テレビ番組を観るのが好き、忙しくて好きな番組をリアルタイムで観られない、という方にとって、ブルーレイレコーダーは欠かせませんよね。
テレビ番組に限らず、ブルーレイディスクでDVDを高画質で再生でき、1台で様々な楽しみ方ができます。
最近はスマホと連動し、外出先でもスマホで視聴できるモデルもあり、ますます便利になっているため、古いモデルのブルーレイレコーダーを持っている方はぜひ買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
今回は、ブルーレイレコーダー選びのポイントから、格安モデルでも優秀なブルーレイレコーダーと人気メーカーの高性能ブルーレイレコーダーをご紹介します。
ブルーレイレコーダーの選び方
①便利機能搭載モデルを選ぶ
ブルーレイレコーダーについていると便利な機能は、番組の同時録画機能と画質調整機能です。
特に同時録画機能は、最大10チャンネルの番組の録画できるモデルまであり、テレビのヘビーユーザーには欠かせない機能です。
選び方は、テレビの使用頻度で考えると良いでしょう。
あまりテレビは観ないなら1〜2番組、テレビを観ることが多い、または3〜4人家族なら3番組以上を同時録画できると便利です。
色々なチャンネルの番組を満遍なく観たいなら、全番組同時録画対応のハイスペックモデルがおすすめです。
製品の価格は高くなりますが、番組を全て録画して録画忘れを防げます。
画質調整機能は、録画した映像の画質が悪いときに画質を観やすく調整できる機能です。
録画映像に限らず、DVDの画質の悪さも調整できます。
②ハードディスクの容量は1〜2TB以上がおすすめ
容量が小さいと録画できる番組数が少なく、お気に入りの番組を消さなければいけません。
容量が小さいほどレコーダーの価格は安くなりますが、録画した番組を何度も楽しみたいなら、できるだけ多くの番組を録画できる1TB以上のモデルを選びましょう。
または、お気に入りの番組を消す前にブルーレイディスクにダビングしながら使ってください。
500GBでもあまりテレビを観ない人なら十分ですが、容量がいっぱいになりやすいので、余裕を持って1TBのモデルを選ぶ方が便利です。
容量を気にせずにたくさん番組を録画したいなら、3TBの容量のモデルがおすすめです。
地上デジタル放送の番組なら、380時間ほど録画できます。録画のたびに容量を気にして消す手間もかかりません。
③スマホやタブレットで視聴するならWi-Fi対応を選ぶ
スマホやタブレットで録画したものを視聴できると、通勤電車内で視聴したり、お風呂に持ち込んで入浴中に録画映像を楽しむこともできます。
ルーター不要で使えるWi-Fiダイレクト対応モデルなら、ルーター設定なども不要です。
④接続端子をチェックして楽しみ方を広げる
ブルーレイレコーダーと周辺機器に合うケーブルを使えば色々な楽しみ方が可能になります。
- LAN端子:ネット接続でYouTubeなどを視聴できる
- 光デジタル音声出力端子(または同軸デジタル音声出力端子):スピーカーと接続して音響にこだわって楽しめる
- USB端子:外付けHDDで容量を追加できる
⑤外付けHDDを使うなら「SeeQVault」対応モデルが便利
SeeQVault対応モデルのブルーレイレコーダーと外付けHDDなら、別のブルーレイレコーダーやテレビでも視聴できます。
SeeQVault非対応の場合は、録画したレコーダーでしか視聴できません。
⑥予算に余裕があるなら高画質の「4K・Ultra HD ブルーレイ」対応モデルもおすすめ
高価ですが予算に余裕があり、画質にこだわるなら「4K・Ultra HD ブルーレイ」対応のブルーレイレコーダーがおすすめです。
白とびや黒つぶれのない鮮やかな画質と、スポーツなど激しい動きのある映像をなめらかに映し出すハイクオリティなブルーレイレコーダーです。
対応ソフトがまだ少ない、高価という難点ですね。特に画質にこだわらない場合は、他のモデルでも十分でしょう。
【3万円台】安い!コスパ最高のブルーレイレコーダー
パナソニック DMR-BRS530
- 同時録画可能番組数:ー
- 容量:500GB
- Wi-Fi direct対応:ー
- 接続端子:HDMI端子、LAN端子、USB端子
- SeeQVault:◯
- 4K:ー
- Ultra HD ブルーレイ:ー
パナソニックの3万円台で購入できるブルーレイレコーダーは、容量が500GBなので録画したい番組が少ない一人暮らしの方におすすめです。
初期設定は郵便番号を入力し、有線LANでネット接続するだけ、リモコン操作は録る・観るの大きなボタンがついてシンプル操作できるので、機械が苦手な方でも使いやすいですよ。
新番組や特番、映画初放送番組があると番組表の下でお知らせしてくれます。スマホの専用アプリを使えば、保存した録画番組などをハイレゾ音質で楽しむことも可能です。
SONY BDZ-FW500
- 同時録画可能番組数:2
- 容量:500GB
- Wi-Fi direct対応:
- 接続端子:HDMI端子、LAN端子、USB端子
- SeeQVault:◯
- 4K:ー
- Ultra HD ブルーレイ:◯
ソニーの3万円台ブルーレイレコーダーは、価格は安くても高画質再生可能、独自の便利機能で人気です。
「おまかせ録画機能」はキーワードやジャンルを指定するだけで、お好みの番組を高精度で録画してくれるため、忙しくて録画忘れが多い方でも安心です。
また、新機能「新作ドラマ・アニメガイド」を使えば、新作のドラマやアニメを1ヶ月前から予約できるので、見逃さずに視聴できます。
シャープ AQUOS BD-NS510
- 同時録画可能番組数:1
- 容量:500GB
- Wi-Fi direct対応:ー
- 接続端子:HDMI端子、LAN端子、USB端子
- SeeQVault:◯
- 4K:ー
- Ultra HD ブルーレイ:ー
シャープのブルーレイレコーダーは、新作ドラマを丸ごと4週間分予約録画できる「ドラ丸」や、アクオスと合わせて使える「AQUOS タイムシフト」で放送中の番組を一時停止するなど、便利機能多数モデルです。
容量は他社の3万円台ブルーレイレコーダー同様、500GBと少なめですが、使用頻度が少なければ十分使えます。新作ドラマはしっかりチェックしたいという方におすすめです。
東芝 REGZAブルーレイ DBR-W509
- 同時録画可能番組数:2
- 容量:500GB
- Wi-Fi direct対応:ー
- 接続端子:HDMI端子、LAN端子、USB端子
- SeeQVault:◯
- 4K:ー
- Ultra HD ブルーレイ:ー
東芝の3万円台ブルーレイレコーダーは、2番組同時録画対応ダブルチューナー搭載で、裏番組も同時に録画が可能です。
再生コースがスピードごとに4つ用意されており、通常再生・らく見・らく早見・飛ばし見の4コースで簡単再生できます。
スマホと連携する「スマホdeレグザ」機能を使えば、スマホで時短再生やスマホをリモコン、サブディスプレイとして使用可能です。
ハイスペックなブルーレイレコーダーおすすめ
パナソニック おうちクラウドディーガ DMR-BRT1060
- 同時録画可能番組数:3
- 容量:1TB
- Wi-Fi direct対応:◯
- 接続端子:HDMI端子、LAN端子、USB端子
- SeeQVault:◯
- 4K:ー
- Ultra HD ブルーレイ:ー
4万円ちょっとで容量1TB、3チューナーで3番組同時録画ができるブルーレイレコーダーです。
独自機能「おうちクラウドディーガ」を使えば、スマホで録画番組やDIGAにためた写真や動画、CDなどをアプリで楽しめます。
番組ニュース記事から番組を簡単予約する機能も便利です。
デジカメやビデオカメラをUSB端子で接続すると、本体の取り込みボタンを押すだけで写真や動画を取り込めるので、写真撮影やビデオ撮影が趣味の方にもおすすめです。
東芝 REGZAサーバー DBR-M1007
- 同時録画可能番組数:3
- 容量:1TB
- Wi-Fi direct対応:ー
- 接続端子:HDMI端子、LAN端子、USB端子
- SeeQVault:◯
- 4K:ー
- Ultra HD ブルーレイ:ー
東芝のレグザサーバーは、同時録画可能番組数は3つですが、録画チャンネル数は圧倒的に多い7チャンネル。
2週間7チャンネルを録画保存し、予約の手間なく見たい番組を見逃しません。東芝ならではの4つの再生コースで時短で見たいシーンを探しながら鑑賞できます。
おまかせ保存機能を使えば、過去番組が自動編集されてHDDに保存され、うっかり消すことを防げます。
ソニー BDZ-ZW1500
- 同時録画可能番組数:2
- 容量:1TB
- Wi-Fi direct対応:ー
- 接続端子:HDMI端子、LAN端子、USB端子
- SeeQVault:◯
- 4K:ー
- Ultra HD ブルーレイ:ー
便利機能を多数搭載しており、中でも番組の人気ランキングを調べられる「みんなの予約ランキング」が便利です。
ネット通信でユーザーがどの番組を予約しているのか、ランキング形式でチェックできます。見たい番組に悩んだときに参考にすると良いでしょう。
「おまかせ・まる録機能」では、登場人物名やキーワード、ジャンルなどから自動で関連番組を録画予約してくれます。
パナソニック DIGA DMR-BG2050
- 同時録画可能番組数:6
- 容量:2TB
- Wi-Fi direct対応:◯
- 接続端子:HDMI端子、LAN端子、USB端子、光デジタル端子 、i.LINK端子
- SeeQVault:◯
- 4K:ー
- Ultra HD ブルーレイ:ー
6番組同時録画が可能、容量も2TBとたっぷりなので4人以上の家族で使うのにおすすめです。録画番組が重なっても安心ですよ。
番組はもちろん、写真や音楽もディーガのおうちクラウド内に貯めておけるので、家族写真やペットの写真などをアルバムがわりに保存できます。
他社のブルーレイレコーダーと同じく、便利機能もバッチリ搭載されており、「おまかせ録画機能」を使えばキーワードやジャンルで自動録画が可能です。
東芝 REGZAタイムシフトマシン DBR-M4008
- 同時録画可能番組数:3
- 容量:4TB
- Wi-Fi direct対応:ー
- 接続端子:HDMI端子、LAN端子、USB端子
- SeeQVault:◯
- 4K:ー
- Ultra HD ブルーレイ:ー
4TBの大容量ブルーレイレコーダーは、最大7チャンネルの全録対応、ブルーレイディスクを再生しているときでも録画可能のハイスペックモデルです。
「スマホdeレグザ」機能を使うと、番組終了と同時にスマホで録画を楽しめます。
また、スマホで視聴することが多い人には嬉しい「スマホ優先モード」搭載で、スマホでも高画質・高音質で視聴可能です。
まとめ
ブルーレイレコーダーは、寿命が3〜5年ほどなので随分前に買ったものを使っているなら、買い替えを検討してみてください。
最近のブルーレイレコーダーは、録画をスマホで楽しんだり写真や動画をレコーダーに保存したりと、より便利に進化しています。
3万円台で比較的リーズナブルに購入できるモデルもあるので、今回おすすめしたモデルを参考に自分にぴったりの1台を見つけてくださいね!