ペッパーミルは、料理に胡椒の香りや風味をプラスして、料理の味をワンランクアップしてくれる調理器具。
料理が得意な方ならキッチンに絶対置いておきたいアイテムですし、こだわって選びたいという方も多いですよね。
とはいえ、ペッパーミルも種類が多く、手動式や電動式など、タイプもいろいろあって、迷いやすいもの。
そこで、こちらでは使いやすいペッパーミルを厳選し、おすすめ順にご紹介します。
ペッパーミルの選び方もご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ペッパーミルを選ぶときのポイント
ペッパーミルのタイプをチェック
両手でひねる筒状のタイプ
一番ポピュラーなのが筒状の形をしたペッパーミル。両手でガリガリ挽くタイプです。両手を使うので、力を入れやすく、量を調節しやすいのが特徴です。
ただ、筒の部分が油で汚れると滑りやすくなるので、料理中に使うときは両手の水分や油分を拭き取って使わなければいけない不便さも。
また、筒のサイズが手に合わないと持ちにくく、ひねりにくいので、自分の手の大きさに合わせて選ぶことが大切です。
片手で握るグリップ型タイプ
片手だけで簡単に挽けるグリップタイプのペッパーミルは、使い勝手がよく、女性にも人気のタイプ。
ボタン式やレバー式などの種類があり、とにかく簡単な操作で使いやすいのが特徴です。
ただ、1回に挽ける量が少なめなので、キッチンに置いて料理に使うというよりも、ダイニングに置いて味の付け足しに使うほうが便利。
おしゃれな形のものが多いので、置いておくだけで部屋の雰囲気が変わりますよ。
自動で挽ける電動タイプ
電動タイプのペッパーミルは、片手でボタンを押すだけで自動でスピーディーに挽いてくれるので、料理中にも使いやすいのが特徴です。
力が要らないので、握力がなくて両手を使うペッパーミルが苦手という方にもおすすめ。大量に挽きたいときも、これなら疲れ知らずです。
ただ、電動だけに、意外と音も大きく感じるものも多く、モーターに負荷がかかるので、壊れやすいのがデメリット。
電動タイプを選ぶときは、口コミをチェックして耐久性を調べておきましょう。
大きさ・容量をチェック
ペッパーミルは自分の手のサイズに合った大きさのものを使うのがベストです。
両手で使う筒型タイプは、小さすぎても大きすぎても握りにくくなってしまうので、高さ12cm前後のものがおすすめ。男女ともに使いやすい大きさです。
また、片手で使うタイプのものは、大きすぎると手の小さい方は使いづらいと感じることも。手にフィットする形や太さのものを選びましょう。
容量も気になるところですが、たくさん入るものを選ぶ必要はなし。胡椒をたくさん入れて長い間置いておくと、せっかくの香りが飛んでしまうからです。
胡椒の香りを維持するためにも、自分の使用頻度に合わせて、1カ月程度で使い切れる量が入る容量のペッパーミルを選ぶのがコツ。
ちなみに、胡椒は熱に弱いので、ペッパーミルはコンロのそばに置かないように注意してくださいね。
ボディの素材をチェック
木製タイプ
木製のペッパーミルは、いろんなお店でも目にする機会も多い、最もポピュラーなタイプ。色も深みがあって、クラシカルな感じの素材ですよね。
手にもなじみやすく、使えば使うほど味わいも出てくるのが木製ボディのいいところです。
ただ、木製だけにコンロ周りに置いておくと汚れがつきやすく、落ちにくいのがデメリット。また中身が見えないので、残量がわからないところも少し不便さを感じるかもしれません。
ステンレスタイプ
ステンレス性のペッパーミルは、錆びにくく、汚れてもさっと拭き取れて、ずっと清潔に使えるのがメリット。
シルバーの質感で、高級感とスタイリッシュさを兼ね備えているので、男性やプロの料理人にも人気のタイプです。
アクリル・ガラスタイプ
透明なアクリルやガラスで作られたペッパーミルは、中身が見えるので残量も一目瞭然。
シンプルなデザインなのでどんな場所に置いておいても違和感がなく、おしゃれになじみます。
透明なので、汚れや指紋がつくと若干目立ちますが、さっと一吹きすればすぐにきれいになるので、こまめにお手入れすれば大丈夫。
ペッパーミルの使用頻度が多い方におすすめです。
刃の素材をチェック
ステンレス製
ステンレス製の刃は、錆びにくく、水を扱うキッチンでも安心して使えることが一番のメリット。
汚れがついたらさっと拭くだけできれいになるので、お手入れも楽チンです。
ただ、ステンレスは比較的柔らかいので摩耗しやすく、長期の使用に耐えられないものもあります。
鋳鉄製
鋳鉄は硬い金属なので、硬い胡椒もしっかり素早く挽けるのが特徴。
ただし、錆びやすいため、岩塩にはNG。湿気の多いキッチンに置いたままにしていると、刃が錆びてしまいます。
使った後は、湿度の低い場所で保管をするなど、置き場所にも工夫が必要です。
セラミック製
セラミック製の刃を使ったペッパーミルは、丸洗いできて衛生的。錆びにくいため、岩塩にも使え、湿気の多いキッチンに置いておいても安心です。
また、セラミックは摩耗熱を生じにくいので、熱で飛びやすい胡椒の香りをそのままキープできるという点でも◎。
丈夫で耐久性にも優れ、お手入れも簡単なので、女性にも人気です。
ペッパーミルのおすすめ人気ランキング
プジョー ペッパーミル クレモン チョコ 13cm 27933
- ボディ:木製
- 刃:鋳鉄製
- サイズ:径5.4×高さ13.5cm
- 重さ:169g
- タイプ:両手でひねる筒状タイプ
天然木、ブナの木で作られた、昔ながらのオーソドックスなペッパーミル。ペッパーミルの元祖だけあって、風格がありますよね。
プジョーのペッパーミルは、刃が二重構造になっているのが特徴。胡椒の香りが最高の状態で引き立つので、他のペッパーミルとは一線を画しているといった印象です。
刃は鉄製で錆びやすいのがデメリットですが、刃の耐久性は優れているので、保管場所等に注意していれば長く使えます。
中身が見えなくて不便といった声もありますが、料理にこだわる方こそ持ってほしい逸品です。
京セラ セラミックミル スパイス用 CM-15N-BK
- ボディ:ガラス
- 刃:セラミック製
- サイズ:φ51mm×137mm
- 重さ:190g
- タイプ:両手でひねる筒状タイプ
胡椒の風味を損なわないセラミックの刃を使ったペッパーミル。お値段もお手頃で、よく売れている人気のアイテムです。
スパイス用とありますが、岩塩など結晶塩の使用も可。
粗さ調節機能付きで、調節つまみを回すだけで簡単に粗さの調節ができて便利です。
持ちやすい形状でどんな方にも手になじみやすく、使いやすいことが最大の特徴。
分解するのも簡単にできるので、丸洗いでき、いつでも清潔に使えます。(ガラス容器のみ食器洗い乾燥機でも使えます。)
Russell Hobbs(ラッセルホブス)電動ミル ソルト&ペッパー 7921JP
- ボディ:ステンレス
- 刃:セラミック製
- サイズ:高さ23.0×幅6.0×奥行6.0cm
- 重さ:330g
- 備考:電池式(単3乾電池4本)
ワンプッシュで挽ける電動タイプのペッパーミル。スリムでスタイリッシュな形なので、食卓に置いてもおしゃれですよね。
片手で上部のボタンを押すだけなので、料理中、手がふさがっているときにも簡単に使えてとっても便利。ボタンを押しているときだけに胡椒が挽けるようになっているため、量の調節もしやすいです。
ボディはステンレス製ですが、キャビン部分が透明で充填口も広いので、胡椒の補充も楽々。好みに合わせて胡椒の粗さも調節できます。
ボタンを押している間はLEDライトが点灯するので、暗い場所でもOK。キャンプなど、アウトドアでの夜間使用にもおすすめです。
刃はセラミック製なので、錆びにくく、岩塩にも使えますが、丸洗いできない点だけがちょっと残念なところです。
chef’n(シェフィン)ミニペッパーボール CF-0256
- ボディ:プラスチック製
- 刃:亜鉛合金
- サイズ:5.5×5.7×9.3cm
- 重さ:74g
- タイプ:片手で握るグリップタイプ
うさぎの耳の形をした部分を片手で握って胡椒を挽くことができるグリップタイプのペッパーミルです。
カフェなどでよく見かける、おしゃれでかわいいデザインですが、意外にも機能のほうも優れもの。粗さも調節できますし、力を入れずによく挽ける上、軽くてとても使いやすいです。
また、マグネット式なので、冷蔵庫に貼り付けておくとパッと使えて便利です。
ただ、耳の部分がプラスチック製で、さほど耐久性がないため、使用頻度が高いと折れてしまうことも。
頻繁に使うキッチンよりも、テーブル使いのほうがおすすめです。
アスベル フォルマセラミックミル
- ボディ:ガラス製
- 刃:セラミック製
- サイズ:直径6.2×高さ13.5cm
- 重さ:240g
- タイプ:両手でひねるタイプ
プジョーのペッパーミルと同様の優れものと言われる、アスベルのペッパーミル。奈良県で作られている日本製のセラミックミルです。
上部にある調節つまみで粗さを調節でき、両手で右に回すと必要な量を挽くことができます。
サイズ感もちょうどよく、回しやすいだけでなく、耐久性に優れているため長持ちします。結果、コスパもいいので、女性にも人気。
ガラス製なのでそこそこ重さはありますが、使いにくさはなく、安定感があります。
分解もできて丸洗いもできるので、ずっと清潔に使える点でもおすすめです。
プジョー ペッパーミル ナンシー 12cm 900812
- ボディ:アクリル製
- 刃:鉄製
- サイズ:5.7 x 5.7 x 12.1 cm
- 重さ:213g
- タイプ:両手でひねるタイプ
プジョーのアクリル製岩塩専用ペッパーミルです。
木製と同様、耐久性のある鉄製の刃が採用されているため、挽き加減はさすがプジョーといったところ。
透明で中身が見えるタイプなので、残量が一目でわかり、上部のねじでパウダー状から粗挽きまで簡単に調節できます。
大きさも少し小さめで、女性の手にもなじみやすいのが特徴。
胡椒の濃い香りを存分に味わいたい方に手にしてほしい本格派ペッパーミルです。
エフエイト 電動マルチミル
- ボディ:プラスチック製
- 刃:セラミック製
- サイズ:5.5×5.5×17.6cm
- 重さ:222g
- タイプ:電池式(単3電池4本使用)
胡椒と岩塩、どちらも自動で挽けるマルチタイプのミル。上部にあるボタンを片手で押すだけで、好みの粗さに挽ける楽チンなペッパーミルです。
本体をひねると簡単に分解でき、胡椒を入れる透明な部分のパーツは取り外して丸洗いOK。ずっと清潔に使えます。
キッチンに置いても食卓に置いても、しっくりするシンプルなデザインも人気。色もホワイトとブラックがあり、胡椒用と岩塩用、2つ購入する方も多いです。
機能も申し分なく、耐久性にも優れていますが、底にカバーやお皿がないため、下に敷くものが必要です。
リス リベラリスタ ペッパー&ソルトミルS
- ボディ:ガラス製
- 刃:セラミック製
- サイズ:径4.95×12.85cm
- 重さ:156g
- タイプ:両手でひねるタイプ
食卓用のちょこっと使いに重宝するコスパのいいペッパーミル。ホワイト、スカイブルー、レッドのパステルカラーのかわいい色使いが人気です。
粗さもダイヤルで調節可能。デザイン性と機能を兼ね備えた、しっかりとした製品です。
ミルペッパーだけでなく、調味差しなどバリエーションが多いのもリベラリスタの特徴。
シリーズでそろえると、食卓が華やかになりますよ♪
川崎合成樹脂 セラミック スパイス ミルペッパー グレー
- ボディ:プラスチック製
- 刃:セラミック製
- サイズ:約径4.2x高さ11.5㎝
- 重さ:90.7g
- タイプ:両手でひねるタイプ
高さ11.5cmと、少し小さめのかわいいサイズの日本製ペッパーミルです。
ペッパー用だけでなく、ソルト用やセサミ用と3種類あり、色もグレー、ホワイト、ブラックとシックなデザイン。
一般的なミルは曲線型や台形サイズが多い中、このペッパーミルはストレートなボディなので、3つそろえても場所を取りません。
ダイニングテーブルに置いてもじゃまにならない点もおすすめポイント。蓋も付いていて衛生的です。
OXO ペッパー ミル 1188400
- ボディ:プラスチック製
- 刃:セラミック製
- サイズ:15×10.5×7cm
- 重さ:150g
- タイプ:ハンドルタイプ
ハンドルを回して挽くタイプのペッパーミルです。大きなハンドルで力を入れることなく簡単に素早く挽けるので、握力がない方におすすめ。
透明の容器は、残量が見やすく、さらに側面が大きく開くので、胡椒の補給もとてもしやすいです。
底面には蓋も付いていて、食卓を汚すこともなし。
デザイン性では好みが分かれるところですが、使い勝手は非常によく、料理中でもさっと使えて便利です。
まとめ
ペッパーミルで挽いたばかりの胡椒のフレッシュな香りは、料理の味を引き締めて、いつもの料理をさらにおいしくしてくれます。
いろんな種類のあるペッパーミルですが、ぜひ自分なりにこだわって選び、毎日の食生活にちょっとしたアクセントを取り入れてみましょう。
ダイニングやキッチンの雰囲気も変わって気分もアップ。料理がさらに楽しくなるはずですよ♪