外気温が高くなってくると、お風呂は湯船に浸からずに、シャワーだけで済ませてしまうという方が増えてきます。
確かに、暑い季節には湯船で身体をゆっくり温めようという気にはならないかもしれません。
しかし、暑い季節であっても湯船で身体を温めることが美容や健康には役立つのです。そして、湯船といえば入浴剤ですね。
こちらの記事では、暑い季節であっても湯船に浸かったほうがいい理由と、おすすめの入浴剤10選をご紹介しています。
夏でも湯船に浸かったほうがいい理由とは?
湯船に浸かってゆっくりと身体を温めていると、次第に毛穴が開いて毛穴内部の汚れが取れやすい状態になります。
つまり美肌効果を期待できるということですが、湯船に浸かるメリットはそれだけではありません。
血行不良の予防や改善効果
暑い季節になるとエアコンの使用頻度が増えますよね?
エアコンは私たちを外気の暑さから守ってくれる頼もしい存在ではありますが、長時間使用していると思いのほか室温が冷え、身体が冷えてしまうことがあります。
すると、血流の流れが緩やかになって、やがて血行不良を引き起こしてしまうのです。
血行不良は肩こりや腰痛の原因になることがありますが、この症状が起こったときに湯船でゆっくり身体を温めれば、自然に症状が改善されていくでしょう。
むくみ改善効果
血液が正常なスピードで流れ始めると、血液中にあった老廃物が体外へ排出されやすくなり、むくみ改善効果を期待できるようになります。
特に立ち仕事やデスクワークの方の場合では、身体が冷えていなくてもむくみが起こって辛いときがあるのではないでしょうか。
そのような方はぜひ、湯船で身体を温めることを習慣にしてみてください。
徐々に改善効果が現れてくるはずですよ。
リラックス効果
湯船に浸かると身体が軽くなったように感じますが、これはお湯の浮力効果によるものです。
このときの筋肉は自然に緩んで緊張がなくなります。
つまり、湯船に浸かることがリラックス効果をもたらすということですね。
入浴時の注意点について
湯船に浸かるときには、お湯が高温になにないように注意しましょう。
お湯の温度の感じ方は体温によって異なりますが、およそ40~42度までが適温だといわれています。
湯船に浸かることが美容や健康に役立つとはいっても、あまり高温の湯船に浸かると、心臓への負担が大きくなるリスクが高まりますので、できるだけ適温を守るように注意しましょう。
おすすめ入浴剤10選をご紹介!
それでは、おすすめ入浴剤10選をご紹介していきます。
花王 バブ 6種類の香りお楽しみBOX
バブは炭酸ガスでお馴染の入浴剤で、さまざまな香りを楽しむことができることから、発売以来根強い人気を誇っています。
こちらの入浴剤はヒアルロン酸やうるおいオイルが配合されていますので、冬の乾燥肌でお困りの方はもちろんのこと、夏のエアコンによる乾燥肌が気になる方にもおすすめです。
花王 バブ ナイトトアロマ
ロマンティックジャスミン、スイートカモミール、ローズラベンダー、ラベンダーという4種類のアロマの香りが楽しめる入浴剤です。
アロマの香りにはリラックス効果を期待できますので、特に強い疲れを感じているときにおすすめできるでしょう。
バスクリン アロマスパークリング
スプラッシュビーズというはじけるビーズを配合、お湯に入れた瞬間にビーズがシュワシュワとはじけてアロマの香りが漂います。
温浴効果を期待できる硫酸ナトリウムのほか、オーガニックホホバオイルと月見草オイルが配合されていますので、乾燥肌が気になる方には特におすすめの入浴剤です。
さらに、配合されているアミノ酸とビタミンCが塩素を除去しますので、お肌が弱い方でも使用できます。
アユーラ メディテーションバス
女性ファッション誌やテレビ番組でも話題となった入浴剤で、ローズウッド、ローズマリー、カモミールの香りがアロマ効果をもたらします。
入浴剤はグリーンですが、お湯に入れた途端乳白色に変化、それと同時にアロマの香りがふわっと広がるちょっと不思議な入浴剤です。
保湿成分や生薬が配合されているため肌荒れ予防効果や保湿効果を期待できますよ。
きき湯ファインヒート炭酸入浴剤
濃厚炭酸ガス、ジンジャー末、温泉ミネラルを配合した入浴剤で、炭酸ガスの含有量は通常のきき湯の約4倍!お湯に入れるとすぐに発砲、炭酸ガスの刺激が穏やかなマッサージ効果をもたらします。
こちらではシトラスの香りのスマートモデルをご紹介していますが、他4種類を展開していますので、気分によって使い分けると楽しいかもしれませんね。特に疲れがひどいときに試していただきたい製品です。
マックス 汗かきエステ気分 スキンケアローズ
海塩やミネラル成分を配合した入浴剤で、お湯に溶かしてゆっくりと身体を温めていると、じんわりと汗が滲んできます。
海塩やミネラル成分には美肌効果を期待できますので、お風呂を美肌づくりに役立てたい方にもおすすめです。
ローズブロッサムの甘い香りが特徴の入浴剤ですので、リラックス効果も期待できるでしょう。身体が冷えやすい方や汗をかきにくい方には特におすすめの製品です。
クナイプ バスソルト
古代の海水を生成して作られた岩塩と、天然ハーブの精油を配合したら入浴剤です。
全14種類を展開している入浴剤ですので、1種類ずつ試してみるのもアリでしょう。
こちらでご紹介しているオレンジ・リンデンバウムは落ち着いた菩提樹の香りで保温効果はバッチリ!
冬場だけでなくエアコンなどで冷えきった身体にも優しい入浴剤です。
また、ビターオレンジ油をはじめとする保湿成分も配合されていますので、乾燥肌が気になる方にもおすすめできるでしょう。
バスクリン アーユルタイム
オリエンタルハーブ、天然アロマ(ラベンダー、イランイラン)、インド産海塩を配合した入浴剤で、高い温熱効果を期待できます。
ラベンダーやイランイランは天然アロマの中でもやや香りが強いという特徴がありますので、甘くてやや強い香りがお好きな方に向いています。
ほかにもユーカリ&シダーウッドの香り、レモングラス&ベルガモットの香りを展開していますので、気になる方はこれらを使い比べてみてはいかがでしょうか。
バスクリン バスクリンマルシェ
自然由来原料だけを厳選して配合した、薬用入浴剤で、石油系原料、合成香料、合成着色料は一切配合されていませんので、敏感肌の方にもおすすめできる製品です。
保湿成分としてオーガニック認証ホホバ油を配合していますので、季節を問わず乾燥肌でお困りの方にもおすすめできるでしょう。
こちらの製品の売り上げの一部は森林保全に寄付されますので、エコに興味がある方にはピッタリの製品かも。お手軽価格で購入できるおすすめ度が高い製品です。
まとめ
私たちの身体は知らず知らずのうちに冷えていることがあり、その状態を放置していると冷え症になってしまうことがあります。
冷え症になると、「むくみやすい」「真夏でも手足が冷える」「肩こりや腰痛で辛い」などの症状が現れやすくなりますので、そうなる前に予防対策を講じておかなくてはなりません。
今回はおすすめできる入浴剤を10種類ご紹介してきましたが、どの製品も温浴効果はバッチリ、美容や健康に役立ちます。
あまり種類があると迷ってしまうかもしれませんが、どれにしようか迷ったら、とりあえず1種類ずつ試してみて、お気に入りの製品を見つけ出すという方法がおすすめです。