10の30時間は白米などのメニューが対象で、雑穀米や玄米は12時間まで、炊きこみ・おかゆ・おこわは保温できません。
保温が長い機種でも、普段炊くごはんがその保温の対象に入っているかは別の話です。購入前に、機種ごとの保温の対象メニューを見てください。(出典:象印 NW-YB型、象印 NW-YD10)
※用途に合う仕様を比較した記事です。筆者による実食・実機検証に基づく食味ランキングではありません。
まとめ:炊く量と食べ方を決めてから、候補を絞る
一人暮らしの炊飯器は、3合炊きから見れば足ります。3合は茶碗約6杯分の目安で、1日に食べる杯数で割ると何日分かが分かります。週末のまとめ炊きやお弁当で一度に4合以上を炊くなら、5.5合も候補に入ります。
選ぶ順は、炊く量、保温を使うか冷凍が中心か、毎回洗う部品、置き場所の順です。冷凍が中心なら冷凍用メニューの有無と対応量を、保温を使うなら最大時間とその対象メニューを見ます。使わない機能は、読み飛ばして構いません。
手入れは洗う部品の点数だけでなく部品名まで、置き場所は本体寸法に加えてふたを開いた高さと蒸気・操作部の位置まで確かめます。早炊きの時間や消費電力量は各社の測る条件が違うため、一覧表では優劣ではなく並べて見る材料として使えます。